右SBラティウのフラム移籍が秒読みか!プレミア挑戦へ向けクラブ間交渉が進行中

ラージョ・バジェカーノの右サイドバックとして重要な役割を担ってきたルーマニア代表のアンドレイ・ラティウが、クラブを去る可能性が極めて高くなっています。

現在、プレミアリーグのフラムがラティウの獲得に強い関心を示しており、ラージョとの間で本格的な移籍交渉が進められています。交渉は両クラブにとって非常に前向きな形で推移しており、移籍の実現に向けて大きく動き出しています。

今回の交渉において、移籍を大きく後押ししているのが選手自身の強い希望です。ラティウはラージョを離れてイングランドで新たな挑戦をすること、そして憧れのプレミアリーグでプレーする機会を熱望しています。実際に、選手側とフラムとの間では、加入の際の個人条件についてすでに完全な合意に達しています。

現在はクラブ同士の合意という最終的なハードルを残すのみとなっており、ラージョはロンドンから届くオファーを慎重に精査し、主力DFの放出に最終的なゴーサインを出すかどうかの決断を迫られています。ラティウの退団が決れば、チームにとっては計り知れない戦力低下となるため、ベニャ・サン・ホセ監督率いる首脳陣は、移籍市場が閉まる前に代替となる新たな右サイドバックの確保に向けて市場を模索する必要に駆られることになります。(via Estadio Deportivo)

本拠地バジェカスでのレーシング戦開催が不可に!代替スタジアム選定の難航とファンの猛反発

9月5日(土)18時30分にキックオフが予定されているラ・リーガEAスポーツ第4節のレーシング・サンタンデール戦について、本拠地エスタディオ・デ・バジェカスでの開催が不可能であることが確定しました。

スタジアムを所有するマドリード自治政府が、1ヶ月前に下したスタジアムの使用許可取り消し処分を未だに解除していないため、一般の観客を迎えて試合を開催する認可が下りていません。試合まで残り8日と迫る中、ラージョは代替となるスタジアムを早急に決定しなければならない極めて厳しい状況に立たされています。

当初、クラブはヘタフェのホームスタジアムであるコリセウムでの開催を第一希望として打診していました。しかし、ヘタフェ側からは現在スタジアムの改修工事を進めていることに加え、ラージョの試合のわずか2日後に自チームのセルタ戦を控えているという過密日程を理由に、スタジアムの提供を断られました。

現在浮上している現実的な選択肢は2つあります。1つはブルゴスがホームとして使用するエル・プランティオで、ブルゴス側はラージョへの協力を快諾する姿勢を見せています。もう1つはレガネスのブタルケです。もしブタルケを選択した場合、ラージョにとっては今年に入って早くも3回目となる他人の家でのホームゲーム開催を強いられることになります。

このバジェカス以外での開催決定は、ファンの間に大きな失望と怒りをもたらしています。去る8月20日にレガネスのブタルケで行われたアラベス戦では、本来のホームでありながら定期券を持つソシオのほとんどが現地に移動せず、スタジアムの観客数はわずか4280人に留まりました。しかもその多くは招待券で入場した一般のファンであり、実質的なホームの熱気は失われていました。スタジアム問題はチームのサポート体制にも深刻な影を落としています。(via Estadio Deportivo)

経営陣への怒り爆発!サポーターがプレサ会長退陣を求める大規模抗議デモを9月5日に計画

本拠地バジェカスが使用できないという異常事態を受け、ラージョの熱狂的なサポーターグループは再び立ち上がる決意を固めました。

レーシング・サンタンデール戦が予定されている9月5日の16時45分から、アサンブレアの噴水において、現経営陣のずさんなクラブ運営に抗議する大規模なデモが召集されました。ファンは『ラージョはバジェカスのもの、さもなくば存在しない』というスローガンを掲げ、不当なクラブの管理体制に対して断固とした姿勢を示す構えです。

公開されたサポーター団体のマニフェストでは、次のような痛烈なメッセージが綴られています。

『私たちの愛するスタジアムを守り、尊厳あるまともなコンディションを取り戻すために最後まで闘い抜こう。そして、長年にわたって私たちファンを翻弄し、チームを不当に扱い続けているあの人物をクラブから追い出そう』

このメッセージが指し示すあの人物とは、かねてよりファンと激しく対立しているラウル・マルティン・プレサ会長のことです。ファンは、スタジアムが使えない現状をクラブ最大の危機と捉え、根本的な問題である会長の退陣と、バジェカスの正当な権利を守るための運動をさらに激化させています。(via MARCA)

安全性を巡るクラブと自治政府の平行線!「スタジアムは完璧」と主張するも許可下りず

今回のスタジアム使用禁止問題の根底には、マドリード自治政府とクラブ側との長引く見解の相違があります。

ことの始まりは約1ヶ月前、スタジアムの所有者であるマドリード自治政府が、バジェカスに「深刻な安全上の欠陥、設備全般の極端な老朽化、および重大な法規違反」が認められるとして、クラブへの使用許可を一方的に一時剥奪したことに端を発します。

これに対し、ラージョ側は即座に問題箇所の改善作業に取り組み、第三者機関による厳密な監査を実施しました。その結果、1000ページを超える膨大な監査報告書を作成し、マドリード自治政府の技術スタッフに提出して安全性をアピールしました。

しかし、自治政府側は未だにこの報告書に対する正式な承認を出しておらず、課された条件を完全に満たすまではバジェカスへの復帰は一切認めないという頑なな態度を崩していません。

一方で、ラージョのクラブ関係者はメディアに対し、スタジアムは現在、安全に観客を収容して試合を開催できる完璧な状態にあると自信をのぞかせています。クラブは自治政府に対して、これ以上の混乱を避けるためにも一刻も早くこの問題を解決し、チームが通常のホームスタジアムで戦えるよう迅速な認可を強く求めています。(via MARCA)

クラブ内部に渦巻く混沌!トレホがプレサ会長の退任を要求、監督もバジェカス帰還を切望

スタジアム問題による揺らぎは、ピッチ外のサポーター運動に留まらず、クラブの内部そのものを大きく揺るがす混沌へと発展しています。

チームの絶対的なリーダーであり、精神的支柱でもあるベテランのオスカル・トレホが、ファンと同様にラウル・マルティン・プレサ会長の退陣を公の場で要求していることが明らかになりました。ピッチ上のキャプテンがクラブの最高責任者に対して辞任を求めるという事態は、内部の信頼関係が完全に崩壊していることを如実に示しています。

また、今シーズンからチームの指揮を執るベニャ・サン・ホセ監督も、このスタジアム問題を巡る現状に心を痛めており、一刻も早くバジェカスでの試合開催が再開されることを何よりも望んでいます。

選手、監督、フロント、そしてファンがそれぞれ異なるベクトルで葛藤を抱え、クラブを揺るがす様々な問題が複雑に絡み合うラージョ・バジェカーノ。この内部崩壊の危機を乗り越え、再び一つになれるのか、クラブはまさに存亡をかけた岐路に立たされています。(via Estadio Deportivo)


【本日の総括】

ラージョ・バジェカーノは、主力右SBラティウのプレミア移籍が秒読み段階に入る一方で、深刻なスタジアム問題に直面しています。9月5日のレーシング戦はバジェカスでの開催が不可能となり、代替地の選定が急がれる中、サポーターや中心選手であるトレホからはプレサ会長の退任を求める声が噴出。ピッチの内外で極めて混沌とした状況が続いています。