🇪🇸ラ・リーガ 注目トピック詳細 (2026-04-08)

 

【今回のラインナップ】

 

✅ レアル・オビエド [セビージャ撃破で残留に望み、守備陣が奮闘し激しい定位置争い勃発]

 

✅ ビジャレアル [鬼門サン・マメスでのビルバオ戦へ、アウェイでの逆転力不足が致命的な課題に]

 

✅ レアル・ベティス [歴史的なEL準々決勝ブラガ戦へ、イスコがチームに帯同し士気向上]

 

✅ アトレティコ・マドリード [CLバルサ戦へ闘志、ラミン・ヤマル封じの徹底とムッソの起用]

 

✅ アスレティック・ビルバオ [パレデスが練習復帰、不調のサンセトとN・ウィリアムズの起用法に悩み]

 

✅ コルドバCF [サラゴサ戦で主力2名が出場停止、アニア監督にとって痛手]

 

✅ バレンシアCF [SD就任が遅れ編成に影響、コルベラン監督の負担増]

 

✅ セビージャFC [オビエド戦敗北で降格危機、ニアンズに批判集中しクラブ売却にも影響]

 

✅ ラージョ・バジェカーノ [AEKアテネ戦はハイリスク指定で厳戒態勢、主力に負傷の不安]

 

✅ ジローナFC [アベル・ルイスが復調アピール、マドリード戦で再び「裁判官」となるか]

 

✅ UDラス・パルマス [エルソグがU-21代表選出、ベテランの支えで昇格争いに意欲]

 

✅ デポルティボ・ラ・コルーニャ [イダルゴ監督が批判を跳ね返し3位躍進、新アンセムの話題も]

 

✅ セルタ・デ・ビーゴ [ELフライブルク戦へ、アルバレスら負傷もアスパス復帰で会長も自信]

 

✅ レアル・サラゴサ [ナバーロ新監督下で復調もミランデスに痛恨の敗北、レトロユニは大ヒット]

 

✅ レバンテUD [カストロ監督不在の中、ヘタフェとの「決勝戦」へ向け公開練習でファンと結束]

 

✅ エルチェCF [降格圏で苦境の中、ディアンガナの合流遅れにクラブがRFEFへ抗議]

 

✅ RCDマジョルカ [デミチェリス新監督がダルデルとP・トーレの共存を成功させマドリード撃破]

 

✅ レアル・ソシエダ [エルストンドがマタラッツォ体制で初スタメンへ、コパ決勝へ向け交通ストの懸念]

 

✅ マラガCF [ラルビアが骨折で離脱、フネス監督は代役ドリオで未踏の領域へ]

 

✅ CDカステリョン [Bチームのセグラがハットトリックで得点王に浮上、トップチーム入りも]

 

✅ FCアンドラ [ピケの審判抗議でクラブに度重なる罰金、厳罰の可能性も浮上]

 

✅ ブルゴスCF [カンテーロが昇格への決意を語る、ラ・リーガ・ハイパーモーションの競争力を称賛]

 

✅ CDテネリフェ [GKアラゴネセスJrがセルタB戦で躍動し、トップチームの自動昇格を間接支援へ]

 

■【レアル・オビエド】🛡️

カルロス・タルティエレで行われたセビージャ戦で納得のいく勝利を収め、残留へ向けて自信を深めている。その鍵となったのは、エリック・バイリーとダニ・カルボによる堅固なセンターバックコンビの活躍である。ギジェルモ・アルマダ監督は「守備の安定こそが残留への道」という考えを強固にしており、GKアロン・エスカンデルがほとんど決定的なセーブを強いられなかった事実が、守備におけるチーム全体の連携の良さを証明している。バイリーはフィジカルの強さを生かして対人戦で圧倒し、カルボは守備陣のリーダーとして秩序をもたらした。次節のバライードスでのセルタ戦に向けて、アルマダ監督は難しい決断を迫られている。これまで主力として活躍してきたダビド・コスタスがスタメン復帰を狙っており、さらに筋肉系のトラブルから回復したダビド・カルモも全体練習に復帰した。パウノビッチ前監督やルイス・カリオン体制で不可欠だったカルモの復帰により、センターバックの定位置争いは一層激化している。(via AS)

