ルニンと重すぎる伝統のトロフィー
デポルティーボ・ラ・コルーニャを破ってテレサ・エレーラ杯を制したレアル・マドリード。この伝統あるインポネンテなトロフィーの重さはなんと40キロ近くあり、表彰式の後にウクライナ人GKのアンドリー・ルニンがこれを一人で持ち上げようと奮闘しました。持ち上げようとしたものの、重さに耐えかねて背中を押さえながら断念する姿に、すぐそばにいたヴィニシウス・ジュニオールとブラヒム・ディアスは大爆笑。ルニンの不器用な仕草と重すぎるトロフィーを前にした慌てぶりに、チームメイトたちはしばらくからかい続けました。最終的にルニンはフェデ・バルベルデの助けを借りてようやくトロフィーを浮かせ、ベンチ裏での写真撮影に臨むことができました。(via ElDesmarque)
マラガ対フルアム戦のボイコット劇
プレシーズンマッチの最高峰となったコスタ・デル・ソル杯。2-2の同点で終わった試合は、規定によりPK戦で勝敗を決するはずでしたが、ここで信じられない事件が起きました。アウェイのフルアムを率いるアルベロア監督が、後半アディショナルタイムのPK判定に激怒。主審のミゲル・アンヘル・オルティス・アリアスに猛抗議を食らわせ、一発退場を言い渡されました。怒りの冷めないフルアム陣営は、そのままピッチを後にし、PK戦を完全にボイコット。PK戦は事前に合意された契約になく、これ以上遅れると帰りの飛行機に間に合わないという理由を残し、スタジアムから去ってしまいました。スタジアムに残されたマラガの選手とサポーターたちは、このシュールな状況をユーモアで乗り切ることに。マラガのフォワード、エネコ・ジャウレギが誰もいない、キーパーもいないゴールに向かってPKを蹴り込み、自ら優勝を祝いました。サポーターたちからは、去りゆくアルベロアに向けて『バカ、バカ』というチャントが浴びせられ、マラガのラモン・エンリケスは『こんな出来事はサッカー人生で初めてだ。みんな何が起きているのか分からず、ただあっけにとられていた』と試合後に語りました。(via ElDesmarque / via Esport3 / via SPORT / via Estadio Deportivo)
リオネル・メッシの超人魂
リオネル・メッシが、最愛の父親であり自らのキャリアをずっと支えてくれたメンターであるホルヘ・メッシを68歳で失った後、わずか数日という強行日程でインテル・マイアミのレオーン戦に強行出場しました。メッシは自らのインスタグラムで、ワールドカップ開幕前に父の容態が急激に悪化していたこと、そして父のために再び世界王者となってカップを届けたかったものの、肉体的に限界を迎えていた苦しい心情を吐露。『パパ、あなたがもうこの世にいないなんて信じられない。あなたなしでどうやって前に進めばいいのか分からない。私はただサッカーをするためだけに生きてきたけれど、もうこの先長く続けられる自信がなくなってしまった。なぜ最後まで一緒にいられなかったのだろう』という、悲痛な想いを手紙として綴りました。この投稿にはクリスティアーノ・ロナウドから『巨大なハグを贈る。この苦しい時期を乗り越えるため、たくさんの強さを持ってほしい、レオ』という温かいメッセージが送られました。ピッチ上で涙を浮かべながら戦うメッシに対し、チームメイトのカセミロは『これほど悲しい状況にありながら、クラブとチームメイトのためにピッチに立って全力を尽くす彼の姿は、まさにプロフェッショナルの鏡だ。こんな光景は人生で一度も見たことがない。彼には感謝しかなく、頭が下がる想いだ』と大いなる敬意を示しました。(via Esport3 / via Estadio Deportivo / via SPORT / via MARCA)
ルカ・ジダンの告白
