バルセロナ戦最新プレビューと野戦病院の深刻化

日曜日にメスタージャで控える第4節バルセロナ戦(16:15開始)を前に、チームは極めて深刻な満身創痍の事態に直面しています。

今シーズンのバレンシアは開幕から1分2敗と最悪のスタートを切っています。セルタ戦での0-0の引き分けに始まり、ホームでのベティス戦での0-1の敗北、そして前節はアウェイでのデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦(リアソル)での敗戦と、すでに降格圏を彷徨う窮地にあります。そこに首位を走るバルセロナを迎えることになります。

さらに追い打ちをかけるように、チームの野戦病院化は壊滅的なレベルに達しています。

コペテとディエゴ・ロペスの長期離脱に加え、直近の数日間でユスティン・デ・ハース、グイド・ロドリゲス、サディク・ウマルの3名が相次いで負傷離脱することが確定しました。さらに、ディエゴ・ロペスとセルジ・カノスの2名にいたっては「選手登録(sin ficha)」がなされていないため、物理的に試合へ出場できないという異常事態に陥っています。

そのほか、足首に違和感を抱えているルイス・リオハや、フルキエ、ケイン・ファン・オーフェレンの3名も出場が極めて不透明な状態です。

唯一の朗報は、全体練習に復帰したパブロ・マフェオが万全の状態で試合に臨めそうな点です。また、移籍最終日に加入した新戦力のイングランド代表MFハーヴェイ・エリオットも召集メンバーに名を連ねる予定で、デビューの可能性があります。なお、アンドレ・アルメイダはラシン・サンタンデールにレンタル移籍しているため、チームには帯同しません。

カルロス・コルベラン監督は、この極限状態を切り抜けるために5バック(ライン・オブ・5)のシステムを復活させることを計画しているとみられます。これは、ペペルを中盤(ボランチ)に配置してピッチ中央を安定させるための措置です。

前節デポルティーボ戦で惨敗したメンバーから大幅な変更を加えるのは困難ですが、サディクを欠く前線にはウーゴ・ドゥロ、あるいはアルノー・ダンジュマのいずれかがワントップに入ることになります。中盤のハビ・ゲラと佐藤(Sato)はスタメン確実の存在とみられています。

予想される最新の先発布陣は、GKにディミトリエフスキ、DFにガヤ(またはヘスス・バスケス)、ディアカビ、タレガ、アルナウ・マルティネス、マフェオ(またはリオハ)、中盤にペペル、ウグリニッチ、ハビ・ゲラ、佐藤、そして前線にダンジュマ(またはウーゴ・ドゥロ)という構成が有力視されています。

対戦相手であるバルセロナは、昨シーズンは前年王者としてメスタージャに乗り込んできたものの、バレンシアがホーム最終節で勝利を収め、リーグ戦でのメスタージャにおける対バルサ6年ぶりの勝利を達成しました。しかし今回は状況が全く異なり、主力メンバーを揃えた首位のバルサが立ちはだかります。

バルセロナもフレンキー・デ・ヨング(右膝内側側副靭帯断裂)やルーニー・バルドグジ、ジェッセ・ビシウらが欠場、ガビも膝の打撲からの回復プロセス中で出場は不透明ですが、ロドリが復帰傾向にあり、さらに最終日に急遽加入した新エースのガブリエル・ジェズスもすでに練習に合流しています。

メスタージャにおけるバルサの最近10試合の対戦成績はわずか2敗のみ。降格圏に喘ぐ現状を踏まえると、勝機を見出すには極めて困難な戦いが待っています。 (via SPORT / Superdeporte / Mundo Deportivo / ElDesmarque)

【本日の総括】

バレンシアのレジェンド、マリオ・ケンペス氏が、ピーター・リム氏による最悪のクラブ経営に対してスタジアムを空にするという極めて過激なボイコット活動を呼びかけました。チームは開幕から1分2敗と最悪のスタートを切っており、さらに今週末のバルセロナ戦を前に、怪我人と未登録選手による壊滅的な野戦病院状態に陥っています。指揮官は5バックへの変更などを画策していますが、首位バルサを相手に極限状態での戦いを強いられることになります。