 

■【ビジャレアル】💛

今週末の日曜日、サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を控えているが、このスタジアムはビジャレアルにとってまさに鬼門となっている。1部リーグにおける直近13回のサン・マメス訪問で、1勝5分7敗と大きく負け越している。唯一の勝利は2018年9月26日、ハビ・カジェハ監督時代にパブロ・フォルナルス、フネス・モリ、トコ・エカンビのゴールで0-3と快勝した試合まで遡らなければならない。直近の訪問である昨季の第16節では、アイトール・パレデスとイニャキ・ウィリアムズのゴールにより2-0で敗北し、マルセリーノ監督率いるチームはエルネスト・バルベルデ監督のチームに順位を逆転される苦い経験を味わった。(via SPORT)

さらに今季のビジャレアルは、アウェイ戦での「逆転力」の欠如という致命的な課題を抱えている。アウェイで先制された13試合のうち、勝利に持ち込めた試合はゼロである。オサスナ戦とアラベス戦の2試合でなんとか引き分けに持ち込んだものの、残りの11試合(アトレティコ、レアル・マドリード、ベティス、ヘタフェ、バルセロナ、ジローナなど)は全て敗戦となっている。ホームのラ・セラミカではオサスナ戦やバレンシア戦で逆転勝利を収めているだけに、内弁慶な状況が浮き彫りになっている。先制した試合では無敗を誇る驚異的な堅守を見せているため、いかに先制点を与えないかが鍵となる。(via AS)

 

■【レアル・ベティス】🌴

クラブ史上初となるヨーロッパリーグ(EL)準々決勝という歴史的な舞台に挑む。対戦相手はポルトガルのSCブラガで、1stレグは水曜日にエスタディオ・ムニシパル・デ・ブラガで行われる。ポルトが同日にELを戦うため、近隣地域での同日開催を避けるUEFAの規定により前倒し開催となった。ラ・リーガではエスパニョールと引き分けるなど6試合未勝利と極度の不振に陥っているが、マヌ・ファハルドSDは「エスパニョール戦でのボール非保持時の守備は今季最高だった」と前向きな姿勢を強調している。(via SPORT)

チーム状況としては、フニオルが招集復帰する可能性がある一方で、未登録のロ・チェルソや、負傷中のアンヘル・オルティスは欠場する。また、コンゴ代表としてW杯出場を決めた祝賀行事への参加で合流が遅れたセドリック・バカンブには、アンヘル・アロ会長からクラブの内部規律に基づく罰金処分が下されることが明言されており、遠征メンバーからも外れた。(via Estadio Deportivo)

一方で、最大の朗報は長期離脱中だったキャプテンのイスコがチームの遠征に帯同したことだ。まだプレーできる状態ではないものの、部分的にグループ練習に合流しており、「まだ違和感はあるが、ようやく光が見えてきた」と語っている。ピッチ外からでもチームを鼓舞し、団結力を高める役割を果たしている。また、マヌ・ファハルドSDはブラガについて「セルタやエルチェに似たポゼッション主体の戦術を好む」と警戒しつつも、ネルソン・デオッサの成長を称賛している。(via AS)

なお、今季のベティスはELの快進撃により、すでに昨季のカンファレンスリーグ準優勝時の収益(2073万ユーロ)を超えるクラブ史上最高額の欧州大会収入を確定させている。ブラガを敗退させればさらに420万ユーロ、優勝すれば追加で600万ユーロという莫大な賞金が懸かっている。(via Estadio Deportivo)

ポルトガル現地メディアはベティスを「大会の優勝候補」と恐れており、特にブラジル人ウインガーのアントニーの個人技に強い警戒心を示している。約2000人のベティコが現地ブラガに駆けつける予定だ。(via Estadio Deportivo)

 

■【アトレティコ・マドリード】🐻

チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグで、FCバルセロナとスポティファイ・カンプ・ノウで激突する。今季はリーグ戦とコパ・デル・レイを含めて5度目の顔合わせとなる。直近のリーグ戦ではメトロポリターノで1-2の敗北を喫したが、コパ・デル・レイ準決勝では4-0の歴史的圧勝を収めており、シメオネ監督はその再現を狙っている。(via SPORT)

