エンリケ・リケルメの超大型公約
マドリーの会長選に立候補している37歳の起業家エンリケ・リケルメが、テレビ番組『El Hormiguero』に出演し、衝撃の補強プランを発表しました📺。パブロ・モトスが司会を務める同番組の終盤の23時04分頃、リケルメは背番号9と「Haaland」の名前がプリントされたレアル・マドリードのユニフォームを披露しました。『マドリディスタとして、9番のユニフォームを見るのは喜びだ。ハーランドには契約解除条項があり、彼自身もマドリーに来たがっている』と豪語し、マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドの獲得合意を主張しました🔥。さらに、同クラブのMFロドリ・エルナンデスについても『彼は偉大な選手であり、スペイン人であり、バロンドール受賞者だ。マドリーが補強すべきポジションでプレーしている。彼の代理人とはすでに会話の場を持った。クラブには敬意を払わなければならないが、もし私が会長になれば、ロドリはマドリーでプレーすることになる。月曜日にはシティと交渉の席に着くつもりだ』と獲得を断言しました🤝。
リケルメはこれらの公約の真剣さを示すため、公証人の前で署名した保証書を持参し番組内で開封しました。『もし私がこれらの公約、つまりハーランドとロドリの獲得のいずれかを破った場合、個人的な保証として、来シーズンの10万人いる全ソシオの年会費を私が100%全額自腹で支払う』と宣言しました💰。
監督人事について問われると、『金曜日か土曜日に発表したい。今日発表した補強がワクワクするものなら、監督はさらに…誰もがレアル・マドリードを指揮してほしいと願う人物だ』と焦らしつつも、対立候補のフロレンティーノ・ペレスが発表したジョゼ・モウリーニョの就任について触れられると、『彼は素晴らしい監督だが、我々のプロジェクトのプロフィールとは全く異なるスタイルだ。私のプロジェクトにモウリーニョは好ましくない。我々には別の監督がいる』と一蹴しました🙅♂️。
なお、ロドリ自身はスペイン代表のメディア対応の場で、マドリーの会長候補と話をしたか問われると『今はワールドカップの話をするためにここにいる。私の将来に関するすべては、ワールドカップが終わるまで待つつもりだ』と語り、明言を避けています🤐。一方、ペレスはこのリケルメの主張に対し『リケルメの言うことは何も信じない。彼がロドリの獲得を完了しているはずがない。エージェントから電話があり、彼が選手たちに「ノーとは言わないでくれ」と頼み込んでいると聞いた。彼の言動はすべてがテレビ番組の「嘘だらけ」のようだ。マドリーを救うと言いながら、自分の会社のために54%もの高金利で融資を受けなければならないような人物の言うことは理解できない』と激しく批判しています⚡️。(via Estadio Deportivo, SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo, MARCA)
リケルメのクラブ運営構想
リケルメはスポーツ部門の要として、クラブのレジェンドたちの帰還を公約に掲げています👑。スポーツディレクター(SD)にはラウール・ゴンサレス・ブランコを据え、さらにラ・ファブリカ(下部組織)の責任者およびディレクターとしてフェルナンド・イエロを任命することを発表しました。『ラ・ファブリカには才能以上のもの、つまりリーダーシップ、要求の高さ、そしてマドリディスモが必要だ。16シーズンで740試合以上に出場し、300以上のゴールを決め、代表でも100試合以上に出場した伝説的な存在であるイエロほど、白い家を知り尽くしている人物はいない。構造、価値観、そしてトップチームで成功するという野心を備えたカンテラを構築するために彼を迎え入れる。我々はレアル・マドリードを偉大にしたアイデンティティとDNAを取り戻す』と語り、ユースリーグで優勝してもカンテラからトップチームへ誰も昇格していない現状を嘆きました🌱。また、『実験はもう十分だ。ベンチには経験豊富でロッカールームから尊敬される権威ある人物が来るべきだ。シャビ・アロンソは偉大な監督だが、ヒエラルキーと権威があれば多くの問題が解決したはずだ』とも付け加えました。
リケルメのクラブ運営方針は、ペレスの現体制を強烈に批判するものです。『マドリーの資産の一部(5〜10%)を売却するというペレスの考えは私や多くのソシオにとってレッドラインだ。もし私が会長になれば、クラブのいかなるものも絶対に売却しない。100%ソシオのものであり続ける』と語り、もしスタジアムのネーミングライツ売却のような良いオファーがあれば『非常に心苦しいが、ソシオの住民投票にかける』としました🏟。
