ハリー・ケイン 昨夏のFW補強でデコFDへ獲得打診があった事実が発覚
昨夏の移籍市場において、バルセロナが退団したロベルト・レヴァンドフスキの後任として、バイエルン・ミュンヘン所属のイングランド人フォワード、ハリー・ケインの獲得を打診されていた事実が明らかになった。代理人関係者からデコスポーツディレクターへ直接提案されたものの、正式な交渉には発展せず観測の域を出ないまま収束していた。
4シーズンにわたりバルセロナの攻撃を牽引したロベルト・レヴァンドフスキが昨夏に退団した。そのため、スポーツディレクターのデコはエースの穴を埋めるストライカー探しに追われることとなる。ジュリアン・アルバレスなど複数の候補が検討される中、意外なルートから世界的ストライカーの名前が持ち込まれたという。
この舞台裏を明かしたのは、スペイン代理人協会会長でありテレビ番組『El Chiringuito』のコメンテーターを務めるペドロ・ブラボ氏だ。同氏は番組内で、自らデコへ直接コンタクトを取り、ケイン獲得の可能性を提案したと告白した。
ブラボ氏が提案を行った背景には、ハリー・ケインがドイツで3年間プレーした実績を持つ点がある。同じバイエルンから加入して結果を残したロベルト・レヴァンドフスキと同様の適応力と得点力を見込めると判断したためだ。
当時、ケイン自身も将来の進路について確定的な決断を下していなかったため、ブラボ氏の提案は一定の現実味を帯びていた。しかし、クラブ間の正式な移籍交渉へと発展することはなく、最終的にこの豪華な選択肢が実現することはなかった。
バルセロナのフロントは退団したエースの後釜として、単なる若手育成にとどまらず世界最高峰の即戦力ストライカー獲得まで模索していた。結果的に巨額の移籍金や給与面などのハードルで見送られたものの、ポスト・レヴァンドフスキ時代を見据えた戦略のスケール感を物語る出来事だ。このエピソードが示すのは、クラブが追求した補強戦略の規模感という点にある。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
バルセロナを中心とした冬の移籍市場に向けた動きと、昨夏の補強戦略に関する舞台裏が相次いで表面化した。守備陣の再構築を図るバルセロナは、ベティスのナタン獲得に向けて資金面と監督の承認を取り付け、1月市場での本格交渉へ道筋をつけつつある。市場が開幕する約2か月後に向けて、クラブ間の条件闘争がどのように推移するかが今後の大きな見どころだ。