元所属MFフェルモーレンが語る苦悩と成長の記憶
2024年冬の移籍市場で大きな期待を集めてアトレティコ・マドリードに加入しながらも、満足な出場機会を得られずにクラブを離れたベルギー代表MFアルトゥール・フェルモーレンが、当時の葛藤と現在の心境を明かしました。💬
当時19歳だったフェルモーレンは、2200万ユーロの移籍金でアントワープからアトレティコへ完全移籍を果たしました。しかし、シメオネ監督のもとでは公式戦5試合・わずか159分間の出場にとどまり、その後RBライプツィヒへの期限付き移籍(後に2500万ユーロで完全移籍)を経て、現在は古巣のアントワープへ復帰しています。
ベルギーメディアの取材に応じたフェルモーレンは、アトレティコでの日々を決して後悔していないと振り返りました。
『アトレティコへの移籍が間違いだったとは言いたくない。選択ミスがあったかもしれないが、外部には分からない内部の様々な状況や環境が大きく影響していた。当時の自分にとってアトレティコが本当に最適なクラブだったかと言われれば疑問も残るが、あの時点では間違いなく最高の選択肢に見えたし、自分自身もその決断を心から支持していた』と当時の葛藤を告白しました。
さらに、スペインでの苦しい経験が人間としての大きな成長につながったと語っています。
『周囲からは失敗だったと見られがちだが、アトレティコで過ごした期間こそが自分の人生で最も多くのことを学んだ時期だった。当然、思い描いていたようにはいかず、言葉も話せず、知り合いもおらず、何より試合に出られない日々が続いた。失望と怒りから「すべて周囲のせいだ」と愚痴をこぼしたくなる瞬間もあったが、家族が「他人のせいにするな、自分自身を見つめ直せ」と厳しい言葉をかけてくれたことで正気を取り戻すことができた』と当時の苦悩を振り返りました。
短期間での退団となったものの、アトレティコという最高峰の環境で揉まれた経験が現在のキャリアの糧になっていると感謝の意を示しています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
オサスナ戦に向けてフリアン・アルバレスら主力の欠場が確定し厳しいやりくりが続くアトレティコですが、シメオネ監督はチームの構築過程を強く主張し団結を呼びかけています。審判委員会によるPK判定の正当性証明や下部組織の抜擢など、チーム一丸となって勝利を目指す体制が整っています。