怪我人などの影響により、オブラク、ヒメネス、バリオス、ジョニー・カルドーソの4名がマドリードに残り欠場する。オブラクは練習に復帰したものの万全ではなく、好調を維持しているフアン・ムッソが先発マウスを守る見込みだ。また、筋肉の違和感から回復したプビルや、捻挫から復帰したメンドーサも招集メンバーに名を連ねた。シメオネ監督は、ナウエル・モリーナ、ル・ノルマン、ハンツコ、ルジェリの4バック、あるいはプビルを右サイドバックに配置する布陣をテストしており、中盤にはコケとマルコス・ジョレンテ、前線にはルックマン、ジュリアーノ・シメオネ、フリアン・アルバレス、そしてグリーズマンを起用する構成が予想される。(via Mundo Deportivo)

グリーズマンにとって、今季終了後のオーランド移籍が決定しているため、これがカンプ・ノウでの「ラストダンス」となる。バルセロナ時代にはホームで16ゴールを記録した思い出の地であり、自身の3人の子供(ミア、アマロ、アルバ)の誕生日でもある4月8日に行われるこの一戦で、特別な結果を残す意気込みだ。(via AS)

戦術面では、アトレティコのコーチ陣はバルセロナのラミン・ヤマルを徹底的に封じ込める「罠」を用意している。ヤマルは現在CLでイエローカードを4枚累積しており、あと1枚で出場停止となる。ラフィーニャを負傷で欠くバルセロナの攻撃力を削ぐため、序盤からの戦術的ファウルや執拗なダブルチーム、さらに心理的な揺さぶりをかけて警告を誘発し、メトロポリターノでの2ndレグに出場させないことを狙っている。(via SPORT)

また、クラブは公式X(旧Twitter)で、ラ・リーガのバルセロナ戦でジェラール・マルティンに提示されたレッドカードがイエローに軽減された件について、CTA(審判技術委員会)が「VARの不当な介入による誤審だった」と公式に認めたことに対し、「自らの過ちを認めてくれる人がいることに感謝する」と皮肉交じりのメッセージを発信した。(via Mundo Deportivo)

シメオネ監督のチームは公式チャンネルで「ここには誰でも到達できるわけではない。限界はない、恐れはない。彼らのスタジアムで、我々の時間だ」と力強いモチベーションビデオを公開し、士気を最高潮に高めている。(via MARCA)

OBのパウロ・フットレは「メッシがいた世界最高のバルサを過去2回もCLで敗退させているのだから、二度あることは三度ある」と古巣の突破を熱烈に支持している。(via SPORT)

 

■【アスレティック・ビルバオ】🦁

ビジャレアルとのホーム戦に向けて、レサマでの練習にアイトール・パレデスが復帰した。コパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレアル・ソシエダ戦(アノエタ)でふくらはぎに強烈な打撲を負い、松葉杖生活を余儀なくされていたパレデスだが、約1ヶ月ぶりにグループ練習に完全合流し、バルベルデ監督を安堵させている。一方で、アンドニ・ゴロサベルは左股関節の筋肉痛で別メニュー調整となっており、十字靭帯断裂からリハビリ中のベニャト・プラドスもまだグループ練習には戻れていない。しかし、サンナディ、ニコ・ウィリアムズ、ジェライ、エギルスらがすでに復帰しており、指揮官はほぼフルメンバーで欧州カップ戦出場権争いの佳境に臨むことができる。(via AS)

攻撃陣の要であるニコ・ウィリアムズは、恥骨炎の治療による約2ヶ月の離脱からヘタフェ戦で復帰したものの、前半の躍動感から一転して試合終盤には著しいスタミナ切れを露呈した。バルベルデ監督は「実戦感覚を取り戻すにはプレーし続けるしかない」と擁護するが、ワールドカップを控える中での再発の恐怖と、彼への過度な依存がクラブ内に不安の種を撒いている。(via Estadio Deportivo)

