オスカル・ジスタウ FCバルセロナ・アトレティックのFWがUEFAユースリーグの難敵PSG戦へ緊急投入
FCバルセロナ・アトレティックに所属するストライカーのオスカル・ジスタウが、UEFAユースリーグのパリ・サンジェルマン戦に挑むジュベニールAの招集メンバーへ抜擢された。初戦のフェイエノールト戦に1-2で敗れ、続くガラタサライ戦を0-1で制したバルサにとって、欧州屈指の強豪を迎えるアウェイ戦はグループ突破の行方を左右する重要な一戦だ。
ポル・プラナス監督率いるジュベニールAは、本拠地ヨハンで行われた開幕節で優勝候補の一角であるフェイエノールトに1-2で惜敗したものの、敵地ガラタサライ戦を0-1で勝ちきり勝点3を獲得した。一方のパリ・サンジェルマンは、スロヴァン・ブラチスラヴァを6-1で退け、マンチェスター・シティのアウェイでも0-2の勝利を収めるなど圧巻の強さを見せている。こうした厳しい欧州の舞台において、決定力不足の解消を託されたのが、セカンドチームであるバルサ・アトレティックで揉まれるフォワードのオスカル・ジスタウである。今回のパリ遠征には、トップチームのプレシーズンに参加した経験を持つジョルディ・ペスケルや、セカンドチームの動向に組み込まれているジョニ・エルナンデスらも同行し、総力戦の構えを整えている。前線の起爆剤として期待されるジスタウは、実戦さながらの緊張感の中で得点感覚を研ぎ澄ませており、指揮官の指示のもとでシュート精度の向上に取り組んできた。
ポル・プラナス監督は試合を前にMundo Deportivo紙の取材に対し、『パリ・サンジェルマンはボールをつなぐ意識が高く、非常に高い展開力を持つチームだ。しかし、我々には伝統のDNAがあり、アウェイであっても自分たちのフットボールを押しつけたい』と強い意気込みを明かしている。さらに近年の課題である決定力について、『ペナルティエリア内へどう侵入するか頭の中で明確にする必要がある。トップレベルへ近づくほど一瞬のチャンスを活かす最高峰の才能が求められるため、最後の仕上げに価値を置かなければならない』と語り、アタッカー陣への要求を高めている。攻撃陣の一角であるイウ・マルティネスも『準備はできている。相手は非常にフィジカルが強く、前線も強力なチームだ』と自信を覗かせる。指揮官は過密日程についても触れ、『バルサでプロを目指す以上、3つや4つの大会を並行して戦う過密日程に慣れる必要がある。言い訳を探すのではなく最高のパフォーマンスを追求し、全選手が貢献していると感じることが重要だ』と強調した。
つまり今回の抜擢が意味するのは、下部組織の最高峰であるジュベニールAとセカンドチームの連携を深め、欧州最高峰の舞台で若手の実戦経験を加速させるクラブの狙いだ。フェイエノールト戦での敗退から学んだ教訓を活かし、チーム一丸となって勝利を目指す姿勢が示されている。
過密日程を乗り越えてトップチームへ登り詰めるためには、過酷な欧州の舞台で結果を残し、激しいポジション争いを勝ち抜く強靭なメンタリティが欠かせない。パリの地で決定力を発揮してチームを勝利へ導くことができれば、セカンドチームでの定着やトップチーム昇格への道筋が一気に拓けるはずだ。(via Mundo Deportivo)
