ハビ・ルエダの移籍を土壇場でブロック!指揮官の熱望で残留決定と給与改善の提示へ
移籍市場の閉幕が目前に迫る中、セルタは右サイドの主力であるハビ・ルエダの去就について劇的な方針転換を行いました。
プレミアリーグのノッティンガム・フォレストとの間で、移籍金1500万ユーロ前後でのクラブ間合意がほぼ成立し、ルエダ本人もイングランド挑戦を受け入れて個人契約の交渉を進めていた状況から、一転して移籍交渉を完全にストップさせ、チームへの残留を決定しました。
この土壇場での大逆転劇の背景には、クラウディオ・ヒラルデス監督が記者会見で公にルエダの売却を非難し、残留を強く求めたことがあります。ヒラルデス監督はルエダを重要な戦力として位置づけており、もし売却されるようなことがあれば同意できないと明言していました。
監督は会見で、
『もし売却するという決断が下されるなら、もちろんその考えには同意できない。話されているような金額での放出なら、それは悪い取引だ』
『彼は私たちにとって重要なプレーヤーであり、ここに残ってほしい。売却しないと信じている』
『彼はここにとどまりたいと思っている、あるいは私にはそういった気持ちを伝えてきている』
と熱く語り、ルエダのいない未来を全く想定していないと断言していました。
経済的な側面で見ると、1500万ユーロでの売却が成立したとしても、ルエダの保有権の50%を前所属であるレアル・マドリードが保持しているため、セルタが受け取れる実質的な金額はその半分にとどまるという事情もありました。セルタは目の前の資金確保よりも、直近のスポーツ面におけるパフォーマンスとピッチ上での戦力を優先する決断を下しました。
セルタは単にノッティンガム・フォレストからのオファーを拒否するだけでなく、ルエダのクラブにおける重要性を評価し、給与条件を大幅に改善した新たな契約延長オファーを提示する準備を進めています。
ルエダは2023年にレアル・マドリードの育成組織からセルタに加入し、アルバセテへの期限付き移籍を経て復帰した昨シーズンに目覚ましい成長を遂げ、右サイドの不動のレギュラーとして定着しました。2025年11月に2029年までの契約を結んだばかりですが、今回さらなる契約改善で引き留めを図ります。監督の並々ならぬ熱意がクラブを動かし、貴重な右の翼を死守することに成功しました。 (via Estadio Deportivo)
中盤補強に執念!アンドレ・アルメイダに300万ユーロの増額オファーと代替案デニス・スアレスの浮上
夏の移籍市場の最終盤を迎え、セルタは中盤のクオリティを高めるための新戦力確保に全力を注いでいます。
現在、補強リストの最上位に位置しているのは、バレンシアに所属するMFアンドレ・アルメイダです。セルタは獲得に向けた本気度を示すため、これまでに提示していた移籍金200万ユーロのオファーを300万ユーロへと増額し、再提示しました。バレンシア側の経済的要求は依然として高いものの、セルタは合意に達するための歩み寄りを続けています。
あるいは不測の事態に備えた代替案の検討も怠っていません。その有力候補として浮上しているのが、かつてセルタに所属し、現在はデポルティーボ・アラベスに所属するデニス・スアレスです。スアレスは2027年までの契約を残していますが、給与面やフットボールのスタイル的にセルタの中盤を即座にグレードアップできる存在と目されています。ただし、過去の退団時にクラブとの間に生じたトラブルから、フロント内部の一部には彼の復帰に対して消極的な見方もあります。
ヒラルデス監督はデニス・スアレスの可能性について会見で次のように述べています。
『彼が現在所属しているクラブやその契約については尊重している。ただ、確かに彼は私たちのチームでプレーするために必要な多くの特徴を備えている。非常に興味深い選択肢になり得る存在だ。しかしながら、現時点で今すぐ具体的に獲得に動いているわけではない』
現在、セルタの中盤の顔ぶれは、イライクス・モリバ、ミゲル・ロマン、アレイシュ・フェバスに加えて、アンタニョンやブルシオといった若手が控える構成です。モリバについては移籍市場の閉幕間際にチームを去る可能性も噂されており、ヒラルデス監督が求める「中盤の底上げ」を実現するためのラストピースの確保へ、交渉は佳境を迎えています。 (via ElDesmarque)
新加入クハイブ・ドリオエシュの合流状況!次戦アスレティック戦でのデビュー可能性と指揮官の評価
新加入が正式発表されたばかりの期待のアタッカー、クハイブ・ドリオエシュについて、クラウディオ・ヒラルデス監督がその合流状況と今後の見通しを明かしました。
ドリオエシュは水曜日のトレーニングセッションに合流したものの、移籍に伴う長旅や諸手続きの疲れもあり、最初の練習セッションを最後までフルで完了することはできませんでした。しかし、限られた時間の中でも、彼がピッチ内外で見せた姿勢は指揮官に極めて好印象を与えています。
日曜日に控えるアスレティック・クラブとの一戦で早速デビューできるかどうかについては、監督も慎重に見極める姿勢をとっています。
ヒラルデス監督はドリオエシュについて次のように語っています。
『日曜日の試合に彼を起用できるかどうかは、これからのコンディション次第だ。今日は移動などの影響もあり、セッションを最後までやり切ることすらできなかった。それでも彼の加入には本当に満足している。今日実際に会ってピッチ上での動きや人柄に触れ、非常に素晴らしい印象を受けた。彼は両サイドで異なるバリエーションをチームにもたらしてくれる存在だ』
さらに監督は、ドリオエシュのプレースタイルや身体能力の高さについても具体的に評価しています。