さらに深刻なのがオイアン・サンセトの不振である。昨季のチーム内得点王が今季はここまで33試合でわずか5ゴール1アシストと極度のスランプに陥り、ピッチ上で無気力な姿を見せてベンチに降格する試合も増えている。レサマの元ディレクターでクラブOBのアイトール・ララサバルは地元テレビ番組で「彼はもはや不可欠な選手ではない。昨年の夏が彼を売却する最高のタイミングだった。クラブは大きなチャンスを逃した」と容赦ない批判を展開した。(via Estadio Deportivo)

 

■【コルドバCF】🟢

セグンダ・ディビシオン。カディスCFに対する勝利で残留へ向けて貴重な勝ち点を得たものの、その代償は大きかった。次節のレアル・サラゴサ戦において、イバン・アニア監督は前線の中核を担うセルジ・グアルディオラとハコボ・ゴンサレスの2人を累積警告による出場停止で欠くことになった。特にグアルディオラはカディス戦で素晴らしい動きと連携を見せ、監督からも絶賛されていた矢先の累積10枚目による出場停止である。ハコボも累積5枚目でサスペンションが適用される。ミケル・ゴティやテオ・ジダン、ダリソンといった選手たちが代役として浮上しているが、イスマ・ルイスやアレックス・マルティン、カラセドらもリーチ状態にあり、規律面でのリスク管理が終盤戦の大きな壁となっている。(via Estadio Deportivo)

 

■【バレンシアCF】🦇

ロン・ゴーレイCEOが2月5日の会見で「1〜2ヶ月以内にスペイン市場に精通したスポーツディレクター(SD)を採用する」と明言してから2ヶ月以上が経過したが、新SDはいまだに決定していない。カルロス・コルベラン監督とCEOの間を繋ぐ重要な役職が空席のままであり、来季の編成プロセスは完全に停滞している。スカウティング部門の拡充(リサンドロ・イセイ、ハンス・ギルハウス、アンドレス・サモラらの採用)という第一段階は完了したものの、冬の移籍市場でコルベラン監督が一人で交渉の負担を背負った状況は現在も改善されていない。クラブはギド・ロドリゲスの契約延長交渉など優先事項を抱えているが、監督はSDの意見や代替案の提示がないまま決断を下すことを躊躇しており、構造的な欠陥が重くのしかかっている。(via SPORT)

 

■【セビージャFC】🔴⚪

降格の危機が現実味を帯びている。マティアス・アルメイダ前監督の後任として就任したルイス・ガルシア・プラサ監督の下でもチームは浮上のきっかけを掴めず、最下位レアル・オビエドに敗れて3連敗、5戦未勝利となった。勝ち点31で17位に沈み、降格圏のエルチェ(勝ち点29)とはわずか2ポイント差である。残り8試合のうち7試合がトップ10に位置するチーム(アトレティコ、レアル・ソシエダ、レアル・マドリード、ビジャレアルなど)との対戦であり、スケジュールは絶望的だ。(via Estadio Deportivo)

オビエド戦での敗北の戦犯としてサポーターの怒りが集中しているのがDFニアンズである。フェデ・ビニャスへのマークを完全に外し先制点を献上した挙句、無意味な退場処分を受けた彼に対し、地元メディアのアンケートでは94.3%のファンが「クラブ史上最悪の費用対効果の補強」と断定している。1600万ユーロという高額な移籍金と高給に見合わず、怪我で70試合以上を欠場している現状に擁護の声は皆無だ。(via Estadio Deportivo)

この悲惨なスポーツ状況は、クラブの売却交渉にも影を落としている。セルヒオ・ラモスがパートナーとして関与するアルゼンチンの投資グループ「Five Eleven Capital」がクラブの買収に向けて財務調査(デューデリジェンス)を終え、最終オファーの提示期限を2週間後に設定している。クラブの評価額は負債8800万ユーロを含めて約4億5000万ユーロとされているが、LOI(基本合意書)には「セビージャが2部に降格した場合、クラブの評価額を25%(約1億ユーロ以上)減額する」という条項が明記されている。ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ現会長は売却成立時には退任する意向を示しているが、ピッチ上の惨状が経営陣の利益を大きく損なう可能性が高まっている。(via MARCA)

 

