監督交代とセグンダ降格劇: ミチェル監督が退任し、新指揮官にキケ・アルバレスが就任
2025-2026シーズン、ジローナは無念のセグンダ・ディビシオン(2部)降格という非常に厳しい結末を迎えました。マジョルカ、オビエドと共にトップリーグから陥落したクラブにとって、過酷な42試合が待ち受ける2部のカレンダーは決して楽な道のりではなく、軍事パレードのような簡単なものではなく砂漠を歩くような厳しい戦いになるだろうと警告されています。
この重い結果を受け、約1ヶ月前のシーズン終了直後、ミチェル監督は胸に大きな悲しみと降格の傷を抱えながらジローナのベンチに別れを告げました。その後、彼は名門アヤックスの新監督に就任し、初練習の際に『今日、私たちは全てをゼロから始める。素晴らしいサッカーを見せるつもりだが、最も重要なのは勝つことだ。その両方を兼ね備えた戦いをする』と新天地での意気込みを語っています。ミチェル監督の後任探しにおいては、セビージャを解任されたガルシア・ピミエンタ氏の招へいも噂されていましたが、同氏は最終的にアルメリアの監督に就任しました。
クラブは新たな指揮官としてキケ・アルバレスを迎え入れる決断を下しました。新監督のもと、チームは競争力のあるプロジェクトを再構築し、1年でのプリメーラ復帰を目指す新たな挑戦のスタートラインに立ちます。
(via Mundo Deportivo / SPORT / MARCA / Esport3)
プレシーズン日程と親善試合: アーセナルを迎えるコスタ・ブラバ杯など新体制のスケジュールが決定
失意のシーズンから1ヶ月の休暇を経て、選手たちは新シーズンに向けた準備を始めます。キケ・アルバレス新体制での初となる2026-2027シーズンのプレシーズンは、7月8日にラ・マサナでのメディカルチェックと初練習からスタートすることが決定しました。
チームは最初の数日間をビラブラレイシュでトレーニングした後、7月20日から25日までラ・バル・デ・バスにあるロイヤルベルド・トレーニングセンターにて集中合宿を行う予定です。
現在公式に決定しているプレシーズンの親善試合の予定は以下の通りです。
・7月22日(水) 20時00分: オロト戦(アウェイ、ムニシパル・ガロチ)
・7月29日(水) 18時30分: カステリョン戦(ホーム、シウダ・デポルティーバ)
・8月1日: アーセナル戦(ホーム、モンティリビで開催されるトロフェウ・コスタ・ブラバ)
昨シーズンは合計6試合の親善試合を戦っており、新コーチングスタッフが全選手の出場時間を確保して様々なシステムや戦力を評価できるよう、クラブは現在も追加の親善試合の調整を進めています。
(via Mundo Deportivo)
レンタル復帰組とカンテラの評価: キム・ミンスやヤセル・アスプリージャらが新監督へアピール
2部での昇格争いに向けたスカッドを構築するため、キケ・アルバレス監督とキケ・カルセル・スポーツディレクターは、カンテラ(下部組織)の若手選手や他クラブへのレンタル移籍から復帰する選手たちをどう扱うかという重要な決断に直面しています。
特に注目されているのが、FCアンドラへのレンタル移籍から復帰するキム・ミンスとハスティン・ガルシアです。彼らはプレシーズンの最初の数週間でトップチームでのチャンスを掴むための非常に良い位置につけています。
さらに、モンティリビから離れて武者修行を積んでいたダウダ・カマラ、ガブリエル・ミセホウイ、トニ・フイディアス、アンタル・ヤアコビシュビリ、ヤセル・アスプリージャといった選手たちもチームに合流します。また、リザーブチームに所属する複数の若手選手たちも一時的にトップチームの練習に参加し、新しいコーチングスタッフの直接的な評価を受ける予定です。彼らにとってはこのプレシーズンが、新チームでの居場所を勝ち取るための最大のオーディションの場となります。
(via Mundo Deportivo)
元所属選手たちの動向: ローマ所属のドフビクにベティス移籍の噂、バルセナスはW杯で奮闘
かつてジローナのユニフォームを着た選手たちの話題も市場を賑わせています。2023-2024シーズンにジローナで得点王(ピチーチ)に輝き、大きなインパクトを残したウクライナ人FWアルテム・ドフビクは現在ASローマに所属していますが、今夏レアル・ベティスへの移籍の噂が本格化しています。現在の市場価値は最高時の3500万ユーロから1500万ユーロまで低下しており、恩師であるミチェル監督が就任したアヤックスからもオファーがあったものの、本人はオランダリーグへの移籍をステップダウンと捉え、スペインやイタリアでのプレー続行を希望している模様です。
また、ジローナでのプレー経験を持つパナマ代表MFヨエル・バルセナスは、現在開催中の2026年ワールドカップに主力として出場しました。グループリーグ最終戦のイングランド戦では中盤のベテランとしてチームを支え、自陣に引いて守備陣のサポートを行うなど献身的な奮闘を見せましたが、試合には敗れてしまい、大会からの敗退が決定しています。
(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
【本日の総括】
セグンダ降格とミチェル監督退任という厳しい現実を乗り越え、ジローナはキケ・アルバレス新監督のもとで1部復帰に向けた再建プロジェクトをスタートさせます。アーセナルの来訪や、キム・ミンス、ヤセル・アスプリージャら若手・復帰組の熾烈なアピール合戦に注目が集まるプレシーズンは、7月8日に本格始動します。