逆境からの脱出を懸けたソシエダ戦
エルチェCFは9月7日(月)21:30から、ホームのエスタディオ・マルティネス・バレーロでレアル・ソシエダを迎えて、ラ・リーガ第4節の大一番に挑みます。前節のラシン・サンタンデール戦では3-2と激戦の末に競り負け、開幕から3試合を戦ってわずかに勝ち点1しか獲得できておらず、現在は下位に低迷する苦しい状況が続いています。目の肥えたホームのサポーターの前で今季初勝利を掴み取り、浮上のきっかけを掴むためにも、この試合での勝ち点3獲得は絶対に避けて通れない最重要ミッションです。対戦相手のソシエダは、前節に変則日程で前倒しされたセルタ・デ・ヴィゴ戦を0-0の引き分けで終えており、その前にはエスパニョールを2-1で下すなど、タレントを擁して着実に勝ち点を積み上げています。(via ElDesmarque)
アンセルミ新戦術「5-3-2」の全貌
この危機的状況を打開するため、マルティン・アンセルミ監督はソシエダ戦に向けて「5-3-2」のシステムを本格導入する見込みです。これまでの試合で露呈していた守備陣の軽率な判断ミスや失点の隙を確実に埋めて守備の安定を図ると同時に、自陣ペナルティエリアと敵陣ペナルティエリアの両方において、ピッチ上の存在感と主導権をしっかりと握り直すことが指揮官の狙い。新システムへの移行によって守備のブロックを強化しつつ、サイドを効果的に使った素早いアタックの確立を目指しています。(via ElDesmarque)
ヤゴ・サンティアゴら主力3選手に暗雲
大一番に向けて非常に心配なニュースも飛び込んできています。エルチェの攻撃を牽引することが期待されるアタッカーのヤゴ・サンティアゴ、期待の若手アダム・ボアヤル、そしてフォワードのフェル・ニーニョの3名が、怪我などのコンディション不良により試合への出場が不透明(dudas)な状態です。彼らが月曜日の大一番までに回復し、ピッチに立てるかどうかは不確定であり、アンセルミ監督の戦術プランや交代カードの選択肢にも大きな影を落としています。(via ElDesmarque)
激化するスタメンサバイバル
チーム内では先発イレブンの座をかけたかつてないほど激しい競争が巻き起こっています。ゴールキーパーにはマティアス・ディトゥロが引き続き構え、5バックの両翼(ウイングバック)にはテテ・モレンテとヘルマン・バレラが起用される見通しです。中央の3バックはビクトル・チュストがディフェンスリーダーとして牽引しますが、その相棒役をベテランのペドロ・ビガスと実力派のケビン・ロモナコが激しく争っており、若きブバ・サンガレもその競争に割って入ろうとしています。
中盤の底ではゴンサロ・ビジャールが絶対的な舵取り役を務める予定ですが、その脇を固めるインサイドハーフの枠を巡っても凄まじい争いが発生しています。片側のポジションはジョン・モルシージョとルーカス・セペダが競り合っており、もう片側はマルク・アグアド、アリ・ウアリ、そして移籍市場閉幕直前に加入した大物新戦力トマ・レマルの3人が、それぞれの特長を活かして先発を猛アピールしています。
さらに前線では、ファクンド・ブオナノッテが自由な動きで相手ディフェンスを攪乱するセカンドストライカー(トップ下)として配置される予定です。そして攻撃の基準点となる最前線の1トップには、エセキエル・ポンセが入る予定ですが、もし復帰が間に合えばフェル・ニーニョも有力な先発候補となり、試合直前まで激しいサバイバルが続きます。(via ElDesmarque)
敵将マタラッツォが敷く4-3-3の脅威
対戦相手であるレアル・ソシエダは、ペレグリーノ・マタラッツォ監督のもとで伝統的な「4-3-3」のシステムを敷いて乗り込んでくることが予想されます。右サイドには驚異的な突破力を持つ久保建英、中央にはエースのミケル・オヤルサバル、そして左サイドにはゴンサロ・ゲデスまたはアンデル・バレンネチェアを配する極めて強烈な前線トリオを誇ります。さらに、中盤にはクリエイティブなカルロス・ソレールやルカ・スチッチが並び、右サイドバックはジョン・アランブルとヘクトル・フォートが火花を散らし、左はセルヒオ・ゴメスが睨みを利かせています。
エルチェ側としては、10月までの長期離脱が決定しているソシエダの右サイドバック、アルバロ・オドリオソラの不在や、出場が微妙とされているパブロ・マリンといった相手の台所事情の隙を突きつつ、5バックをベースとした新システムでソシエダのワールドクラスの攻撃力をいかに封じ込め、カウンターに繋げるかが試合の明暗を分ける最大の焦点となります。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
開幕3試合で勝ち点1と苦しい立ち上がりとなったエルチェCFですが、次節レアル・ソシエダ戦に向けてアンセルミ監督は実戦的な5-3-2システムをテストし、守備の立て直しを図っています。一部の主力に負傷の懸念があるものの、新戦力レマルを含めたポジション争いは熾烈を極めており、強敵相手にホームで逆襲の狼煙を上げることが強く期待されます。