■【ラージョ・バジェカーノ】⚡

エスタディオ・デ・バジェカスで行われるカンファレンスリーグのAEKアテネ戦は、国家反暴力委員会によって「ハイリスク指定」を受けた。スタジアムの収容人数約15,000人に対し、ギリシャから約745人の熱狂的なアウェイサポーターが駆けつける予定であり、警察や民間警備員など総勢370人の厳重な警備態勢が敷かれる。当日のスタジアムでのチケット販売は禁止された。

スポーツ面では、イニゴ・ペレス監督が前節のエルチェ戦勝利の勢いを維持したいところだが、練習を欠席したラティウやオスカル・バレンティンの状態が懸念されている。フラン・ペレスは長期離脱中で、アコマックもまだ医療的許可が下りていない。(via Estadio Deportivo)

 

■【ジローナFC】🔴⚪

今季、レアル・マドリードやバルセロナから勝ち点を奪う「ラ・リーガの裁判官」として名を馳せるジローナは、次節サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦に臨む。前半戦はシャビ・アロンソ体制のマドリードと1-1で引き分けており、今季のバルサ戦は1-2で逆転勝利を収めている。(via AS)

前節のビジャレアル戦での勝利は残留に向けた決定的な一撃となったが、その試合で今季9ゴールを挙げているエースのヴァンナトが脚を負傷して途中交代するというアクシデントが発生した。しかし、その代役としてピッチに立ったアベル・ルイスが圧巻のパフォーマンスを披露した。ブラガから加入後、度重なる怪我で今季の出場時間がわずか80分にとどまっていたアベル・ルイスだが、この試合だけで78分間プレーし、前線でのポストプレーや献身的なプレスでチームに決定的な貢献をもたらした。本人は「身体が反応しない時期は精神的にもきつかったが、今は200%の状態でトレーニングできている。マドリード戦に向けて準備は完璧だ」と復活を力強く宣言している。(via MARCA)

 

■【UDラス・パルマス】🌴

セグンダ・ディビシオン。ルイス・ガルシア監督の下で熾烈な昇格争いを展開している。注目を集めているのは、今季わずか388分の出場にとどまっている若手DFフアンマ・エルソグである。出場機会に恵まれない中でもU-21スペイン代表に継続して選出されており、本人は「セルヒオ・バルシア、ミカ・マルモル、アレックス・スアレスという素晴らしいセンターバックたちとの競争が自分を成長させている」とポジティブな姿勢を崩さない。ヘセやホナタン・ビエラといった経験豊富なベテラン勢の若手へのサポートにも感謝を示しつつ、今週末のラ・ロサレダでのマラガ戦に向けて「我々は常に昇格という目標を念頭に置いている」と闘志を燃やしている。(via AS)

 

■【デポルティボ・ラ・コルーニャ】🔵⚪

セグンダ・ディビシオン。アントニオ・イダルゴ監督の下、シーズン序盤の不振と一部ファンからのブーイングを完全に跳ね返し、第34節終了時点で首位ラシン・サンタンデールに勝ち点2差の3位にまで浮上した。イェレマイの恥骨炎やダビド・メジャの重傷といった攻撃の核を失う絶望的な状況において、イダルゴ監督はアルティミラをウイングに上げ、ルイスミ・クルスやストイチコフに責任を負わせるなど、見事な戦術的柔軟性を発揮。直近7日間の3試合で17人ものスタメンを起用する総力戦で乗り切り、前節のマラガ戦ではリアソール・スタジアムに今季セグンダ最多の観客動員を記録するほどの熱狂を取り戻した。(via AS)

また、クラブの周辺では、ガリシアで絶大な人気を誇るロックバンド「Os Rapants」のボーカル兼ギターであり、熱狂的なデポルティスタであるシャンマが「デポルの新しい公式アンセムを作らせてほしい」と公言して話題を呼んでいる。クラブは過去にソシオ向けアンケートで新アンセムの制作について意見を募っており、実現の可能性にファンが沸いている。(via SPORT)

 