また、宿敵バルセロナに対しては強烈な敵意を隠さず、『私はバルセロナが2部に落ちるのを見たいし、消滅してくれても全く問題ない。それは無礼でも何でもない。バルサはサッカーの歴史だが、私はレアル・マドリードだけが勝てばいい。フロレンティーノはスーパーリーグ維持のために、彼らがノックアウトされているすべてのパーティーで4億ユーロを援助し手を差し伸べた。私なら絶対に助けない。ネグレイラ事件があり、審判の副会長に金を払うような戦い方をして、我々から2つのリーグタイトルを奪ったのだから。バルサの会長を無料でやるかと言われたら、ネグレイラの方が繋がりがあるから彼に任せるよ。バルサでは時々、審判を含めて12人でプレーしているからね』と毒舌を連発しました💥。さらに、ペレスの右腕であるアナス・ラグラーリについても『クラブの組織図に明確な役職がないのに、銀行やファンドと交渉し、誰と契約するかなどクラブの全決定権を握っている。誰もが彼の本当の立ち位置を知りたがっている』と不透明な運営を非難しました。
ファンとの距離感についても『ベルナベウはいつも静かで、まるでインスタグラマーのコンテストのようだ。こんな状態は続けられない。シーズンチケット保持者を1万人増やす』と宣言し、転売サイトにチケットが溢れている現状を是正する姿勢を示しました。一方で選手との関係は『クリスマスランチとSDから頼まれたことだけ。選手と関係を持つべきではない』とドライな姿勢を見せています。また、『フロレンティーノの今日のビデオはAIかと思った』『フロレンティーノのデマを否定するのに疲れた』と、選挙戦の異常な熱気を物語る発言も残しています🌪。(via Estadio Deportivo, SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo, MARCA)
フロレンティーノ・ペレスの対抗策
リケルメが『El Hormiguero』で大型補強を発表するのにぶつける形で、フロレンティーノ・ペレスは自身の立候補キャンペーンのSNSを通じてジョゼ・モウリーニョの監督就任を公式に発表しました📱。公開された短いビデオでは、『テレビで彼らが話し、話し、話し続けている間に…』という挑発的なメッセージの後に、マドリーのユニフォームを着たモウリーニョが登場し『Yes(Sí)』と力強く一言だけ発する内容となっています。ペレスはこれに合わせて、選挙スローガンを「Mucha historia por hacer(成し遂げるべき多くの歴史)」から、モウリーニョの愛称をもじった「MOUcha historia por hacer」に変更しました✨。
現在79歳のペレスは、ここ2年間のタイトルから遠ざかっている現状や、ロッカールーム内の内部崩壊や規律の乱れを立て直すため、権威とパーソナリティを持つポルトガル人指揮官の復帰(13年ぶり)に賭けました。マドリーは、モウリーニョが現在率いているベンフィカ(国内リーグで優勝争いから脱落し、来季のCL出場権も逃している)との契約を解除するため、700万ユーロの違約金を支払います💸。この条項は5月末で切れていましたが、代理人のジョルジュ・メンデスの尽力により、高額な要求を避ける形で退団が円滑に進められました。モウリーニョにとって、マドリーの第一次政権終了後、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマ、フェネルバフチェと解任が続いており、自身の意思でプロジェクトを離れるのは今回が初めてとなります👔。
ペレスは新戦力の補強についても着々と手を打っています。右サイドバックには、インテル・ミラノからオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースを獲得することで100%の合意に達しました🇳🇱。契約解除金の2000万ユーロが支払われ、数時間以内にマドリードへ向かいメディカルチェックを受ける予定です。30歳を超えるダンフリースに高額な移籍金を支払うのは、2010年のリカルド・カルヴァーリョ(奇しくもモウリーニョ第一次政権時)以来のことであり、若手やフリーエージェントを狙う近年の補強方針からの方針転換となります。これはモウリーニョの強い要望の表れと見られています。さらに、リバプールとの契約延長を拒否しフリーエージェントとなるフランス代表DFイブラヒマ・コナテの獲得も目前に迫っています🇫🇷。また、ペレスは木曜日には来季に向けた最初のビッグサインを発表すると予告しており、『私のスポーツプロジェクトは常に世界最高の選手を集め、勝ち続けることだ』と語っています🏆。(via Estadio Deportivo, SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo, MARCA)
