ブラウリオSDが語る新スカウト体制の構想とビッグデータ依存への否定
ブラウリオ・バスケススポーツディレクターが、今後のバレンシアにおける新たなテクニカルセクションの構築プランを明かした。前体制が導入した国際スカウト網を刷新し、オサスナ時代に協働したカタのように『自分のすぐ隣にいて信頼できる人物』を1人コーディネーターとして配置する方針だ。候補には、かつてバレンシアやバリャドリードで協働経験があり現在リバープレートに所属するドミンゴ・カトイラや、内部で2020年からスカウトを務める元選手のマンエル・ルスらが挙がっている。
補強方針としては、自国市場(ラ・リーガおよびラ・リーガ ハイペルモーション)でのスカウティングを最優先とし、パテルナのBチーム(VCFメスタージャ)からの内部昇格ラインを重視。ガヤやヘスス・バスケスの将来を見据え、まず下部組織に後釜となる左サイドバックがいないかを優先的にチェックする構造を作る。
前体制が注力したビッグデータ至上主義については『データは尊重するが、それ以上にプレイする文脈や環境の解釈が重要だ』と指摘。ブロックを低く設定する4バックとウイングバックでは求められる能力が異なると例を挙げ、単なる数値だけで選手を獲得する手法を否定した。さらに、メスタージャの7万人近い観客の前でプレイする精神的プレッシャーに耐えられるかを重要視する考えを示した。財務面に関しては、2027年夏以降に給与制限の緩和や新スタジアムからの収入で補強の幅が広がると見込みつつも、『1人に対して1500万ユーロを投じるような過度な支出はせず、身の丈に合った着実な成長を目指す』と語っている。(via SPORT)