■【セルタ・デ・ビーゴ】🩵

ヨーロッパリーグ準々決勝1stレグで、ドイツのSCフライブルクと敵地ヨーロッパ・パーク・シュタディオンで対戦する。マリアン・モウリーニョ会長は「誰も私たちがここまで来るとは思っていなかったが、1-2で勝つ自信がある」と強気な予想を披露し、さらにクラブが15シーズン連続での1部リーグ残留を事実上確実にしたことについて「プロジェクトの安定性を示す誇るべき記録だ」と絶賛した。(via SPORT)

クラウディオ・ヒラルデス監督は、出場可能なトップチームの全選手とBチームからアンドレス・アンタニョンを招集してドイツへ向かった。バレンシア戦で元セルタのウナイ・ヌニェスから強烈なタックルを受けたウーゴ・アルバレスは、左足首の第2度捻挫と骨挫傷により約2週間の離脱が確定し、EL2試合とリーグ戦(オビエド、バルセロナ)を欠場する。腰痛のスターフェルト、今季絶望のミゲル・ロマン、そして累積警告で出場停止のハビ・ルエダも遠征から外れた。その一方で、アキレス腱の痛みを抱えていたイアゴ・アスパスと、ふくらはぎを負傷していたマティアス・ベシーノが医療的許可を得て遠征メンバーに復帰したことはチームにとって絶大なプラス材料である。(via Estadio Deportivo)

 

■【レアル・サラゴサ】🦁

セグンダ・ディビシオン。ダビド・ナバーロ新監督の就任以降、カディス、アルメリア、ラシン・サンタンデールといった強豪を次々と撃破し、絶望的な状況から見事な復活劇を遂げていた。ナバーロ監督はボール支配率にこだわらず、堅守とロベルやダニ・ゴメスらアタッカーの決定力を最大限に引き出す戦術でチームに自信を取り戻させた。しかし、残留圏まであと勝ち点1に迫った前節の最下位ミランデス戦で、ホームのイベルカハ・スタジアムで1-2の痛恨の逆転負けを喫した。「重要な一歩を踏み出すべき時に、常に後ろに下がってしまう」というクラブの歴史的な悪癖が再び顔を出し、残留への道のりは再び険しいものとなっている。(via SPORT)

一方で、クラブが発表した1980年代のエンブレムとアディダスのオリジナルロゴを組み合わせたレトロユニフォームが、発売から3週間足らずで2100枚以上を売り上げる爆発的な大ヒットを記録している。在庫の80%がすでに消滅し、スペイン国内外のコレクターからも注文が殺到しており、今週末のコルドバ戦で選手たちが実際に着用する予定だ。(via SPORT)

 

■【レバンテUD】🐸

勝ち点26で19位と、プリメーラ・ディビシオン残留に向けて絶望的な戦いを強いられている。前節のレアル・ソシエダ戦での敗北を受け、ルイス・カストロ監督は次節のヘタフェ戦を「絶対に勝たなければならない決勝戦」と位置づけた。チームはシウタ・デ・バレンシア・スタジアムの扉を開放し、ファンを招き入れた公開練習を実施して結束をアピールした。ホームスタジアムであるはずのオルリオルスでの勝率の低さが致命傷となっており、ヘタフェ戦ではこの嫌なジンクスを打ち破らなければならない。カストロ監督はベンチ入り停止処分を受けており、ロジェール・ブルゲは負傷欠場、ウナイ・エルゲサバルも出場が不透明という満身創痍の状態で運命の一戦に臨む。(via Estadio Deportivo)

 

■【エルチェCF】🌴

勝ち点29で18位に沈み、残留ラインまで2ポイントの差をつけられている。エデル・サラビア監督率いるチームは前節ラージョ・バジェカーノに1-0で敗北し、苦境に立たされている。

この危機的状況において、クラブはコンゴ代表のグラディ・ディアンガナの行動に激怒している。W杯出場権を獲得したコンゴ代表の祝賀行事に参加するため、FIFAのインターナショナルウィンドウが終了した後も数日間にわたってキンシャサに滞在し、チームへの合流が大幅に遅れた。これによりディアンガナはラージョ戦を欠場し、さらにハムストリングの負傷まで抱えて帰還した。サラビア監督の早期合流の要請を無視したコンゴサッカー連盟に対し、エルチェはRFEF(スペインサッカー連盟)を通じて国際的な抗議を行う手続きを進めるとともに、選手に対する内部処分の適用も検討している。次節のバレンシア戦(マルティネス・バレロ)でのディアンガナの出場は絶望的と見られている。(via Estadio Deportivo)

