激闘の電撃劇! 王者相手の怒涛2点差追いつきと91分残酷決着
ラ・リーガ第6節、ホームのスタジアム・マルティネス・バレーロに王者レアル・マドリードを迎えたエルチェCFは、劇的な展開の末に2-3で破れ、今季初勝利はおあずけとなりました。
試合は立ち上がりから波乱含みの展開となります。開始わずか40秒、高いDFラインの背後を突いた相手の鋭いスルーパスに対し、守護神マティアス・ディトゥーロがペナルティエリア外まで飛び出して間一髪でクリア。その直後にもGKの送球ミスから決定的なピンチを招くなど、エルチェのハイライン守備が序盤から相手攻撃陣の標的となります。
試合が動いたのは25分。アルダ・ギュレルの放った直接フリーキックが右ポストを叩き、その跳ね返りが跳び込んだディトゥーロの手に当たってゴールに吸い込まれる不運なオウンゴールで先制を許します。さらに33分には、相手の素早いビルドアップから右サイドを破られ、キリアン・ムバッペに流し込まれて0-2と点差を広げられて前半を折り返しました。
しかし、マルティン・アンセルミ監督率いるエルチェは後半、見事な反撃を見せます。相手の立ち上がりの緩みを逃さず、果敢なハイプレスとサイド攻撃で主導権を握ると、71分にアビエル・オソリオの豪快なヘディングで1点差に接近。さらに83分には相手のビルドアップのミスを逃さず、途中出場のフェル・ニーニョが鋭いシュートを突き刺してスタジアムを爆発させる同点ゴールを奪いました。
奇跡的な追いつき劇にスタンドの熱気は最高潮に達しましたが、ドラマは91分に待っていました。エルチェが前線でボールを失った瞬間、相手の高速カウンターが発動。ジュード・ベリンガムのスルーパスから右サイドを突破したムバッペの折り返しを、途中で入ったカルロス・エスピに無人のゴールへ押し込まれ、土壇場で勝ち越しを許しました。最後まで死力を尽くして巨人に挑み続けたエルチェでしたが、あまりにも残酷な2-3の敗戦に終わりました。(via SPORT)
