サプライズ先発のベイティア!前半の奮闘から後半の致命的ミスまで試練の一夜に

負傷や補強遅れの影響から、21歳の若手センターバックであるルケン・ベイティアが右CBとして大抜擢のサプライズ先発を果たしました。前半は非常に落ち着いた対応を見せ、見事なロングパスをセルヒオ・ゴメスに届けるなどビルドアップでも能力を誇示しました。しかし、マドリードが本気を見せた後半は悪夢の時間となりました。エムバペにスピードで翻弄され、2失点目ではマークを外し、68分の3失点目では自陣のエリア内という極めて危険な場所で、ジュード・ベリンガムをセルフパス(裏へ浮かして抜こうとするドリブル)でかわそうとしてボールを奪われ、そのままヴィニシウスにゴールをプレゼントする致命的なミスを犯しました。現地メディアはこの手痛い失点関与を厳しく評しましたが、マタラッツォ監督は『世界最高の攻撃陣に驚かされただけ。ここから学ぶことで大きく成長できる素材だ』と擁護しています。(via ElDesmarque)

奇跡のクラウドファンディング男!ジョブ・オチェンがベルナベウで先発する感動ストーリー

マタラッツォ監督が左ウイングに起用したケニア出身の22歳、ジョブ・オチェンが、ベルナベウの舞台で輝きを放ちました。スピードを活かした果敢な裏への抜け出しを繰り返し、前半44分には相手DFイブラヒマ・コナテとの競り合いを制して強引にシュート。この跳ね返りがスチッチの同点ゴールを演出しました。オチェンは17歳でプロサッカー選手になる夢を追い、両親や親戚、地元の住民たちが旅費と滞在費を集めた、いわばクラウドファンディングでナイロビからスペインのグラン・カナリア島(マスパロマス)に渡った経歴を持ちます。一時は仲介業者にだまされて荷物ごと路上に放り出される苦難を味わいましたが、地元のテストで才能を見出されました。ソシエダのテスト直前にも大怪我を負ったが、ソシエダがそのままスビエタに受け入れてリハビリを全面的に支援しました。そこからユース、Cチーム、サンセ(Bチーム)を経て、この夢の舞台のピッチに立つ奇跡のストーリーを体現しました。(via MARCA)