最終節エルチェ戦の結果と2部降格

ホームのモンティリビ・スタジアムで行われたリーグ最終節のエルチェCF戦は、1対1の引き分けという結果に終わりました。この結果により、ジローナのセグンダ・ディビシオン(2部リーグ)への降格が残酷にも決定してしまいました。今シーズンのスカッドは決してリーグ内で下位に沈むようなレベルではないと見なされていただけに、この降格という結末はチームやファンにとって非常に厳しく、悲しいものとなっています。 (via Mundo Deportivo)

ミチェル監督の退任決定とクラブからの感謝

ジローナは、ミチェル・サンチェス監督の退任を公式に発表しました。今年6月30日で契約満了を迎えるにあたり、契約の更新は行われないことが決定しました。クラブは公式声明を通じて、『ミチェル・サンチェスはジローナFCには残りません。クラブは、彼がトップチームを率いてくれた献身性、コミットメント、プロフェッショナリズム、そしてソシオやファン、経営陣、全スタッフに対して常に示してくれた人間味あふれる親しみやすく敬意に満ちた態度に対し、心からの感謝を表明します』と最大限の賛辞を贈りました。2021年7月に就任して以来、彼は公式戦221試合で指揮を執り、91勝47分83敗という素晴らしい成績を残しました。就任1年目の21-22シーズンには昇格プレーオフを勝ち抜いて1部昇格を果たし、23-24シーズンにはクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権獲得(リーグ3位)という歴史的快挙を成し遂げました。今回の降格という結果は唯一の汚点となってしまいましたが、彼はジローナの歴史に永遠に名を刻む監督となりました。 (via AS)

ミチェル監督の次なる舞台はアヤックスか

ジローナに別れを告げるミチェル監督の新たな挑戦の舞台は、オランダになる可能性が高いようです。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏の情報によると、オランダの名門アヤックスがミチェル監督の招聘をほぼ確実なものにしていると報じられています。アヤックスは今季のエールディヴィジを5位で終えており、来季はカンファレンスリーグに出場する予定です。ミチェル監督はジローナでの実績を手土産に、ヨーロッパのビッグクラブへのステップアップを果たすことになりそうです。 (via ElDesmarque)

注目される後任監督の候補

ミチェル監督というクラブに巨大な足跡を残した指揮官の後を継ぐのは誰になるのか、クラブはすでに後任探しに動いています。現時点でテーブルに上がっている候補者の名前として、ガルシア・ピミエンタとアダイ・ベニテスの2名が挙げられています。今後数日のうちにさらに候補者が絞り込まれていく予定ですが、新監督にとってミチェル監督の後任という任務は、非常にプレッシャーの大きなものになることは間違いありません。 (via AS)

クラブ会長、SD、OBが語るミチェル監督の功績

ミチェル監督の退任にあたり、クラブの重鎮たちから深い感謝と称賛の言葉が寄せられています。

デルフィ・ジェリ会長は、『彼はクラブが非常に難しい時期にやって来てくれました。当時チームは3年連続で2部におり、直近で2度も昇格を逃すという非常に辛い状況でした。そんな中、彼は若く才能ある選手たちを信じる力を我々に取り戻させてくれたのです。強力なライバルがいる中で、スタイルやプレー、サッカーを通じて結果を出せるのだと信じさせてくれました。スタートこそ悪かったものの、最後は素晴らしい結果を残しました。彼の成功の鍵は、自身の戦術と才能を信じ抜く力です。魅力的なサッカーを展開しながら結果も出す、彼は我々に多くのものを与えてくれました』と語りました。

また、彼を招聘し信頼を寄せ続けたキケ・カルセルSDは、『ミチェルはジローナに多くのものをもたらしてくれましたが、中でも結果をもたらすサッカーへの信念を植え付けてくれたことが大きいです。彼はカリスマ性に溢れ、ジローナとカタルーニャの地にとてもよく馴染んでくれました。カタルーニャ語も学び、彼の人間性や価値観の素晴らしさを示してくれました。彼がクラブにもたらしたポジティブな要素は数え切れません』とコメントしています。

元選手でキャプテンも務めたエロイ・アマガトも、『彼の成し遂げたことは本当に素晴らしいものでした。数年前では想像もできなかったような光景を見せてくれて、我々を大いに楽しませてくれました』と絶賛しています。ミチェル監督は間違いなくジローナの人々にとって、我々の一員として記憶され続けることになります。 (via AS)

テア・シュテーゲンのレンタル終了と負傷の詳細

今冬の1月に、出場機会を求めてバルセロナからジローナへレンタル移籍で加入していたGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンですが、その挑戦は不運な結末を迎えました。加入して間もない2月に左脚のハムストリングに重傷を負ってしまい、ジローナでのシーズンを棒に振るだけでなく、ワールドカップへの出場も絶望的となってしまいました。現在はバルセロナの施設でリハビリの最終段階に入っており、約1週間後には全体練習に合流できる見込みとのことです。ジローナはすでにテア・シュテーゲンの退団が決まっており、彼は所属元のバルセロナへと復帰することになります。 (via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

今季は最終節での引き分けにより無念の2部降格が決定してしまいましたが、それと同時に一時代を築いたミチェル監督の退任が発表されました。クラブ全体が彼への深い感謝に包まれており、後任選びや来季の再起に向けた動きが本格化しています。