トマ・レマル電撃加入!アトレティコから1年レンタルで実力派中盤を確保

エルチェが移籍市場の最終盤で、フランス代表ミッドフィールダーのトマ・レマルをアトレティコ・マドリードから1年間の期限付き移籍で獲得したことを正式発表しました。30歳の実力派ハーフは、アトレティコから幸運を祈るメッセージを受け取り、新天地エルチェで再び主役としての輝きを取り戻す挑戦に臨みます。アトレティコ・マドリードも公式にこの移籍を認め、クラブの公式チャンネルを通じて『彼の新たな挑戦において、大きな成功と幸運を祈る』とエールを送りました。

フランス代表として2018年のロシアワールドカップ優勝を経験したレマルは、ASモナコで台頭した後にアトレティコへ加入。これまで公式戦186試合に出場し、10ゴール19アシストを記録しています。特に2020-21シーズンのリーグ優勝時には、シメオネ監督率いるチームの中盤および攻撃の柱として大活躍しました。

しかし、2023年9月のバレンシア戦でアキレス腱断裂という大怪我を負って以降は出場機会が減少。昨季はジローナへ期限付き移籍していました。エルチェのホームであるマルティネス・バレーロのファンにとって、彼の高い技術、ラストパス供給力、そして複数ポジションをこなすユーティリティ性は大きな希望となるでしょう。(via Estadio Deportivo)

アルゼンチンDFケビン・ロモナコ獲得合意!債務相殺を伴う深夜の電撃契約

エルチェは、アッフェングルーバーの代役としてアルゼンチン人DFケビン・ロモナコをインデペンディエンテから獲得することで最終合意しました。この合意は移籍市場の閉幕直後、深夜を過ぎてから成立したもので、エルチェにとって今夏の市場で最も重要な取引の一つとなりました。エルチェは彼の保有権の80%を約400万ユーロで買い取る形となり、2030年6月までの長期契約を締結しています。

交渉成立の決定打となったのは、エルチェがかつてイバン・マルコーネの移籍に関してインデペンディエンテに負っていた未払い債務をキャンセル(相殺)することに両クラブが合意した点です。これにより、エルチェは懸念されていた経済的義務を解消すると同時に、待望の守備の補強を完了させました。

24歳のロモナコは、ラヌースのユース出身で、プラテンセ、レッドブル・ブラガンチーノ、ティグレを経て2024年にインデペンディエンテへ加入し、その実力を高く評価されました。イタリアの二重国籍を所持しているため、エルチェの非EU枠(アビエル・オソリオ、ルーカス・セペダ、ロイ・レヴィヴォで埋まっている枠)を圧迫しない点も大きなメリットです。高い守備のインテンシティ、俊敏な予測能力、対人守備の強さに加え、後方からのビルドアップ能力も備えており、エルチェの新たな守備の柱として大いに期待されます。(via Estadio Deportivo)

守備の要アッフェングルーバーのフラム完全移籍が決定!

エルチェのディフェンス陣を支えてきた主力DFダビド・アッフェングルーバーが、アルベロア新監督率いるフラムへ完全移籍しました。アッフェングルーバーはエルチェとの契約が2027年までとなっていたため、市場価格より低い1000万ユーロ近くでの放出となりましたが、エルチェにとっては非常に大きな資金獲得となりました。この移籍金が、今夏の最終盤における積極的な補強活動を強力に支える要因となりました。なお、アッフェングルーバーはイングランド2部クラブからのアプローチを拒否し、プレミアリーグに所属するフラムのオファーを選択しました。(via MARCA)

若手FWウマル・コナレのセウタ移籍!プレシーズン得点王が下した決断と葛藤

22歳の若手フォワード、ウマル・コナレが2部のセウタへ買取オプションなしの1年レンタルで移籍することが決定しましたが、この移籍の裏には選手本人の深い葛藤がありました。

ウマルは数週間前にエルチェとの契約を2029年まで更新したばかりで、市場最終盤まで自身の将来について不透明な状況にありました。本人は、リザーブチームであるイリシターノ(2部RFEF)でプレーしながら、トップチームとトレーニングを共にするという選択肢にも魅力を感じていました。しかし、出場機会を多く確保してプロレベルでステップアップしてほしいというセウタからの熱烈なオファーと熱意が、最終的に彼の心を動かしました。

