カルロス・テベスが語る2009年の幻の移籍

元アルゼンチン代表のカルロス・テベスが、ESPNのインタビューで2009年にレアル・マドリードへの移籍が完全に合意していたという驚くべき過去を明かした。

テベスは当時を振り返り、『私がユナイテッドからシティに移籍した時、実はレアル・マドリードに行く寸前だったんだ。信じられないような長い話だよ』と切り出した。彼は『契約書にはサインをして、公証人に預けていた。深夜3時にラモン・カルデロン会長と電話で話して、「ホワイトハウスへようこそ」と歓迎の言葉までかけられたんだ。ペジャ・ミヤトビッチ(当時のSD)とも全ての話がついていて、シーズン終了後に公式発表される手はずになっていた』と詳細を告白した。

しかし、その直後にクラブ内部の政争によりカルデロン会長が辞任に追い込まれ、フローレンティーノ・ペレスが会長に復帰したことで状況が根本から覆った。『カルデロンが追い出されて…契約も全てパーになった』とテベスは語った。

幻となったこの移籍の後、テベスはマンチェスター・ユナイテッドから宿敵マンチェスター・シティへの物議を醸す移籍を決断した。一方のレアル・マドリードは、ペレス新会長のもとでクリスティアーノ・ロナウド、カカ、カリム・ベンゼマらを次々と獲得し、新たな銀河系軍団の時代へと突入していったのである。 (via SPORT)

【本日の総括】

モウリーニョ新監督の意向を反映し、ククレジャやベルナルド・シウバの獲得など、わずか1年で昨夏の大補強を完全に覆す歴史的な大改革が進行中。代表でのクルトワの復帰や若手の去就など、マドリーを取り巻く動きはW杯中も全く止まる気配がない。