駆け込み移籍の4人衆、月曜のソシエダ戦で即デビューへ
9月2日の移籍市場閉幕間際に駆け込みで登録が完了した、ロイ・レヴィヴォ、ルベン・サンチェス、トマ・レマル、ケビン・ロモナコの4選手。新メンバーたちは早くもエルチェの一員としての自覚を強く持っており、一様に『一刻も早くピッチに立ち、チームに今シーズン最初の勝利をもたらしたい』と初陣を熱望しています。月曜日に予定されているラ・リーガ第4節レアル・ソシエダ戦で、彼らが一挙にデビューを飾る可能性もささやかれますが、それぞれが置かれた現在のフィジカルコンディションには大きな差があります。4人のうち2人は実戦経験を十分に積んだ高い競争リズムを維持して合流したのに対し、残りの2人は夏の間に前所属先で構想外となり、出場機会が完全に途絶えた状態でやってきました。 (via SPORT)
驚異の稼働率を誇るレヴィヴォ、バレラとの競合と期待値
イスラエル出身のロイ・レヴィヴォは、今シーズンすでにマッカビ・テルアビブで公式戦7試合に出場。ヨーロッパリーグ3試合、カンファレンスリーグ2試合(チームが敗退した段階まで)、そして国内リーグ2試合のすべてで先発フル出場し、合計630分間プレーしてきました。さらに1ゴール4アシストという際立った数字まで残しています。彼のコンディションはフィジカル、メンタルともに『今すぐにでも戦えるほど、やる気に満ちあふれて最高の状態にある』と言えるほど活気に満ちています。かつて彼の父親がセルタへの移籍を果たしたように、彼もまたスペインで新たな一歩を力強く踏み出しました。唯一の懸念は、同ポジションにエルマン・バレラがいることと言葉の壁ですが、言語面については直近で加入したアッフェングルーバーの素晴らしい適応例もあり、何の障害にもならないと見込まれています。将来への強力な投資として迎えられたレヴィヴォは、来季で契約満了を迎えるバレラとポジションを争いますが、バレラはアンセルミ監督の戦術システムにおいて別の位置へ柔軟に対応できるため、レヴィヴォがソシエダ戦でベンチ入りし、新天地のファンの前で即時デビューを果たす可能性は非常に高いです。 (via SPORT)
プレッシャーを潜り抜けた守備の要、ロモナコの早期定着プラン
レヴィヴォと同様に高い実戦リズムを保っているのが、アルゼンチンDFケビン・ロモナコです。彼は7月26日以降、インデペンディエンテ・デ・アベジャネーダでアペルトゥーラ(アルゼンチン国内リーグ)を7試合戦ってきました。クラブが長期にわたり危機的な状況にあり、サポーターからの重いプレッシャーに晒されるというタフな環境を潜り抜けてきた粘り強さが持ち味です。直近5試合はすべてフル出場を達成し、すでに477分間ピッチに立ち続けています。アッフェングルーバーの退団によって生じた守備陣の空白を速やかに埋める役回りを担っており、大西洋を渡ったばかりの適応スピードだけが未知数ですが、クラブ側も『彼の類いまれな守備クオリティと、今後のさらなる成長スピードには絶対の信頼を寄せている』と期待を膨らませています。理論上、アンセルミ監督は9月末の国際Aマッチウィークが訪れる前に、彼を先発の不動のレギュラーとして定着させる方向で調整を進めています。 (via SPORT)
復活を期す元W杯王者レマル、クラブが施す超VIPケア
一方で、全く異なる極端なコンディション状況にあるのが、フランス人MFトマ・レマルです。2018年ロシアW杯の優勝メンバーであり、かつてアトレティコ・マドリードが7200万ユーロもの移籍金を支払った世界的な名手ですが、昨シーズンの5月23日にエルチェが残留を決め、当時の所属チームが2部へと降格したジローナ対エルチェの試合を最後にピッチから離れています。先発出場は5月11日以来なく、90分間のフル出場に至っては1月31日のわずか1試合のみに留まっています。当面の最優先目標は、アンセルミ監督が追求する高い運動量と集中力を要する魅力的な戦術スタイルに対応するための、フィジカル面と自信の回復です。まだベテランと呼ばれる年齢ではないレマルに対し、クラブのフロント陣もまた『レマルが我が家に帰ってきたような安心感を得られるよう、最大限の配慮を尽くして歓迎する』という姿勢で、スタジアム・オフィス(マルチネス・バレーロ)全体が彼の受け入れに細心の注意を払っています。 (via SPORT)
出場機会を渇望するルベン、右サイドの救世主へ
エスパニョールで構想外となったルベン・サンチェスも、今シーズンの公式戦での出場時間が全くないまま合流した一人です。それでも、昨シーズンの終盤にはエスパニョールでラスト5試合のうち4試合で先発を務めるなど、直近までの継続的な実戦経験は備えています。マノロ・ゴンサレス監督の構想からは外れたものの、夏の間ずっとエルチェへの移籍を熱望し続け、この取引を実現させるために交渉期限の最終盤まで待ち続けました。現在、アンセルミ監督は彼のポジション(右サイド)で様々な代替案を試していますが、どれも期待通りの成果を上げられていないのが実情です。そのため、高いモチベーションを持つルベン・サンチェスが、すぐにピッチで絶対的な主役の座(ガロン)を勝ち取るチャンスは十分に開かれています。 (via SPORT)
【本日の総括】
移籍市場の最終盤で獲得した4名がいよいよ合流し、月曜のレアル・ソシエダ戦での今季初勝利に向けてクラブは熱を帯びています。合流前の稼働時間やコンディションに差はあるものの、即戦力コンビと復調を待つ実力派の加入により、アンセルミ体制は新たな局面を迎えそうです。
