クラブ運営・移籍市場

💶 セルタは夏の移籍市場(7月1日開始)に向けて素早く動いている。アレイシ・フェバスの3年契約での加入が公式発表待ちとなっている。6月中にこれ以上の大きな動きは予想されていない。欧州リーグ(ヨーロッパリーグ)出場権を獲得したチームにおいて、コーチングスタッフの構想から外れた選手の放出を進めるとともに、会計年度末の赤字を回避するために約1600万ユーロの資金調達が最優先課題となっている。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)

ブライス・メンデス復帰の噂

🔙 スポーツディレクターのマルコ・ガルセスとアレックス・オテロの机上にある大きな夢が、レアル・ソシエダに所属するカンテラ出身、ブライス・メンデスの復帰だ。ソシエダは放出の意思があるが、安売りはしない構え。ソシエダは2022年に1300万ユーロで彼を獲得したが、ペレグリーノ・マタラッツォ監督就任以降は出番が激減(第18節以降わずか663分出場、スタメン8試合)したため、現在の価値は下がっており、600万ユーロ程度であれば移籍の可能性がある。セルタのコーチングスタッフは彼を高く評価し、残留が期待されるフェル・ロペスとの共存が中盤の質を上げると考えている。1月に30歳になるブライス自身も4年ぶりのビーゴ復帰を前向きに捉えており、税率の違いやセルタの給与水準に合わせて大幅な減俸を受け入れる意思があるという。交渉は長期化が予想される。(via ElDesmarque)

レンタル選手のシーズン総括

✈️ 今季他クラブへローン移籍していた5選手の状況は以下の通り。

・マヌ・サンチェス:レバンテで33試合に出場し、最も成功したローン選手となった。レバンテは彼を残したい意向だが、400万ユーロの買取オプション行使は難しい。セルタとはあと2年契約があるが、ヒラルデス監督の構想外であり、クラブは市場価値600万ユーロとされる彼を手放し、別の左SB(バレンシアのヘスス・バスケスなど)を狙っている。

・ウナイ・ヌニェス:エラス・ヴェローナで17試合出場後、後半戦はバレンシアでカルロス・コルベラン監督の下、CBや右SBとして13試合に出場。バレンシアの監督とファンの信頼を勝ち取った。2029年までの契約があるが、高給がネックとなっており、ヘスス・バスケス獲得の取引に組み込まれる可能性など、セルタを離れる公算が大きい。

・ダミアン・ロドリゲス:1月にラシン・サンタンデールへローン移籍。セルタでは前半戦7試合のみだったが、ラシンでは20試合に出場し1部昇格に貢献。市場価値を高めた。プレシーズンはセルタでスタートする予定だが、来季(26/27)残留するかは不明。

・カルレス・ペレス:ギリシャのアリス・テッサロニキで犬に噛まれる事件や筋肉の怪我に苦しむ奇妙な1年を過ごした。27試合出場で終盤に1ゴールのみ。アリスは300万ユーロの買取オプションを持つ。セルタとはあと1年契約があるが、再びローンか完全移籍で放出される見込み。

・カルロス・ドトール:マラガで35試合1ゴール5アシストを記録し、フアン・フネス監督の信頼を得て昇格プレーオフを戦っている。2028年までの契約だが来季セルタでプレーする可能性は低く、マラガへの残留や別取引への組み込みが予想される。(via Estadio Deportivo)

トップチームDF陣のシーズン通信簿

🛡️ 過酷なシーズンを戦い抜いたセルタのDF陣の今季の個人評価(10点満点)。

・セルヒオ・カレイラ(8.5点):今季のベストプレーヤーの一人。逆足の左サイドでのプレーが多かったが、素晴らしいパフォーマンスでスタメンを勝ち取った(計3514分出場、2G1A)。

・ハビ・ルエダ(8点):1部リーグ1年目でポテンシャルの高さを見せつけた。筋肉系の怪我に苦しんだが、スペースがある際の危険性を示し、ヒラルデス監督の最高の武器の一つに(2000分強、4G7A)。

