ウマル・コナレが2部セウタへ武者修行へ

プレシーズンで4ゴールを挙げ、チームの得点王として大きなインパクトを残した22歳のフォワード、ウマル・コナレが、さらなる成長と出場機会を求めてセグンダ・ディビシオン(2部)のセウタへ1シーズンの期限付き移籍をすることになりました。

コナレは数週間前に、もともと2027年までだったエルチェとの契約を2029年まで延長しており、クラブにおける将来をしっかりと確保した上での武者修行となります。今回の契約に買取オプションは含まれておらず、来シーズンにはエルチェに戻る予定です。

移籍市場の最終盤まで自身の将来に不透明さを抱えていたコナレは、当初はBチームにあたるイリシターノ(セグンダRFEF/4部相当)でプレーしつつ、トップチームで練習を重ねる道もポジティブに受け止めていました。しかし、セウタ側が獲得に向けて非常に熱心にアプローチを続けたことが、プロの舞台で多くの出場機会を確保したいというコナレの決断を後押ししました。彼はすでに8月17日のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦で1部デビューを果たし、約30分間プレーしています。 (via SPORT)

イスラエル代表DFロイ・レヴィヴォの獲得を正式発表

エルチェはマカビ・テルアビブから、23歳のイスラエル代表左サイドバックであるロイ・レヴィヴォを完全移籍で獲得したことを正式に発表しました。契約期間は2030年6月までの4シーズンとなります。

移籍金は約280万から300万ユーロと報じられており、マカビ・テルアビブは将来の移籍の際、売却益の一部を受け取る権利を保持します。エルチェのクラブ公式のコメントによると、レヴィヴォは『ピッチのサイド全体を駆け上がる能力、素晴らしいスピード、そして強い攻撃意識』を兼ね備えており、新シーズンのチームの推進力となることが大いに期待されています。

昨シーズンは公式戦50試合に出場して7ゴール17アシストを記録し、カップ戦の決勝で優勝を決定づける決勝ゴールを奪う大活躍を見せました。彼の父親であるハイム・レヴィヴォは、1990年代後半にセルタで活躍し、リヴァプールの本拠地アンフィールドで決勝ゴールを決めるなど「ユーロセルタ」の一員として伝説的な足跡を残した名手です。それから約30年の時を経て、今度は息子がスペインのピッチでその才能を示すことになります。 (via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA)

ルベン・サンチェスの完全移籍加入を公式発表

かねてより獲得を熱望していたエスパニョールの右サイドバック、ルベン・サンチェス(25歳)の獲得が移籍最終日に正式発表されました。移籍金は50万ユーロで、エスパニョールは将来的な売却の際に発生する利益の25パーセントを確保する契約です。

契約期間は3年間で、2029年6月までとなり、さらに1年間の延長オプションが付帯しています。

クラブの公式発表の中で、彼の能力について『ルベン・サンチェスは右サイドバックとしての対応力、インテンシティ、そして攻守両面における高い献身性が際立っている。その走力とプロフットボール界での経験は、守備の役割だけでなく攻撃参加においても、チームに様々な選択肢をもたらすことができる』と非常に高く評価されています。

マルティン・アンセルミ監督が好んで用いる「3バックと両ウイングバック」を配置するフォーマットは、彼の爆発的なスピードとタフさを存分に活かせる戦術であり、新天地での活躍が約束されています。 (via MARCA / Mundo Deportivo)

アッフェングルーバーがアルベロア新監督のフラムと合意間近

チームの守備の要であり、最も市場価値の高いオーストリア人DFダヴィド・アッフェングルーバーの去就に新たな動きがありました。アルバロ・アルベロア氏が新監督に就任したイングランドのフラムFCと、移籍に向けた交渉が最終段階に入っており、合意が目前に迫っています。

移籍金は約1000万ユーロ程度で決着する見込みです。彼の市場価値は専門サイトで2000万ユーロと算出されているものの、契約が2027年で満了するため、この金額での売却交渉となっています。

エルチェは今夏すでに、アンドレ・シウバ、アルバロ・ロドリゲス、ラファ・ミル、イニャキ・ペーニャ、ファン・カルロス・フェバスといった中心選手や実力者を次々と失っています。ここに来て守備の絶対的守護神であるアッフェングルーバーまでもが流出することは、チームにとって計り知れない打撃となります。 (via ElDesmarque / SPORT)

代役センターバックにアルゼンチン代表ケビン・ロモナコを指名

アッフェングルーバーのフラム移籍が確実視される中、エルチェのフロントは即座に代役の確保に動きました。ターゲットは、アルゼンチンのインデペンディエンテに所属する24歳のセンターバック、ケビン・ロモナコです。

移籍金300万ユーロで彼の権利の50パーセントを買い取る形で、クラブ間の交渉はほぼまとまりつつあります。ロモナコは2025年にアルゼンチン代表に選出された実力派で、さらにイタリア国籍を保持しているため、EU外外国人枠(すでにオソリオ、セペダ、そして加入したレヴィヴォで3枠の上限が埋まっています)を消費しない大きなメリットがあります。

1.84メートルの右利きで両足を器用に操り、過去にはバルセロナ、ビジャレアル、レバークーゼン、さらにはアルゼンチンのリーベル・プレートなど欧州や南米の名門クラブからも熱視線を浴びてきた有望株です。 (via SPORT)

グラナダのDFマヌ・ラマ獲得にも熱視線

アッフェングルーバー売却によって得られる資金を背景に、エルチェはさらなるディフェンスラインの補強として、グラナダのセンターバック、マヌ・ラマ(契約は2027年まで)の獲得にも乗り出しています。

グラナダ側は、主力DFであるラマの売却価格として500万ユーロを要求しています。これまでデポルティーボやアラベスが興味を示していたものの、いずれもグラナダを納得させるオファーを提示できませんでした。資金を手にしたエルチェは、この500万ユーロという要求額を満たして、市場閉幕までに交渉をまとめる構えです。 (via MARCA)

開幕3戦で勝ち点1、最終日の大刷新は必然の状況

エルチェは今シーズン、ラ・リーガ開幕から3試合を戦って1分2敗の勝ち点1と、スタートダッシュに完全に失敗しています。

サポーターに大きな不安が広がる中、この深刻な成績不振から脱却するためには、移籍市場の最終日(デッドライン)を利用した劇的なチーム補強と戦力刷新がまさに急務となっています。 (via MARCA)

【本日の総括】

エルチェCFは移籍市場の最終日に激しく動き、ルベン・サンチェスとロイ・レヴィヴォの獲得を正式発表して両サイドの強化に成功しました。一方でプレシーズン得点王コナレをセウタへ武者修行に出し、絶対的守護神アッフェングルーバーのフラムへの流出に直面しています。しかし、その代役としてケビン・ロモナコやマヌ・ラマの獲得交渉を急ピッチで進めており、開幕3試合で勝ち点1に沈む窮地からの逆襲に向けて、最終盤での防衛ラインの再構築を図っています。