モウリーニョの大鉈
正式な就任前にもかかわらず、ジョゼ・モウリーニョはすでにフロントに対して、来季に向けた6人の放出リストを提示しています📋。その内容は非常に冷酷かつシビアなものです。
一人目はカンテラーノのラウル・アセンシオ。トップチームの緊急事態を救った時期もありましたが、アルバロ・アルベロアへの反抗態度、ロッカールームへの謝罪拒否、そして夜遊び問題が響き、クラブの信頼を完全に失っています🚪。二人目はフラン・ガルシア。控え左サイドバックとしての役割をある程度果たしてきましたが、冬の移籍市場で保留されていた放出計画が再び実行に移される見込みです。
中盤では、エドゥアルド・カマヴィンガがリスト入りしました。マドリーでの数年間で成長が停滞しており、近年の大一番での致命的なミスの写真に常に彼が写っていることが放出の理由とされています📸。ダニ・セバージョスも同様で、アルベロアへの反抗、度重なる怪我による稼働率の低さ、そしてスポーツ面でのパフォーマンスの欠如が理由で退団を求められています。前線では、アルゼンチンの至宝として期待されたフランコ・マスタントゥオーノが、トップレベルの極限の競争環境に適応できておらず、レンタル移籍が妥当と判断されました✈️。
そして最も驚きを与えた六人目が、ロドリゴ・ゴエスです。前十字靭帯の大怪我を負い、シャビ・アロンソの下で復活の兆しを見せていたにもかかわらず、モウリーニョは彼の放出を決断しました💔。ただし、大怪我を抱えているため獲得に乗り出すクラブを見つけるのは最大の障壁となります。
一方で、モウリーニョはフェデ・バルベルデとジュード・ベリンガムの2人を絶対に不可欠な「アンタッチャブル」な選手として指定しています🛡。また、獲得希望リストには前述のコナテとダンフリースの他、アーセナルでプレーする24歳の左サイドバックのリッカルド・カラフィオーリ(ローマ時代に指導しましたが継続して起用しなかった過去があります)、そしてベルナルド・シウバやマテウス・フェルナンデスの名前が挙がっています📝。(via ElDesmarque, Mundo Deportivo)
ペレスの選挙戦術
フロレンティーノ・ペレスは、リケルメの「クラブの民営化(5〜10%の売却)を企んでいる」という攻撃の芽を摘むため、公証人の前で正式な宣誓を行い、その様子をメディア向けの制度的ビデオとして公開しました🎥。『本日、私は公証人の前で宣言し、公正証書にも記載された通り、私がレアル・マドリードの会長である限り、クラブは常にソシオのものであり続けることを約束する。また、クラブの経済的資産も常にソシオのものであるよう努力し続ける』と語り、自身の立場を強固なものにしました。
また、ペレスは自身のキャンペーンの一環として、ソシオに向けて「Mucha historia por hacer」のキャッチコピーが書かれた独自の「ステッカーアルバム(クロモ)」を送付しました📖。これは非常に精巧に作られた冊子で、彼の任期中に獲得したトロフィーや大型補強の歴史が詳細にまとめられており、『勝ち続け、成長し続け、最も重要なこと、つまりこのクラブがソシオのものであり続けることを守り抜く』というメッセージが込められています。(via SPORT, ElDesmarque, MARCA)
選挙管理委員会の対応
今度の日曜日、6月7日に迫った会長選挙において、エンリケ・リケルメ候補が『ペレス陣営はクラブの構造をキャンペーンに利用している。全ソシオにはペレスの投票用紙が届いているのに、私の投票用紙は発送すらできず家に保管されたままだ。郵便投票の保証と透明性に疑念がある』とシステムの不透明さを指摘しました🗣。これに対し、レアル・マドリードの選挙管理委員会は即座に新たな公式声明を発表し、郵便投票の回収、輸送、保管に関する極めて厳格なプロトコルを提示しました。