・ハビ・ロドリゲス(7.5点):定着のシーズンとなり、W杯に向けたスペイン代表のサポートメンバー9人の1人に選ばれた(3366分、2A)。

・マルコス・アロンソ(7点):フィールドプレーヤー最長の3759分に出場(1G)。3大会を戦うチームに必要なベテランの落ち着きをもたらし、ゲームメイクや若手指導で不可欠な存在。契約延長が待たれる。

・カール・スタルフェルト(6.5点):健康な時は守備のリーダーだが、背中の問題や肉離れで多くの試合を欠場。夏にはW杯出場予定で、クラブは彼へのオファーを聞く構え。

・ヨエル・ラゴ(6点):尻上がりに調子を上げ、終盤に活躍(1285分出場)。来季のローテーションの重要選手になり得る。

・マヌ・フェルナンデス(5点):序盤は良かったが22節以降は出場が激減し、今夏退団の可能性が高い。

・アルバロ・ヌニェス(5点):1月にエルチェから恥骨炎を抱えて加入。フィジカル回復や戦術理解に時間を費やし、左サイドでのプレーが多かったのが足枷に。

・カルロス・ドミンゲス(4点):契約延長でクラブの期待を受けたが、自信と継続性の欠如から深刻なミスが目立った。

・ジョセフ・アイドゥー(3点):アキレス腱断裂から復帰したがトップレベルには戻れず、致命的なミスを連発。来季は別のチームを探すことになる。

・ミハイロ・リスティッチ(3点):セルタでの3年目も怪我と長いリハビリ期間に苦しみ、ヒラルデス監督の好みでありながら出場機会は少なく、裏口から退団する見込み。

・パブロ・メイシュス(5点):Bチームのキャプテン。国王杯プエルト・ベガ戦でトップチーム公式戦デビューを果たした。(via ElDesmarque)

Bチーム:昇格PO準決勝第1戦結果

🔥 セルタ・フォルトゥナは、2部昇格プレーオフ準決勝の第1戦でCEエウロパと対戦し、敵地のカン・ドラゴで1-1の引き分けに持ち込んだ。前半43分、相手のパスに対してセルタのジェルマン・ミジャがオフサイドラインを下げてしまうミスからジョルディ・カノに先制点を許したが、後半アディショナルタイム(98分)にアンドレス・アンタニョンがこぼれ球をダイレクトで合わせて劇的な同点ゴールを決めた。レギュラーシーズンを2位で終えているセルタ・フォルトゥナは、第2戦のバライードスで引き分け以上なら決勝進出となるアドバンテージを維持した。(via ElDesmarque / SPORT / Estadio Deportivo)

Bチーム:フレディ・アルバレス監督のコメント

🗣️ 試合後、フレディ・アルバレス監督は次のように語った。

『予想通り、非常に経験豊富で、複数のシステムを使いこなし、インテンシティの高いチームだった。ダイレクトプレーや深い位置への攻撃で我々を自陣に押し込もうとしてくることは分かっていた』

『いつものように試合の主導権を握ったが、アタッキングサードでの深みが足りなかった。こういった試合でチャンスを作るのは非常に難しく、小さなディテールが勝敗を分ける。それでも、最大限の困難の中で手堅い試合ができたと満足している』

『1-0になっても絶望せず、感情のコントロールを保った。チームの反応と、最後まで信じ続ける姿勢には満足している』

『我々にとって有利な状況だと考える人が多いかもしれないが、それは間違いだ。油断すれば敗退する。キックオフの瞬間から勝ちにいかなければならない』

『(失点シーンは)トレーニングしていたプレーで重大なミスを犯してしまったが、大半が2部昇格プレーオフを初めて経験する選手たちだ。これも彼らの学習と成長の一部だ』

『ウゴ・ゴンサレスは非常に才能豊かな選手。ゴール、ラストパス、スピード、局面を打開する力を持っている。状況が許せば、すぐにプロサッカーの舞台で彼を見ることができると確信している』(via ElDesmarque)

Bチーム:アンドレス・アンタニョンのコメント

🎙️ 98分に同点弾(今季4点目)を沈めた19歳のMFアンドレス・アンタニョンは、チームの粘り強さを強調した。

『これがこのチームの本質だ。終盤にこれだけ多くのゴールを決めているのは偶然ではない。実際、僕たちのゴールの3分の2は後半に生まれていて、それはチームメイトやコーチングスタッフへの信頼の証だ。全員がお互いの仕事を信じていて、それがピッチに表れている』