 

■【RCDマジョルカ】👹

ハゴバ・アラサテ監督の後任として就任したマルティン・デミチェリス新監督が、レアル・マドリードを撃破する大金星を挙げた。その戦術的勝利の最大の要因は、アラサテ体制では「守備のバランスを崩す」として決して共存させてもらえなかったセルジ・ダルデルとパブロ・トーレの同時起用である。デミチェリス監督は、ダルデルをアンカーに据え、パブロ・トーレをトップ下に配置する4-4-2の中盤ダイヤモンドシステムを構築。この大胆な采配が見事に的中し、ダルデルの卓越したゲームメイクとトーレの攻撃センスが融合してマドリードの中盤を完全に支配した。ダルデル自身も「自分の本来のポジションでプレーできず苦しんでいた」と告白していたが、新監督の下で水を得た魚のように躍動し、チームに全く新しいプレースタイルをもたらしている。(via MARCA)

 

■【レアル・ソシエダ】🔵⚪

次節のデポルティーボ・アラベス戦に向けて、守備陣に大きな変更が加えられる。イゴール・スベルディアの負傷と、ホン・マルティンの累積警告による出場停止が重なり、アリツ・エルストンドがペジェグリーニ・マタラッツォ監督(今季途中就任)の下で初めてスタメンのピッチに立つことが確実視されている。今季のエルストンドは出場わずか14試合(先発5試合)とキャリアで最も厳しいシーズンを送っており、6月末で契約満了を迎えるため、この試合が自身の未来を切り開くための最後のアピールチャンスとなる。(via MARCA)

また、クラブとサポーターの最大の懸念事項となっているのが、セビージャ(ラ・カルトゥハ)で開催されるコパ・デル・レイ決勝へ向けた移動問題だ。航空管制官の労働組合(USCAおよびCCOO)が、試合前日の4月17日午前0時からSaerco社が管理する管制塔(セビージャ、ヘレス、マドリード・クアトロビエントス、ビゴ、ア・コルーニャなど)での無期限ストライキを通告している。数万人のチュリウルディンが航空便での移動を予定しており、大規模な欠航や遅延による大混乱が予想され、クラブとファンの間で不安が頂点に達している。(via Mundo Deportivo)

 

■【マラガCF】⚓

セグンダ・ディビシオン。フネス監督にとって最悪のニュースが飛び込んできた。今季ここまでセグンダ・ディビシオンのフィールドプレーヤーとしてリーグ5位となる2,877分間プレーし、9ゴール4アシストを記録してチームを牽引してきた絶対的エースのダビド・ラルビアが、左足舟状骨の骨折により戦線離脱を余儀なくされた。アンダルシア・ダービーで負傷した後も痛み止めを打ちながら強行出場を続けていたが、ついに限界に達した。フネス監督は、これまで彼なしで試合に臨んだ経験が皆無であり、「ラルビアのいないマラガ」という全く未知の領域でラス・パルマス、アルメリア、カステリョン、エイバルといった難敵との連戦を乗り切らなければならない。代役として左サイドで好調なドリオが右ウイングにスライドする戦術変更が濃厚となっている。(via SPORT)

 

■【CDカステリョン】🏰

セグンダRFEFのCDカステリョンBでプレーするカルロス・セグラが、RCDエスパニョールBとの試合で圧巻のハットトリックを達成し、チームを2-4の勝利に導いた。この活躍により、セグラは今季通算17ゴールとし、アトレティコ・バレアレスのジャウメ・トバル(15ゴール)を抜いてグループ3の得点王ランキング単独トップに躍り出た。全5グループを通じても2位という驚異的な決定力を誇るこの若きアタッカーは、すでにパブロ・エルナンデス監督率いるトップチームのベンチ入りも果たしており、コパ・デル・レイでのデビューに続き、ラ・リーガでのトップチームデビューの瞬間が目前に迫っている。(via SPORT)

