試合後の荒れたピッチと全選手一丸の連帯! セウタ支援Tシャツとヴィニシウス挑発の裏側
この日のマルティネス・バレーロでは、ピッチ上の熱戦だけでなく、試合前後のピッチ外の出来事やスタンドの興奮も大きな注目を集めました。
試合開始直前、両チームの選手たちは自治市セウタへの連帯を示す支援メッセージ『Todos somos Caballas(私たちは皆カバジャス=セウタ市民だ)』と書かれた白いTシャツを着用してピッチに入場しました。エルチェの選手たちは全員がTシャツをしっかりと着用し、地域社会や人道支援への連帯を力強く表現しました。なお、相手チームの一部選手がTシャツを途中で脱ぐなどの振る舞いを見せたことに対し、エルチェ陣営の誠実で一体感のある姿勢が地元ファンから大きな称賛を浴びました。
また、試合中のスタジアムは今季最高の熱気とプレッシャーに包まれました。特に後半、決定機を外し続けた相手FWヴィニシウス・ジュニオールに対し、マルティネス・バレーロのサポーターからは激しいブーイングと合唱が浴びせられ、相手の精神的揺さぶりをかけました。ヴィニシウス・ジュニオールが68分に途中交代する際にはベンチ裏の観客と口論になるなど、エルチェサポーターの圧力が試合の流れを一時引き寄せる一因となりました。
さらに試合終了のホイッスルが鳴った直後には、ピッチ中央でエルチェのMFゴンサロ・ビジャールと相手エースのムバッペとの間で激しい揉み合い(タンガナ)が発生しました。敗戦の悔しさと試合中の激しい接触から火花が散り、主審のヒル・マンサーノ氏からゴンサロ・ビジャールに黄色カードが提示される事態となりました。最後の最後まで感情をむき出しにして戦い抜いたエルチェの選手たちの執念が伺えるシーンとなりました。(via AS)