【育成&レンタル
ベティスが将来の主力として期待を寄せる若手プレイヤーたちの明暗が分かれています。
今季カディスへ期限付き移籍している20歳のウルグアイ人FWゴンサロ・プティは、激しい試練に直面しています。大腿二頭筋の筋腱損傷に見舞われたことで直近のグラナダ戦やセウタ戦を欠場し、今季の出場時間は第5節ラス・パルマス戦でのわずか8分間に留まっています。2031年までの長期的契約を結んでいるベティス首脳陣は、近くで成長を見守るためにアンダルシア州内のカディスへ貸し出したものの、この厳しい状況に深い懸念を抱いています。スペイン滞在2年目を迎えるプティにとって、今季は将来的に二重国籍を取得するための重要な1年でもあります。プティ本人はCLフェイエノールト戦の前にラ・カルトゥハを訪れ、『今日はサポーターとしてチームを応援に来た。6万8千人を超える観客の熱気が本当に素晴らしく、この雰囲気に感動している』と語り、一日も早い復帰とベティスでの飛躍を誓っていました。
一方で、アゼルバイジャンで開催中のFIFA U16ワールドカップ(8人制の変則ルール大会)では、ベティスの下部組織出身者たちが目覚ましい活躍を見せています。スペイン代表にレアル・マドリードやバルセロナと並ぶ最多タイの3名が選出され、無傷の全勝で16強進出を果たしました。
とりわけ輝きを放っているのが、アタッカーのチアゴ・ポロです。フットサル出身で9歳からベティスで育った彼は、タジキスタン戦で圧巻のハットトリックを達成。過去にバルセロナからの猛烈な勧誘を受けながらもベティス愛を貫き、2030年までの長期契約を締結した逸材です。さらに、ロドリ・エルナンデスを彷彿とさせるボール回収能力とパスセンスを備えたボランチのブルーノ・フェルナンデスも今大会でゴールを記録。そして、アレビンA時代に練習のため毎週1,000キロ以上を移動していた努力家の守護神ダネル・カストロも見事なセービングでチームを支えており、緑と白の未来を担うヤングスターたちが世界を舞台にその名を響かせています。(via Estadio Deportivo)