UDラス・パルマス

ラス・パルマスのミゲル・アンヘル・ラミレス会長は、新シーズンに向けて日本のウインガー、宮代大聖(Taisei Miyashiro)を180万ユーロを支払って完全移籍(完全所有権)にて獲得したことを公式発表しました。宮代はプレシーズンマッチを通じて主に右ウイングとして起用されており、デ・ラ・バレーラ監督が標榜する縦に速い垂直的なサッカースタイルにおいて、非常に重要な攻撃のピースとして高く評価されています。また、クラブはローマ所属の22歳のイタリア代表ウインガー、ルイージ・ケルビーニ(市場価値300万ユーロ、昨季サンプドリアでペドロラとプレー、ペドロラより高い評価を受けていた選手)のローン獲得で合意していますが、ローマ側のレンタル制限(規則)の問題で法的な調整が進められています。さらに、ラシング・サンタンデールのフォワード、ファン・カルロス・アラナ(通称 El Loco)の獲得も狙っており、ラシングが補強を完了し次第、移籍が成立する見通しです。

チーム内ではカンテラ出身の若手ディフェンダー、バレンティン・ペッツォレージが急成長しています。ラミレス会長は『かつてバルサ戦でのPK献上で彼をみんなで殺そうとしたが、彼は私たちが大切に育ててきた選手であり、信頼を貫くことが重要だ』と語り、若手を抜擢する方針を改めて強調しました。他、ラファ・クルス(16歳)やアイマール(19歳)などのカンテラ勢もトップチームに帯同しています。ラミレス会長は『うちはMoleiroを1600万、サール・ココを750万、ペドリを250万、ビエラを270万ユーロで売却してきた販売型のクラブだが、イケル・ブラボやエメニケのような無駄な選手を獲得せず、アカデミーを重視することで無借金の健全経営を維持している』と胸を張りました。開幕戦はホームでのアルバセテ戦に決定しています。(via SPORT / via Mundo Deportivo)

レアル・サラゴサ

3部リーグ(Primera Federación)へと降格したレアル・サラゴサは、ラロ・アランテギSDのもとで大規模なチーム改革を進めています。攻撃のエースであるアドリアン・リソが、2500万ユーロの移籍金+将来のサラゴサ昇格時のボーナスや転売%を含む条件でマジョルカへの完全移籍(4年契約)に合意し、移籍完了が秒読みとなっています。当初の要求額よりは低い金額ですが、マジョルカがヤン・ヴィルジリの売却で得た資金により獲得を急いだため、サラゴサも放出を受け入れました。一方で、センターバックのウーゴ・カリージョにはログロニェスや複数クラブから獲得打診が届いていますが、サラゴサ側は新たなセンターバック(タチやディエゴの相棒)を確保するまでカリージョの放出をブロックする方針です。また、カンテラ出身のMFイケル・バディーロ(冬にロブレスから復帰)に対しても複数オファーを拒否し、イバイ・ゴメス監督は『彼をアカデミーのリーダーにしつつ、トップチームに帯同させる』として放出を完全に否定しました。

イバイ・ゴメス監督は、ナスティックとの開幕戦に向けたスタメン候補を絞り込んでいます。フランチョ(残留した場合に右SB)、ペレイラ(左SBでエスクデロと競争)、アデモとアンデルのダブルピボット、ウイングにハルディとハンソン、前線にピニジャを配置する形ですが、さらに『センターフォワード、トップ下(俊足でサイドもできる選手)、センターバック』の3名の補強を強く求めています。GKはフオリの退団に伴い、足元の技術に優れたオランダ人GKセム・ヴェステルフェルトを獲得。カンテラのペニャを抜いてスタメン候補に浮上しています。14日金曜日に予定されていたUDログロニェスとの親善試合は、ラス・ガウナスの芝生の状態が悪いため、ログロニェスの練習場(バルデガステア)での開催に変更されました。なお、3部降格にもかかわらず、サラゴサのソシオ数は22,218名(うち17,776名が席を確保)に達しており、3部では圧倒的な『規格外』の規模を誇り、2部でも5位、1部の8チームを上回る忠誠心を示しています。(via SPORT / via ElDesmarque)