ヨーロッパ大会出場を懸けた最終節オサスナ戦

ヘタフェは今週末の最終節でオサスナをホームのコリセウムに迎える。この試合に勝利すれば、他会場の結果に関係なく自力で来季のヨーロッパ大会への出場権を獲得できる絶好の位置につけている。シーズン序盤の苦しい状況から巻き返し、歴史的な快挙を成し遂げるチャンスを前に、クラブ全体が熱気に包まれている。ベテランのアラン・ニョムは『今の状況にいることは、シーズン序盤を考えれば成功です。とても満足していますし、もちろんワクワクしています。土曜日に何が起ころうとも、素晴らしいシーズンだったと言えるでしょう』と充実感を口にしている。さらに、以前ヘタフェがヨーロッパの舞台で戦った際の経験を引き合いに出し、『歴史的なチーム、信じられないようなスタジアム、予算規模の大きいチームと対戦しましたが、私たちには失うものがありませんでした。今のチームにもその能力があります。良い選手が揃っていますし、自分たちの力を証明したい、飢えている選手たちがいます』と大舞台へ向けた自信をのぞかせている。(via SPORT)

ボルダラス監督の去就と移籍市場の動向

ホセ・ボルダラス監督の去就に大きな注目が集まっている。セビージャの新たなオーナー就任が噂されるセルヒオ・ラモスのプロジェクトにおいて、新監督の最有力候補としてボルダラスの名前が挙がっており、本人もセビージャ行きを優先しているとの情報が飛び交っている。しかし、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長は指揮官の残留に強い自信を見せている。会長は『彼が代理人を変更したため、今週すでに3、4回彼と会いました。土曜日までに何らかのニュースがあると思います』と明言した。ボルダラスの新しい代理人は、セビージャと関係が深いYou First社となっている。また、移籍市場に関してもトーレス会長は『現時点では公表していませんが、すでに獲得が決まっている選手がいます』と語り、来季に向けた補強がすでに進行中であることを明かした。同時に、厳しい財政状況やファイナンシャル・フェアプレーの制限に触れ、『今年は売却するしかありませんでした。もし売却しなければ、厳しい状況に陥るでしょう』とクラブの台所事情も率直に説明している。(via Estadio Deportivo)

アラン・ニョムは指揮官について、『監督と同意見です。今の位置にいることは信じられないことです。楽しまなければなりません。シーズンには浮き沈みがありましたが、土曜日に勝てば他の試合の結果を見ることなくヨーロッパ出場を決められるという信じられないチャンスがあります』と語り、監督への絶対的な信頼を示した。また、ボルダラスが選手に求めるものとして『謙虚さ、ハードワーク、向上心、学ぶ意欲です。監督と一緒に素晴らしいことを成し遂げるために、最低限必要なものだと思います』と明かしている。(via SPORT)

ルイス・ミージャの活躍と奇行?

中盤の要であるルイス・ミージャのパフォーマンスに対し、クラブ内外から惜しみない賛辞が送られている。アンヘル・トーレス会長は、ミージャがスペイン代表のリストに入るべきだったと主張し、『ルイス・ミージャは今年だけでなく、我々との4年間で素晴らしい3年間を過ごしました』と高く評価している。一方で、『最近の彼は少し頭がおかしくなっていると思います。朝の8時半に芝生の上を裸足で歩き、椅子に座って日光浴をしているのを見かけますよ』と、彼のリラックスした独特のルーティンを冗談交じりに暴露した。(via Estadio Deportivo)

チームメイトのニョムも『ルイス・ミージャは本当に信じられない選手です。ピッチの内外でサッカーを深く生きていて、プロフェッショナルです。彼が上手くいっていることを嬉しく思います』と語り、『今年の彼の活躍とパフォーマンスを見れば、招集されるにふさわしいと思います』と代表入りを強く支持している。(via SPORT)

コリセウム改修工事の現状とピッチ乱入への警告

現在、ヘタフェの本拠地コリセウムは2027年の完成を目指して大規模な改修工事が行われており、最終的には約2万人を収容する近代的なスタジアムに生まれ変わる予定だ。しかし、今シーズンはこの工事がチームの活動に大きな影響を与えている。トーレス会長は『私たちは解体されたピッチでプレーしています。それはトレーニングができないことを意味します』と苦労を語った。シーズン開幕時には工事の時間を確保するため、アウェイゲームを連続して組むよう要請する一幕もあった。最終節のオサスナ戦でヨーロッパ出場を決めた場合、サポーターが歓喜のあまりピッチに乱入する可能性があるが、会長はこれに強く警鐘を鳴らしている。『もし我々が勝つとして、人々には楽しんでほしいですが、外で楽しんでください。工事中であり、子供や誰かが転落する危険があります。火遊びはすべきではありません』と、安全第一での祝福を求めている。(via Estadio Deportivo)

ベテランDFニョムが語るヘタフェ復帰の裏側とボルダラス監督への信頼

2024年にレガネスで1部昇格を果たした後、しばらく無所属の状態が続いていたアラン・ニョムだが、今季途中からヘタフェに復帰し、貴重な戦力としてチームを支えている。復帰の経緯についてニョムは、『納得できるオファーがありませんでした。だから待つことを選び、幸運なことにヘタフェから連絡がありました』と語っている。その連絡はボルダラス監督の右腕であるフィジカルコーチのハビエル・ビダルからのもので、『彼からの電話は監督からの電話と同じです。彼らがしてくれたことには永遠に感謝しています』と裏話を明かした。チームは一体感に溢れており、冬の補強選手たちについても『彼らにはとてもハングリー精神があるのが分かりました。謙虚で、ハードワークして自分たちが良い選手であることを証明するために来ました』とチームにすぐ適応した理由を語っている。契約満了が迫る自身の来季については、『正直なところ、来年のことはまだ考えていません。土曜日の試合に勝ってヨーロッパに出場することだけを考えています。その後のことは土曜日の後に考えます』と、目の前の大一番に全集中している。(via SPORT)

ボルハ・マヨラルの復帰とジェネのキャプテンシー

長らく負傷離脱していたエースのボルハ・マヨラルが復帰を果たし、チームにとって大きな後押しとなっている。ニョムはマヨラルについて、『ボルハはとても重要な選手です。信じられないようなクオリティを持っており、ゴールを決める力があります。それはサッカー界全体を見ても少数の選手しか持っていないものです。彼のような選手がいなくて寂しかったです。幸運なことに彼は戻ってきて、状態も良いですし、必ず私たちを助けてくれると確信しています』と全幅の信頼を寄せている。さらに、今季で契約満了となり去就が注目されるキャプテンのジェネについても言及し、『ジェネに何が起こるかは分かりませんが、彼が非常に重要な選手であることは知っています。常に高いパフォーマンスを発揮し、よく競い合う選手です。ロッカールームでは誰もが彼のことを良く言っています。偉大なキャプテンです』と、チームの精神的支柱としての計り知れない貢献を称えている。(via SPORT)

【本日の総括】

ヨーロッパ出場を懸けた運命の最終節オサスナ戦を前に、ヘタフェはボルダラス監督の去就や移籍市場の動向などピッチ外でも話題が尽きない状況だ。改修中のコリセウムでの歓喜の瞬間を安全に祝えるか、チーム一丸となってクラブの歴史に新たな1ページを刻む大一番に挑む。