『試合には様々な局面があった。これだけ小さなピッチではポゼッションが頻繁に入れ替わる。重要なのは、ボールを持っていなくても焦らないという成熟さを持つことだ。守備を固めて後ろから試合をコントロールすることも学んだし、その点は大きく改善されたと思う』

『(暑さについては)両チームに平等に影響する。それは条件の一つに過ぎず、僕たちは自分たちのプレーに集中し、物事を正しく行うことだけを考えるべきだ』

『監督から試合前に、このプレーオフは1試合で決まるものではなく、180分間で決まると言われていた。相手のゴールはどんな試合でも起こり得ることで、重要なのはそこからうまく立て直せたこと。次は必ず勝利を収められると確信している』(via ElDesmarque)

Bチーム:選手個人評価

📊 エウロパ戦のBチームの選手評価は以下の通り。

・コケ・カリージョ(6):素晴らしいセーブを見せ、後半は安定。

・ジェルマン・ミジャ(4):失点時にオフサイドラインを下げてしまうミス。

・キケ・リベス(6):前半は堅実、後半は決定的なクリアと惜しいシュート。

・パブロ・メイシュス(5):失点時にポジションを奪われたが後半は持ち直した。

・アンショ・ロドリゲス(6):ミスなく成長を見せ、プレッシャーに怯まなかった。

・ホエル・ロペス(6):前半のベストプレーヤーの一人。守備、攻撃、ビルドアップで活躍し安定感をもたらした。

・ウゴ・ブルシオ(5):中盤支配に苦労したが、後半から攻撃を改善させた。

・アドリア・カプデビラ(5):右サイドからの素晴らしいプレーがあったがパスミスがあり、遅れたタックルで交代。

・ウゴ・ゴンサレス(6):チームの攻撃のほとんどを担い、最も危険な選手だった。

・アルバロ・マリン(4):エゴイストなプレーが目立ち、ハーフタイムで交代。

・オスカル・マルコス(4):決定機があったが試合に入れず。

・アンドレス・アンタニョン(7):ピッチに入り攻撃を改善させ、素晴らしい同点ゴールを決めた。

・ベルナルド・ソムア(4):スペースがなく苛立ち、イエローカードを受けた。

・アルドリン・キベット(5)/デ・ラ・イグレシア(-)/パブロ・ガビアン(-):出場時間が短く評価なし。(via ElDesmarque)

監督の交友関係

🤝 トップチームのクラウディオ・ヒラルデス監督が、アトレティコ・マドリードのコケと、フィオレンティーナのダビド・デ・ヘアとの交流について語った。アトレティコのユース時代に共に過ごしたコケについては、『契約を延長してプレーし続けてほしい。実際、プレーはどんどん良くなっている。ポジションを後ろに下げてゲームを組み立てるようになり、自分を再発明した。彼はとても信頼できて、すごく賢い。エリートで長く続けるために多くの準備をしてきた』と称賛。デ・ヘアに関しても『何度か彼にアタック(セルタへ勧誘)したことがあるよ。僕たちはとても仲が良くて、よく話をするんだ。当時は彼を保護者のように可愛がっていたよ』と明かした。(via Estadio Deportivo)

若手ウインガーへの関心

👀 バルセロナの若手ウインガー、ルーニー・バルドグジが今夏ローン移籍する可能性が高まっており、セルタとベティスが彼の獲得に関心を寄せている。両クラブともバルセロナとは良好な関係にあるという。(via SPORT)

スタッツ小ネタ

⚡ LaLigaが発表した今シーズンのスピード記録ランキングにて、セルタのホネス・エル・アブデラウィが「35.45 km/h」を記録し、リーグ4位にランクインした。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場に向けた資金調達やブライス・メンデス復帰の噂が過熱する中、Bチーム(セルタ・フォルトゥナ)は昇格プレーオフで劇的な同点劇を演じ、バライードスでの第2戦に望みを繋ぎました。トップチームもローン組の整理やDF陣の評価見直しを進めており、来季に向けた重要な動きが続いています。