委員会は、各陣営から正式に認定された1名の立会人(インターベンター)を招集します。6月4日の13時45分にシウダード・レアル・マドリードの委員会オフィスに集合し、14時に用意された車両で専用の郵便私書箱(6031)がある郵便局へ合同で向かいます🚐。そこでクラブの公証人(クルス・ゴンサロ・ロペス=ミュラー・ゴメス氏、または正当な代理人)の立ち会いのもと、投票用紙を回収して専用の容器に入れ、厳重に封印を施します🔒。その後、同じ車両でシウダード・レアル・マドリードに戻り、保管室に容器を安置します。保管室は常に施錠され、クラブの警備部門による24時間体制の監視と防犯カメラの常時録画が行われます📹。さらに透明性を高めるため、各陣営の立会人は投票日まで保管室のアクセスエリア付近に継続してとどまり、監視(オブザーバーとしての参加のみで、封印や容器に触れる権限はない)を行うことが許可されました。これにより、リケルメ陣営の疑念を払拭しようと努めています。(via SPORT, Mundo Deportivo)
世論操作の疑い
ヨーロッパのサイバーインテリジェンス・デジタルフォレンジックコンサルタント会社(WEBINT)が、マドリーの会長選に関するSNS(X)上の会話において、組織的かつ協調的に介入している「潜在的に不真正」な326のアカウントからなるボットネットワークを特定しました🤖。この調査によると、活動の目的はフロレンティーノ・ペレスのパブリックイメージを強化し、対立候補であるエンリケ・リケルメへの批判的メッセージを拡散することにあるといいます。
ネットワークは2つの層で構成されています。一つは「Vector Prestige」と呼ばれる11の古いアカウントで、信頼性を装いペレスに有利な物語を生成する役割。もう一つは「Vector Swarm」と名付けられた315の質の低いアカウントで、アグレッシブな投稿でメッセージを増幅させ、リケルメへの圧力を高める役割を担っていました🕸。5月14日の選挙発表以降に活動が活発化し、休眠アカウントの復活や新規作成が相次ぎました。2週間で生成された投稿、返信、リポストは2万9000件を超え、関連する全会話(11万9000件)の約25%を占めました📊。特にリケルメが公約やブダペストでのバス展開を発表したタイミングで活動が急増し、5月末には「海外投資家への5%の資本開放」を擁護する論調へと一斉に切り替わりました。報告書は、これらのパターンが協調的な世論操作作戦と一致すると結論付けていますが、特定の候補者や陣営が直接関与しているという決定的な証拠までは断定していません。(via MARCA)
マスタントゥオーノの苦悩
ちょうど1年前の2025年6月、レアル・マドリードはアルゼンチンのリーベル・プレートから、同国の選手としてはクラブ史上最高額となる6320万ユーロ(約4500万ユーロの純額、ドル換算で7260万ドル)を投じて、18歳の天才MFフランコ・マスタントゥオーノを獲得しました💎。しかし、彼にとってマドリーでの最初の1年間は期待外れのものとなりました。全コンペティション合わせて公式戦24試合に出場し1170分間プレー、背番号30を背負い3ゴール1アシストを記録したものの、欧州サッカーの極限の競争環境に適応しきれませんでした📉。
この不調が響き、2026年ワールドカップのアルゼンチン代表予備登録メンバー55人には名を連ねたものの、最終的な26人の本大会メンバーからは落選。リオネル・スカローニ監督からの追加招集の連絡も今のところありません🇦🇷。
この状況を受け、古巣のリーベル・プレートが来季に向けて彼のレンタル復帰を検討しています。リーベル側は、彼が欧州のパスポートを持っているため、マドリーがレンタルに出すなら欧州の他クラブが優先されるだろうと考えつつも、マスタントゥオーノ自身が慣れ親しんだ環境で自信と出場機会を取り戻すことが最善だと見ています🔄。マドリーは現時点で彼に公式な退団通告や声明を出しておらず、選手側は与えられた1ヶ月の休暇を過ごしながら、マドリーでポジション争いをする意思を持っています。しかし、モウリーニョの放出リストに含まれているとの情報もあり、7日の選挙結果と新監督の決定次第で、彼の運命は大きく動くことになりそうです。(via ElDesmarque, SPORT)
ダニ・セバージョスの去就
ダニ・セバージョスのレアル・マドリード退団がいよいよ現実味を帯びてきました👋。2027年まで契約を残すセバージョスですが、シャビ・アロンソ監督やアルベロア監督の下で出場機会を得られず、関係が悪化。本人もクラブも今夏の退団を望んでいます。セバージョス自身は愛着のあるレアル・ベティスへの復帰を強く希望しており、ペジェグリーニ監督も彼を評価しているものの、ベティス側はマドリーが求める移籍金(過去には1500万ユーロを要求)を支払う余裕がありません💸。
