アントニオ・ブランコに移籍の噂!市場閉幕直前の去就問題

アラベスの中盤を支えるアントニオ・ブランコに、移籍市場閉幕間際にして去就の噂が浮上している。今節対戦するビジャレアルをはじめ、複数のクラブが彼に強い関心を示している。スポーツディレクターのセルヒオ・フェルナンデスは、現在のスカッドを誰も欠くことなく維持したいという強い希望を持っている。しかし、移籍期限が目前に迫る中での交渉の難しさをキケ・サンチェス・フローレス監督も痛感している。

キケ監督は記者会見で、ブランコの将来について言及し、確実な残留を明言しなかった。監督は『アントニオ・ブランコの移籍市場は最後の瞬間まで開かれたままだろう』と見解を示した上で、サポーターやチームに対して『彼がここにいてくれる間はそのプレーを存分に楽しみ、まるで今シーズンの残りの期間もずっと残留し続けるかのように、彼を温かく接するべきだ』と、複雑な胸中を明かしつつも選手への敬意を語った。中盤のダイナモを市場終了まで引き留められるか、クラブは緊迫した局面を迎えている。(via Mundo Deportivo)

ビジャレアル戦に向けたキケ監督のプレマッチ会見:反骨心とシュート数への手応え

開幕から1勝1分け、勝ち点4で無敗を維持して好スタートを切ったアラベスだが、キケ・サンチェス・フローレス監督は非常に冷静な姿勢を崩していない。現在の好調な立ち上がりや暫定順位について、監督はただの一時的なエピソードに過ぎないとしており、『私たちはこれがまだ始まったばかりだということを十分に自覚しなければならない』と警鐘を鳴らした。

その一方で、チームの攻撃的な姿勢には確かな手応えを感じている。アラベスは開幕からの2試合で計33本のシュートを放っており、監督はこのスタッツを前向きに捉え、『今年はシュートを打つという点において、より良い形でスタートを切れていると思う』と自信を覗かせた。今後はさらに多くの選手を相手ペナルティエリア内に侵入させ、攻撃の厚みを増すことを目を目指している。

また、近年のアラベスが経験してきた過酷な戦いを振り返り、『残念ながら、ここ数年は全員にとって非常にストレスの多いシーズンが続いていた』と語り、早い段階で勝ち点を積み上げることの重要性を強調した。そして、今後も上位をキープし続けるために、クラブ全体が牙を剥くような「反骨心」を失わないことを強く選手たちに求めている。(via Mundo Deportivo)

ビジャレアルの脅威と対策:イニゴ・ペレス新監督の戦術を警戒

アラベスが28日の第3節でホーム・メンディソロサに迎えるのは、ビジャレアルである。キケ監督はこの対戦相手について『非常にフィジカルが強く、素晴らしいプレーをするチーム』と高く評価している。個々の選手が持つ高い1対1の打開力や、セットプレーにおける抜群の破壊力に細心の注意を払う必要があると警告した。

対戦相手のビジャレアルは、レーシング・サンタンデール戦とアトレティコ・マドリード戦でいずれも引き分け、開幕から2連続ドローで未だ白星がない。それだけに、今季初勝利を掴むべく死に物狂いで挑んでくる。一方のアラベスにとって、ビジャレアルは2020年以来一度も勝利を挙げていない相性の悪い天敵である。

さらにキケ監督は、近年のビジャレアルとの対戦と比較しても、今回の試合は全く異なるものになると分析している。指揮官が交代したことで新しいサッカースタイルが構築されているためだ。キケ監督は相手の指揮官であるイニゴ・ペレス監督の手腕に注目しており、すでに戦術の随所に彼らしいエッセンスを感じ取っている。

特に相手のプレッシング、アグレッシブな攻撃姿勢、そして素早い守備へのリトリートを注視しており、『彼らはカウンターアタックをどのように走らせるべきかを熟知している。もし私たちが一瞬でも油断すれば、彼らの持つスピードに一気にかき乱されることになるだろう』と語り、攻守の切り替えにおける高い集中力を維持するようチームに求めている。

なお、ビジャレアル側は今週コモへ期限付き移籍したDFウィリー・カンブワラが不在となるものの、サスペンションを終えたアラサヌ・ディアタが復帰。さらに新加入のカナダ代表MFナタン・サリバがメンバー入りする可能性があり、戦力を整えてきている。(via Mundo Deportivo)

ビジャレアル戦の予想先発とマリアーノの起用法、ガルセスのFIFA制裁継続

無敗維持とホームでの勝ち点3獲得を狙うビジャレアル戦(28日21:30キックオフ、テレビ放送はDAZN)に向けて、指揮官キケ・サンチェス・フローレスが送り出す布陣に注目が集まる。

前節ヘタフェ戦で1ゴール2アシストの大暴れを見せ、チームを3-0の快勝に導いたマリアーノ・ディアスだが、今節もスタメンではなくベンチから出番を待つことになりそうだ。監督は、昨シーズンに抜群の連携を見せ、すでにチームの攻撃基盤として定着しているルカス・ボジェとトニ・マルティネスの2トップを前線のファーストチョイスとして考えている。

中盤では、開幕から日替わりでスタメンを務めているミケル・ロドリゲスとデニス・スアレスのどちらを先発に起用するかが最大の注目点となる。

一方、守備陣ではコスキ、ジョニー、テナグリアが3バックを形成し、両翼にはアンヘル・ペレスとアブデ・レバシュが並ぶ見込みである。なお、マレーシアでの不法帰化(違法な国籍取得)問題に関連してFIFAから処分を受けているディフェンダーのファクンド・ガルセスは、引き続き出場停止となっており、この一戦も欠場が確定している。

アラベスの予想スタメンは、GKシベラ、DFテナグリア、コスキ、ジョニー、MFアンヘル、パブロ、ブランコ、ミケル・ロドリゲス、アブデ、FWトニ・マルティネス、ルカス・ボジェとなる見通しだ。

また、対戦相手であるビジャレアルの予想スタメンは、GKルイズ・ジュニオール、DFモウリーニョ、フォイス、レナト・ベイガ、カルロス・ロメロ、MFゲイエ、コメサーニャ、ニコラス・ペペ、アルベルト・モレイロ、FWアヨセ・ペレス、ジョルジュ・ミカウタゼとみられている。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

開幕2戦無敗と好発進したアラベス。移籍市場閉幕直前に生じた主力MFアントニオ・ブランコの去就騒動に揺れる中、28日には難敵ビジャレアルとの大一番に臨む。キケ監督が植え付ける「反骨心」を武器に、ホーム・メンディソロサで無敗を守り抜き、さらなる勝ち点を積み上げることができるか注目だ。