 

■【FCアンドラ】🏔️

筆頭株主であるジェラール・ピケの度重なるレフェリーへの猛抗議が、クラブに深刻なダメージを与え続けている。マラガCF戦のハーフタイム中、ロッカールームに通じるトンネル内でピケが審判団に対して威圧的なジェスチャーと大声で判定を批判した事実が主審の報告書に記録され、RFEFの競技委員会はFCアンドラに対して1万2000ユーロの罰金処分を下した。ピケ自身は連盟の公式な役職に就いていないため個人に対する出場停止などの処分は下せないが、クラブの責任として罰金が科される事態となっている。今季だけでミランデス、デポルティボ、レガネス戦に続いて同様の騒動を起こしており、罰金総額はすでに4万ユーロを突破。RFEFは再三の警告にもかかわらず改善が見られない同クラブに対し、スタジアムの閉鎖や勝ち点剥奪といった極めて重い厳罰を下す可能性を示唆し始めている。インフルエンサーのイバイ・ジャノスらもSNSでこの騒動を揶揄しており、ピッチ外での話題が先行してしまっている。(via Estadio Deportivo)

 

■【ブルゴスCF】🏰

セグンダ・ディビシオン(LaLiga Hypermotion)。守護神でありキャプテンのアンデル・カンテーロがインタビューで現在のチーム状況と自身の野心を力強く語った。勝ち点50に到達したブルゴスは、昇格プレーオフや自動昇格の切符を本気で狙いに行くフェーズに入った。「ラ・リーガ・ハイパーモーションは、歴史あるクラブや降格組がひしめき合い、どの試合でも番狂わせが起こる欧州で最も競争の激しい2部リーグだ」とそのレベルの高さを称賛。チームの失点率(1試合平均0.85)の低さは、全員が連動した守備意識の賜物であると胸を張る。また、自身の出身地であるパンプローナへの愛と、幼い頃からの夢である「オサスナのトップチームでのプレー」への想いも隠すことなく語り、「1部に昇格したら、スタジアムでバリカーダの『En blanco y negro』をファンと共に歌う」と熱い公約を掲げた。(via MARCA)

 

■【CDテネリフェ】🏝️

セグンダ・ディビシオン。トップチームの自動昇格争いを陰からアシストする思わぬキーマンが浮上している。テネリフェと契約を結び、現在はアレーナスへ期限付き移籍中の若きGK、セルヒオ・アラゴネセス・ジュニアである。当初は経験を積むための武者修行だったが、ここにきてトップチームで連続スタメン出場を果たすなど完全に定位置を確保した。今週末の試合で彼が対戦するのは、奇しくもテネリフェと熾烈な自動昇格争いを繰り広げている2位のセルタ・フォルトゥナである。テネリフェのトップチームがメリダADと戦う直前にキックオフされるこの試合で、アラゴネセスJrが古巣のためにセルタBの攻撃をシャットアウトできれば、テネリフェの昇格に決定的な援護射撃となる。父親もGKとして活躍した血筋を持つ彼にとって、来季のテネリフェ復帰をアピールする絶好の舞台となっている。(via SPORT)

 

【本日の総括】

本日のラ・リーガおよびセグンダ・ディビシオンは、シーズン最終盤特有の熱狂と混沌に包まれている。欧州カップ戦では、ベティスが歴史的なEL準々決勝に進出し、アトレティコがCLでバルセロナとの同国対決に闘志を燃やし、セルタもELでフライブルクとの大一番に挑むなど、スペイン勢の躍進が目覚ましい。一方で国内リーグの残留争いは泥沼化しており、セビージャ、レバンテ、エルチェといった実力派クラブが下位に沈み、監督交代や戦術変更でも特効薬を見出せずに苦しんでいる。また、セグンダ・ディビシオンではデポルティボの劇的な躍進やサラゴサのレトロユニフォームの熱狂、ブルゴスやラス・パルマスらの昇格に向けた熱いドラマが展開されている。各クラブがそれぞれの目標に向けて限界まで絞り出す総力戦の模様は、世界最高峰のリーグが持つ底知れぬ魅力と過酷さを如実に物語っている。