レガネスに加入したキーパー、ルカ・ジダン。彼は自らの幼少期の最もパーソナルな秘密を語りました。それは、世界的なレジェンドである父ジネディーヌ・ジダンのプレッシャーや周囲の偏見から子供たちを守るため、学校ではジダンではなく母親の姓であるフェルナンデスを名乗って生活していたという事実です。ルカは『学校の書類や名簿には母の姓が使われていた。それでも今の時代は情報がすぐに広まってしまうから、隠し通すのは本当に難しかったけれどね』と振り返り、さらにキーパーとしてのキャリアのきっかけを、兄のエンゾに『お前はキーパーが向いているよ』と勧められたことだと明かしました。彼の憧れはイケル・カシージャスであり、父のトレーニングに同行してカシージャスが練習する姿をいつも真剣に見つめていました。また、世間的には父の偉大さばかりが注目される中、ルカは『母こそがいつも家にいて、宿題を手伝い、私たち兄弟を厳しく、かつ愛情深く育ててくれた。彼女の貢献は絶対に忘れられない』と母親への感謝を深く語っています。(via Estadio Deportivo / via SPORT)
ジョゼ・モウリーニョが暴く闇
Netflixの新しいドキュメンタリーで、現在再びレアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、かつての第一次政権時代の主将イケル・カシージャスとの冷戦について衝撃的な裏話を暴露しました。モウリーニョによれば、当時のマドリードの主軸たちはあまりにも甘やかされており、カシージャスはキャプテンとして『マドリードの渋滞を避けるために練習時間を1時間遅らせてほしい』『代表組のために休暇を増やしてほしい』『試合日に前泊せず直接スタジアムに入らせてほしい』などと要求してきたといいます。モウリーニョは『彼らがどれほど特別扱いされているか、すぐに気づいた。私は彼らに、ここは戦争の場であり、バルサの選手と代表で仲良くするのは自由だが、ここでは敵同士だと叩き込んだ』と冷酷に語りました。当時のミッドフィルダー、サミ・ケディラは『監督はイケルを完全に無視し、ベンチへ降格させてマスコミでも批判し続けた。ロッカールームの空気は本当に地獄のようだった』と当時の異常な緊張感を振り返り、ルイ・ファリアらアシスタントとともにミーティング中の作戦が筒抜けになる内通者(スパイ)探しに執念を燃やしていた様子も詳細に描かれています。(via Estadio Deportivo / via ElDesmarque)
バルサを揺るがす隔離幽閉措置
バルセロナのトレーニング場では、戦略的な売却対象となっている若手選手たちが、トップチームの練習から外されて別メニューの隔離練習を課されています。この措置の引き金となったのは、アトレティック・ビルバオへの売却交渉が合意寸前だった19歳のルーニー・バルドジが練習中に膝の靭帯を断裂し、移籍が完全に白紙に戻ったという悲劇でした。移籍金が怪我によって吹き飛ぶことを極度に恐れた上層部は、まだ移籍先が決まっていない放出候補を隔離することを決定。マーク・カサド、エクトル・フォート、トミー・マルケス、ギジェ、トニ、そしてアヤックスへの移籍が進むジョフレ・トーレンツの6名が、火曜日から強度の低いメニューを別グループで強要されています。この商品を保護するためのフロントの冷酷な対応に、ロッカールームの選手たちの間には猛烈な怒りとフラストレーションが渦巻いています。特に、アル・ヒラルから提示された巨額の契約に反対し、ヨーロッパでのキャリア継続を希望して代理人ホルヘ・メンデスと交渉中のマーク・カサドや、エクトル・フォートは強い不満を抱いています。(via SPORT / via ElDesmarque)
一度「死亡」した選手が安置所で奇跡の蘇生
ナイジェリアのプレシーズンマッチ、カツィナ・ユナイテッド対ニジェール・トルネードーズの試合中に、カツィナのディフェンダーであるチネドゥ・オゾールがピッチ上で突如崩れ落ちました。救急搬送されたものの、現場の医師によって死亡が確認され、クラブの公式SNSでも哀悼の意を示す声明が発表されました。しかし、遺体安置所に運ばれたオゾールの手がわずかに動いているのをスタッフが発見。驚いた医師たちが急いで酸素吸入を施し、奇跡的に息を吹き返しました。現在は一般病院の集中治療室で呼吸器をつけており、元所属クラブのハートランドも『安置所から搬送され、医師たちの懸命な治療のもとで回復を目指している』と公式発表する、事実は小説よりも奇なりを地で行く事件となりました。(via Mundo Deportivo)
盗まれたパデルラケット奪還作戦
