GKフォルトゥーニョの去就問題
エスパニョールのGK、アンヘル・フォルトゥーニョ(24歳)の去就について、クラブは決断を下す必要がある。緊急の課題ではなく、新たな投資が必要なわけでもないが、方向性を定めなければならない時期に来ている。現状の選択肢は、レンタル移籍で外に出るか、引き続きマルコ・ドミトロヴィッチの控えとしてチームに残るかの2つに絞られている。
フォルトゥーニョはトップチームで丸2シーズンを過ごしたものの、その期間は常にベンチを温める日々だった。ジョアン・ガルシアやマルコ・ドミトロヴィッチといったチームメイトたちと定位置争いを繰り広げるまでには至らず、彼らが明確に優先されてきた。過去2シーズンでの出場はわずか3試合にとどまっている。今シーズンはコパ・デル・レイでの2試合と、欧州大会出場の可能性がほぼ消滅した後の最終節レアル・ソシエダ戦での出場のみだった。この最終戦での起用は、マノロ監督から彼の日々の忍耐に対するご褒美であり、出場機会が極端に少なかった彼への配慮であった。
彼に出場機会が訪れなかったのは、決して実力が不足しているからではない。ジョアン・ガルシアとマルコ・ドミトロヴィッチという素晴らしいGKが立ちふさがっており、彼らがピッチ上で圧倒的なパフォーマンスを見せていたため、マノロ監督も彼らを疑う余地がなかったのだ。フォルトゥーニョにとって最大の壁は、来シーズンもドミトロヴィッチがチームに残り、引き続き正GKを務めることが確実視されている点にある。この夏にその状況が覆る兆しは見えない。
フォルトゥーニョ本人は、ラジオのインタビューで来シーズンに向けた自身の可能性について次のように語っている。
『ここは僕の人生のクラブなので、ここでプレーしたいです。しかし、今年のようなシーズンをもう1年過ごすのは僕にとって厳しいでしょう。僕が望んでいるのはプレーすることですが、今後どうなるか見てみましょう』
この発言により、彼は出場時間と自信を得るためのレンタル移籍の扉を開いた形となった。実際、クラブ側は常にフォルトゥーニョがいつかチームの正GKになることを期待してきている。スペインのアンダー世代の代表経験も持ち、かつてジョアン・ガルシアが受けていたのと同じような支持をクラブ内から得ている。若さと将来性を考慮し、クラブは彼の資質を固く信頼しているものの、ベンチに座り続けている状態では実力を証明するのは非常に難しい。
もしこの移籍市場で彼がチームを離れることになれば、エスパニョールはドミトロヴィッチとポジションを争う新たなGKを獲得することがほぼ義務付けられることになる。 (via AS)