ウマルはこの夏、マルティン・アンセルミ監督のもとプレシーズンで4ゴールをマークし、チームの得点王として大躍進。8月17日のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦ではラ・リーガ1部デビューを果たし、30分間プレーしていました。新天地のセウタでプロとしての本格的なキャリアを積み、来夏のエルチェ復帰を目指します。(via SPORT)

ルベン・サンチェス正式発表の詳細!エスパニョール構想外からアンセルミ監督の3バックシステムへ

エルチェが今夏の熱烈なターゲットとして追い続けていた、右サイドバックのルベン・サンチェス(25歳)の獲得がデッドラインで完了しました。移籍金は50万ユーロで、エスパニョールは将来の売却時に得られる利益(プラスバリア)の25%を受け取る権利を保持します。契約期間は2029年6月までの3年間で、さらに1年間の延長オプションが付帯しています。

ルベン・サンチェスは、エスパニョールのマノーロ・ゴンサレス監督の構想外となっており、今シーズンの開幕3試合では招集メンバーからも外れていました。過去にはミランデスやグラナダへの期限付き移籍で2部での豊富な実績を誇っています。

エルチェは公式声明で彼を『右サイドバックとしての適応力に優れ、攻守両面における高いインテンシティと献身的な姿勢が際立っている。プロでの豊富な経験と走力は、守備の安定だけでなく攻撃時の多様な選択肢をチームにもたらすだろう』と高く評価しています。彼の最大の武器は圧倒的なスピードとパワーであり、これはエルチェのマルティン・アンセルミ監督が好む「3バックと2枚のウイングバック」のフォーマットに完璧に適合します。開幕3試合で勝ち点1と苦しむチームにとって、彼の走力と守備の強度は右サイドの劇的な改善をもたらすはずです。(via Mundo Deportivo)

ロイ・レヴィヴォ獲得の詳細!昨季驚異の7得点17アシストを記録した逸材

マカビ・テルアビブから獲得が合意に達していた、23歳のイスラエル代表DFロイ・レヴィヴォが、2030年までの4年契約でエルチェに正式加入しました。移籍金は約280万から300万ユーロと報じられており、前所属のテルアビブは将来の売却益の一定割合を保持する契約となっています。

レヴィヴォは昨シーズン、マカビ・テルアビブで公式戦50試合に出場し、7ゴール17アシストという、サイドバックとしては破格のスタッツを記録。イスラエル・カップ決勝では優勝を決定づける値千金のゴールを挙げるなど、国内すべてのタイトル獲得に大貢献しました。すでに代表で20キャップを誇る超実力派です。クラブは彼を『サイド全域をカバーできる高い走力と爆発的なスピード、そして旺盛な攻撃意識を兼ね備えている』と評しています。

彼のアプローチは、かつて1996年から2000年にかけてセルタ・デ・ビーゴで「ユーロ・セルタ」の象徴として大活躍した父ハイン・レヴィヴォを思い出させます。ハインは153試合で30ゴールを記録し、1998年12月のアンフィールドでのリヴァプール戦で決勝ゴールを決めるなど、今でもファンに深く愛されているレジェンドです。その名声を追う形で、ロイが今度はエルチェの左サイドにスピードと攻撃力、そして決定的なラストパスをもたらします。(via SPORT)

守備陣さらなる補強へ!グラナダDFマヌ・ラマ獲得への執念と交渉の舞台裏

エルチェはアッフェングルーバーの売却で得た多額の資金を背景に、グラナダの主力DFマヌ・ラマ(契約は2027年6月まで)の獲得に向け、最後まで交渉を行っていました。グラナダ側は500万ユーロを強く要求。デポルティーボやアラベスなども興味を示していましたが、この高額な要求額に二の足をふむ中、エルチェだけがデッドライン寸前まで合意を目指して交渉の席に着き、守備陣の再構築に向けて凄まじい執念を見せました。(via MARCA)

【本日の総括】

移籍市場最終日の深夜、エルチェCFは驚異的な大立ち回りを見せました。トマ・レマルやケビン・ロモナコといった世界基準の補強を電撃的にまとめ上げ、攻守の骨格を完全に再構築しました。アッフェングルーバーの売却益をフルに活用し、実績十分のルベン・サンチェスやロイ・レヴィヴォも加えた陣容は、開幕スタートダッシュに失敗したチームを一気に変貌させる可能性を秘めています。