リケルメ候補の対抗策:ハーランド騒動とレジェンドの帰還

対立候補のエンリケ・リケルメは、TV番組「El Hormiguero」でアーリング・ハーランドとロドリを必ず獲得すると公言しました。公証人が作成した誓約書を提示し、約束を果たせなかった場合は自身のポケットマネーで全ソシオの年会費(約1600万ユーロ)を支払うと宣言し、さらにクラブを絶対に株式会社化しないことも誓約しました。リケルメはマドリード市内のベラスケス通りに、サンティアゴ・ベルナベウの画像と「売物件 F.ペレス」という文字を背景に『あなたはどうする?レアル・マドリードは売り物ではない。リケルメ2026に投票を』と書かれた巨大な横断幕を掲げ、ペレスを痛烈に批判しました。彼の故郷であるアリカンテ県コックスの住民たちも『メキシコ訛りなんてない。フロレンティーノはもう引退すべきだ』とリケルメを熱烈に支持しています。

しかし、このハーランド獲得宣言に対し、マンチェスター・シティは激怒。『スペインから出ているアーリング・ハーランドの未来に関する報道は嘘である。彼を獲得できる契約上の条項は存在しない。我々は所属選手の肖像権の無断使用に対し、法的措置を検討している』との強い声明を発表しました。ハーランドの代理人ラファエラ・ピメンタと父親のアルフ・インゲ・ハーランドも合意を全面否定しました。ペレスはこの騒動を『父親も代理人もクラブも否定している。すべてブラフだ。クラブを不安定にさせるような人間は欲しくない』と一蹴しました。しかしリケルメは、『これはゲームの一部だ。フィーゴの時も同じだった。2021年から父親と交渉し、マルベーリャのホテルで深夜まで話し合って事前合意に至っている。契約書もある』と反論しています。ハーランド自身はノルウェー代表の公式SNSで、マドリードのファンを指す「バイキング」の姿に扮した写真を公開し、様々な憶測を呼んでいます。

さらにリケルメはスポーツディレクターにラウル・ゴンサレス、下部組織トップにフェルナンド・イエロを配置し、さらにイケル・カシージャスとビセンテ・デル・ボスケを無報酬の顧問として陣営に引き入れることを公式に発表しました。カシージャスは『選挙で色々な名前が出るのはマドリードにとって良いことだ。ハーランド、ムバッペ、ヴィニシウス、そしてモウリーニョがうまく共存できるかは分からないが、日曜日にクラブにとって最良の選択がされることを願う』と語りました。また、リケルメの陣営はクロップ監督の招聘にも動いていると報じられています。

(via SPORT, MARCA, ElDesmarque, Mundo Deportivo)