パデルに熱中するある若者が、愛用していたラケットを駐車場の車の下にほんの数分だけ置いておいたところ、通りかかった人間に盗まれる事件が発生。この若者はただ悲しむのではなく、泥棒に対して非常にユニークで皮肉に満ちたポスターを街中に貼り出しました。ポスターには『これは迷子になった猫ではありません。私のラケットです。極めて不細工なデザインですが、非常に快速です』『私はまだ人間性を信じていますが、このラケットを取り戻すためにわざわざポスターを印刷して貼る羽目になったこと自体が、お互いにとって十分に恥ずかしいことだと思いませんか?今なら何も言いません。そっと元の場所に戻して、お互いに何事もなかったかのように振る舞いましょう』と書かれており、そのコメディライクな犯人への説得ポスターがSNS上で大反響を呼び、大きな話題となっています。(via MARCA)
歴史の逆転:スペイン本国の「オリーブオイル」がイギリスよりはるかに高い理由
TikTokのクリエイターであるローラ・メレンデスの投稿が、スペインの消費者の間で大論争を巻き起こしています。彼女はイギリスとスペインのLidlで全く同じ内容の買い物を行い、価格を比較する動画を公開。その結果、オリーブオイルの価格が、生産国であるはずのスペインでは8.90ユーロであったのに対し、イギリスのLidlではわずか5.28ユーロで販売されていることが判明しました。ローラは『本国であるはずのスペインで買う方が、なぜ海を渡って輸送されたイギリスよりも3ユーロ以上も高いのか、本当にこの現実が納得いかないし、強烈なショックを受けている』と不満を爆発させ、このオリーブオイル逆転現象に多くの市民が怒りの声を上げています。(via Mundo Deportivo)
アスリートたちのロマンチックな夏
今夏のサッカー界は、スターたちのロマンチックな話題で満ちています。アトレティコ・マドリードのロドリゴ・デ・パウルは、かつて破局した歌手のティニ・ストッセルと劇的な復縁を果たし、12月にアルゼンチンで挙式を行う予定であることを発表。ティニがインスタグラムで超豪華な婚約指輪を披露し話題となりました。また、ペドロ・ポロは長年の恋人であるマリア・フルタードにロマンチックなプロポーズを行い、婚約を発表しました。さらに、F1ドライバーのジョージ・ラッセルは、スペイン人モデルでありフィナンシャル部門でキャリアを持つカルメン・モンテロ・ムントに対し、美しい海辺でイエローダイヤモンドがあしらわれた巨大な指輪を贈って婚約を表明。一方で、カマヴィンガは休暇中にハーバード・ビジネス・スクールの短期サマースクールに参加し、『学び、耳を傾け、自らを高める素晴らしい経験だった』と、他の選手とは一線を画すアカデミックな夏を過ごした様子を共有しています。(via Estadio Deportivo / via Mundo Deportivo / via MARCA)
レアル・マドリードのソシオを監視する『検閲制度』に弁護士が公式抗議
セサール・ロメロ・デ・ラ・オサ弁護士が、レアル・マドリードが新たに導入した社会的規律規則について、ソシオやファンの表現の自由を完全に侵害する私的検閲制度であるとして、国家機関へ公式に告発を行いました。問題視されているのは、クラブの代表者や役員に対する批判や不敬な態度を厳しく禁止する第9.7条と、クラブのイメージを損なうあらゆる言論やSNS上の投稿を制裁対象とする第10.18条です。弁護士は『これはソシオが会長を独裁者と呼んだだけで資格を剥奪できるような極端な統制であり、まるで中世の異端審問のようだ。クラブがソシオの私生活や私的な言論空間にまで介入することは、憲法で保障された権利への重大な侵害だ』と厳しく抗議し、内部規律の早急な是正を求めています。(via SPORT)
【本日の総括】
本日のオフフィールドニュースは、ピッチ上を凌駕するような珍事やプライベートのドラマ、さらにはピッチ外での選手への冷酷な措置や法的な争いなど、スキャンダラスで熱量の高い話題が満載となりました。こうしたオフフィールドでの出来事こそが、フットボール界をより味わい深く、予測不能なものにしていることは間違いありません。