そこで急浮上したのが、オランダのエールディビジの名門、アヤックス・アムステルダムです🇳🇱。ジョルディ・クライフがSDを務め、新たにミチェル・サンチェスが新監督に就任(2年契約)したアヤックスは、ミチェル監督の強い要望によりセバージョスに白羽の矢を立てました。交渉は非常に順調に進んでおり、移籍金は約600万ユーロ(市場価値の800万ユーロを下回る価格)で決着する見込みです🤝。8月で30歳になるセバージョスにとって、カンファレンスリーグの予選から戦うオランダへの移籍は希望する国内残留(ベティス復帰)ではないものの、モウリーニョの放出リストにも名前が挙がっている現状では、出場機会を求めてアムステルダムへ向かう以外の選択肢は残されていないようです。(via SPORT, ElDesmarque, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)
その他の移籍市場の動向
・ヨシュコ・グヴァルディオル: マドリーはペレスとモウリーニョの両者がマンチェスター・シティの24歳のクロアチア代表DFグヴァルディオルを高く評価し、獲得を狙っています🎯。しかし、シティ側は彼を引き留めるため、現在2028年までとなっている契約を大幅な給与アップと共に更新する準備を進めています。グヴァルディオル自身はクロアチア代表での活動に集中しており、『クラブには満足しているし必要なものはすべて揃っている。怪我の前は常にフル出場していた。ワールドカップが終わってからどうなるか見てみよう』と語っています🇭🇷。
・エンソ・フェルナンデス: チェルシーのアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが、シーズン終盤にマドリードの街や環境に対する強い親近感を公に語り、マドリーへの移籍を匂わせたことで、所属元のチェルシーから警告を受ける事態に発展しました⚠️。一部ではマドリーとすでに口頭合意に達しているとの噂もある中、イギリス紙『Daily Mail』は、チェルシーが彼を手放す場合、獲得時に支払った1億2200万ユーロを上回る1億5000万ユーロ弱の移籍金を要求すると報じています(現在の契約は2032年まで)。
・ブラヒム・ディアス: イタリア・セリエAのユベントスや、その新監督と目されるルチアーノ・スパレッティがモロッコ代表MFブラヒム・ディアスの獲得を熱望しています🦓。しかし、ジャーナリストのマッテオ・モレット氏によれば、ブラヒム本人の意思は固く、来季もレアル・マドリードに残留してポジション争いをすることを強く望んでいるとのことです🇲🇦。(via Mundo Deportivo, ElDesmarque, MARCA)
アルベロアの挫折
アルバロ・アルベロアにとって厳しい現実が突きつけられました📉。カスティージャを率いた後、トップチームの監督に就任したものの、国王杯での2部アルバセテ相手の敗退(就任わずか2日後、主力を遠征から外す不可解な招集が発端)、ベンフィカに敗れてのCLプレーオフ回り、ヘタフェやマジョルカ、バイエルン相手の敗戦、CL敗退、クラシコでの敗北、そして何よりロッカールームのコントロールを完全に失ったことで、マドリーを裏口から去ることとなりました。
クラブは彼にスポーツ部門の役職(カスティージャ監督復帰など)を用意する計画でしたが、アルベロアと彼の代理人はスペイン国外のトップレベルのベンチを探すことを決断。その後、カスパー・ヒュルマンド監督の後任を探していたドイツのバイエル・レバークーゼンに自らを売り込みました🇩🇪。しかし、『Bild』紙の報道によると、シモン・ロルフェスやフェルナンド・カロが率いるレバークーゼンのスポーツ部門は、アルベロアのポテンシャルは認めつつも、第一線での経験不足(カスティージャで23試合、マドリーのトップチームで28試合、成績は18勝2分8敗)を理由に、ブンデスリーガの上位を争うプロジェクトを託すには時期尚早として、彼の提案を正式に拒否しました❌。(via SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo)
2026/27シーズン新ユニフォーム