『彼はインサイドにポジションを取ってランニングすることもできれば、サイドハーフやウイングバックとしてしっかりと後ろに戻って守備をこなすことも可能だ。縦への推進力があり、1対1の局面で自ら局面を打開できるクオリティを持っている。左サイドだけの選手だとは考えていない。なお、噂されているようなレンジャーズでのメディカルチェック不合格というような話は一切耳にしていないし、彼のフィジカルコンディションには何の問題もない』
このように、多才な攻撃センスと実戦的な柔軟性を備えた新アタッカーの獲得に、チームの期待は膨むばかりです。 (via Estadio Deportivo)
巨額の富に抗う育成精神!ヒラルデス監督が熱弁するカンテラ保護と強固な一体感
移籍市場が加熱し、多くの資金力を持つメガクラブが台頭する現代フットボールにおいて、セルタを率いるクラウディオ・ヒラルデス監督は、クラブが生き残り、さらに成長していくための確固たる育成哲学を改めて強調しました。
若き才能を簡単に手放さず、長期的な視点に立ってクラブで育てることこそが最大の武器であると監督は信じています。
ヒラルデス監督は、
『自分たちのカンテラ出身の選手や若い才能をどれだけ大切にし、最良の形で守り抜くことができるか。そこにこそ、私たちがクラブとして、そしてチームとして、さらにもう一歩先に進んで成長していくための本質的な進化がある。私たちは経済的な規模で巨大なクラブと競うことはできない。しかし、お金ではない別の強みが私たちにはあるはずだ』
と力強く語りました。
その別の強みとは、単なるビジネスの関係を超えた、ロッカーチーム全体の強い絆とクラブ愛です。
監督は現在のチームの姿勢について、深い信頼を寄せています。
『今の更衣室には、このクラブにとどまるために、他所でのより恵まれた条件や様々なものを進んで諦めてくれる選手たちが揃っている。これは私たちが最大限に活かすべき、非常に強力な強みだ。だからこそ、私たちは時に一致団結して強く耐え、選手たちを説得し、ここに残ってもらう努力をしなければならない。ここには実際に、経済的な利益を二の次にして信じられないほどの努力と貢献をしてくれている選手たちがいるのだ』
ビッグクラブからの甘い誘惑や巨万の富に対して、カンテラの精神と熱い絆で立ち向かうセルタの美学が、指揮官の言葉からにじみ出ています。 (via Estadio Deportivo)
延期された開幕節オサスナ戦プレビュー!ハビ・ルエダの先発可能性と新生中盤フェバスへの期待
変則的な日程により、本来は第1節として予定されていたオサスナ戦が、木曜日の20:30に本拠地バライードスで代替開催されます。
実質的な初戦となったアウェイでのバレンシア戦を引き分けで終えたセルタは、このホーム開幕戦で今シーズン初勝利を目指します。前節の引き分けについて、ヒラルデス監督はチームの仕上がりに手応えを感じています。
監督は前節の戦いを次のように振り返りました。
『チームの戦いぶりや、ゲームをしっかりと組み立てて成熟させられたことにはとても満足している。後半の20分から25分間は非常に質の高いフットボールを披露できた。シーズン開幕直後のこの時期に完璧な正確さを求めるのは酷だが、私が指揮を執り始めてからの3シーズンの中で、今回が最も良いスタートを切れたと感じている。勝つチャンスもあったが、同時に負けるリスクもあった中で、ポジティブな内容だった』
今回のオサスナ戦に向けて、セルタはヒラメ筋断裂で全治2週間の離脱を強いられたボルハ・イグレシアスを除き、バレンシア戦と同じメンバーを招集しました。そして注目すべきは、移籍交渉が破談して残留が決まったばかりのハビ・ルエダが即座にメンバー入りしたことです。戦術的にも重要なルエダは、この試合でいきなりスタメンに名を連ねる可能性が非常に高いと見られています。
試合の焦点となるのは中盤の攻防です。特に、チームをコントロールする舵取り役として大きな期待を背負うアレイシュ・フェバスがどのようなリズムを作るかに注目が集まっています。対するオサスナも、今後の中盤を担うと期待される若き才能イケル・ムニョスを擁しており、この中盤での競り合いが試合の勝敗を大きく左右するでしょう。
また、カンテラーノのアンドレス・アンタニョンとウーゴ・ブルシオの2名も招集されていますが、ヒラルデス監督は『彼らにとって今はまだ育成の段階であり、焦って起用して才能を消費してしまうべきではない』と考えており、この大一番での起用には極めて慎重な構えを見せています。
対戦相手のオサスナはルイス・ミゲル・ラミス監督に率いられ、同じく初戦のレバンテ戦を得点なしのドローで終えています。ラミス監督は『全く望ましい開幕ではない。日程がバラバラで、順位表を見ても対等な条件になっていない。今見ているのが第2節なのか、第1節なのか、あるいは延期分なのかさえ混乱する状況だ。これが一早く正常化されることがリーグにとっても全員にとっても最善だ』と、開幕直後の過密かつ不規則な日程に強い不満を表明しています。
オサスナの絶対的なエースストライカーであるブディミルはベンチスタートになることが予想されており、セルタとしてはホームサポーターの声援を背に、立ち上がりから主導権を握って昨シーズンホームで終了間際に敗れた悔しさを晴らしたいところです。 (via MARCA)
【本日の総括】
移籍市場の閉幕が迫る緊迫した状況下で、ハビ・ルエダのプレミア移籍を土壇場で阻止したセルタは、何よりもスポーツ面での成果を優先する確固たる決意を示しました。中盤のアルメイダ獲得へ向けた精力的なオファーや、ヒラルデス監督が提唱するカンテラを守り抜く熱い哲学が、クラブの確かな成長を予感させます。木曜夜にホームで迎えるオサスナ戦で、一歩ずつ成熟を遂げるチームが今季初勝利の勝点3を掴み取れるか注目です。