レアル・マドリードは、来る2026/27シーズンに向けた新しいファーストユニフォームを公式SNSのビデオを通じて発表しました👕。このビデオには、ジュード・ベリンガム、オーレリアン・チュアメニ、ブラヒム・ディアス、ヴィニシウス、キリアン・ムバッペ、アントニオ・リュディガー、ディーン・フイセンらが登場し、女子チームのアテネア・デル・カスティーヨとマエル・ラクラールも出演。「私たちのアイデンティティはエレガンス」というスローガンが掲げられました🎬。
新ユニフォームは伝統の白を基調としていますが、マドリー史上初めて3色使いの大胆なデザインが採用されました。肩のアディダスの3本線にはピンク色、首元と袖口にはダークグリーンが配置されています🎨。さらに、シャツの白いベース部分には、クラブのエンブレムの王冠にある宝石や真珠からインスピレーションを得た四角い透かし模様が全面に施されており、スポンサーロゴの中にも別の模様が組み込まれています。アディダスはこれを「卓越性、職人技、そして勝利のメンタリティを反映したモダンなデザインであり、エリートのパフォーマンス要求に応える通気性を最大化する最新テクノロジーを搭載している」と説明しています。
しかし、この斬新なデザインはファンからは不評の嵐となっています🌪。SNSでは「オーラを失っている」「長袖はひどくて見ていられない」「最悪の映画だ」「このシャツが歴史に残らないように、今シーズンはチャンピオンズリーグで優勝したくない」といった厳しいコメントが殺到しています。
価格設定も高額です。大人用のレプリカ半袖が110ユーロ、女性用が100ユーロ、子供用が75ユーロ。選手が着用する「PRO(オーセンティック)」モデルは、半袖が150ユーロ、長袖が160ユーロ(子供用PROは120〜130ユーロ)です💸。ティボ・クルトワが着用するゴールキーパー用ユニフォームは黒基調で、へそまで達する巨大なプリントが施されており、価格は大人用が100ユーロ(子供用75ユーロ、パンツ込みのキッズフルセット110ユーロ)です🧤。
また、試合前のウォームアップ用「スタジアムコレクション」(Tシャツ90ユーロ、パンツ100ユーロ、ジャケット120ユーロなど)や、グリーンを基調にピンクのアクセントを加えた「トレーニングコレクション」(トラックスーツ130ユーロ、スウェット75ユーロ、ノースリーブ80ユーロなど)、さらにベージュや白を基調としたモデルも同時発売されました🛍。(via SPORT, ElDesmarque, MARCA, Mundo Deportivo)
ベルナベウのコンサート問題
サンティアゴ・ベルナベウの改装に伴う周辺住民との騒音トラブルやコンサートの開催停止問題について、フロレンティーノ・ペレス会長はインタビューで、「イサベル・ディアス・アユソ州首相とホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダ市長が、コンサート再開を許可するための特別なルール(法改正)を準備している」と発言し、騒音超過による責任を免除された最近の司法判断も相まって、問題はほぼ解決したと楽観的な見方を示していました🎤。一部メディアも、州政府が大規模なイベントを「公益」と宣言し、騒音規制の枠組みを変えることを検討していると報じていました。
しかし、このペレスの発言に対し、マドリード州政府のミゲル・アンヘル・ガルシア・マルティン報道官が記者会見で真っ向から反論しました🏛。同報道官は『我々は特定の施設のためのアド・ホック(特別)な規制や法律を作ることはしない』と明言し、いかなる法整備も「公益」に基づくものであり、ベルナベウだけを特別扱いするものではないと強調しました。マドリード州政府は大規模イベントの開催と近隣住民の休息の権利のバランスを取る姿勢を崩しておらず、コンサート再開への道筋はペレスが考えるほど簡単ではないことを示唆し、過度な期待を牽制しました🛑。(via SPORT, MARCA)
カスティージャの昇格プレーオフ
フリアン・ロペス・デ・レルマ監督が率いるレアル・マドリード・カスティージャは、セグンダ・ディビシオン(2部)への昇格を懸けたプレーオフ1回戦のサバデル戦、運命の第2戦(金曜日21:00、ノバ・クレウ・アルタ開催)に挑みます⚔️。カスティージャはホームのアルフレッド・ディ・ステファノで行われた第1戦を2-0で勝利し、有利な状況でアウェーに乗り込みます。
しかし、カスティージャには大きな懸念材料があります。今季のリーグ戦で獲得した58ポイントのうち、ホームで38ポイント(リーグ4位の成績)を稼いだ一方で、アウェーではわずか20ポイント(5勝5分9敗、リーグ9位の成績)しか獲得できていない極端な内弁慶ぶりです📉。特に、メリダ(3-0)、ウニオニスタス(3-0)、アレナス(4-1)、カセレーニョ(4-1)といった試合のように、第1戦の2点のアドバンテージをひっくり返されて敗退してしまうような大敗をアウェーで何度も喫しています。テネリフェ戦の4-2のように延長戦にもつれ込むパターンの結果もあるため、アウェーでの集中力の欠如は致命傷になりかねません。
明るい材料としては、怪我で第1戦を欠場していた中盤の要マヌエル・アンヘルと右サイドバックのフォルテアが筋肉の違和感から回復し、遠征メンバーに復帰できる見込みであることです🩹。一方、アレナス戦で腓骨の打撲を負ったバルデペーニャスは引き続き欠場となります。(via MARCA)
会長選挙の基本情報
レアル・マドリードの次期会長選挙は、6月7日(日曜日)に開催されます🗓。投票はバルデベバスにあるシウダード・レアル・マドリードのバスケットボール・パビリオンに設置された投票所で、午前9時から午後20時まで途切れることなく行われます。マドリード市内で教皇レオン14世の訪問による交通規制が予想される中での開催となります⛪️。
2006年にラモン・カルデロンが勝利して以来、実に20年ぶりとなる複数の候補者(フロレンティーノ・ペレスとエンリケ・リケルメ)による実質的な選挙戦です🔥。現在の厳格な立候補要件(スペイン国籍、成人、ソシオ歴20年以上の中断なき継続、他のクラブでの役職や現役の選手・監督・審判でないこと)に加え、最大の障壁である「クラブ年間予算の15%(現在は約1億8700万ユーロ)を個人の個人資産のみで保証する」という条件を、37歳のリケルメはAndbankの融資(かつてパナマで起業し成功を収めた資産約7億ユーロを背景に)を通じてクリアし、立候補を果たしました🏦。(via SPORT, MARCA)
【本日の総括】
選挙戦が最終盤を迎え、リケルメ陣営のハーランド&ロドリ獲得公約と、ペレス陣営のモウリーニョ監督復帰&主力大量放出リストという巨大な情報戦が激突しています。ピッチ外でも新ユニフォームへの不評やカスティージャの昇格戦、ベルナベウのコンサート問題など、マドリーを取り巻く環境は風雲急を告げています。6月7日のソシオの決断に世界が注目しています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
モウリーニョの復帰とそれに伴う放出リストは、チームの規律とヒエラルキーを再構築しようとする強い意志を感じさせます。特にカマヴィンガやロドリゴといった主力級をリストアップし、バルベルデとベリンガムを不可欠と定義した点は、中盤の強度と規律を最優先する彼の戦術的意図が明確です。一方で、リケルメが掲げるハーランドとロドリの獲得は、個の能力を最大化する攻撃的な配置を想起させますが、現体制の守備的な安定志向とは対照的です。どちらのプロジェクトが選ばれるかで、来季のピッチ上の距離感や前進経路は劇的に変わるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
会長選挙が単なる人事争いを超え、クラブのアイデンティティを問う激しい対立構造になっています。ペレス会長が「ステッカーアルバム」という伝統的な手法で功績を強調する一方、リケルメはSNSのボット騒動や郵便投票の透明性を突くなど、現代的な情報戦を展開しています。特にペレスがモウリーニョという「権威」を切り札に持ち出したことは、近年のタイトル不足に対するソシオの焦燥感に訴えかける狙いがあるはずです。クラブの運営方針を巡るこの熱狂は、マドリーという巨大組織が抱える世代交代の難しさと、伝統を守るべきか変革すべきかという葛藤を如実に映し出しています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
リケルメの公約は、契約解除条項の活用や代理人との接触を強調していますが、実現には莫大な資金と選手側の合意が不可欠であり、現実味には慎重な精査が必要です。対するペレス陣営は、ダンフリースやコナテといった即戦力の実務的な補強に動いており、編成の整合性を重視する姿勢が見えます。特にモウリーニョの要求による大量放出は、サラリーキャップの整理と新戦力獲得の枠を空けるための連動した動きと見るべきでしょう。どちらが勝つにせよ、今夏の移籍市場はクラブの年齢構成と編成方針を根本から見直す、極めて重要な転換点となります。