レバンテUD
レバンテは非公開で行われたカステリョンとの親善試合に1-3で快勝し、プレシーズンを最高の形で締めくくりました。イバン・ロメロが先制点と勝ち越しゴールのダブルパックを達成。カルロス・エスピの売却によって空いた穴を完全に埋める素晴らしいパフォーマンスを披露しました。イバン・ロメロは『ゴールは常にチームに貢献するもの』と話し、チーム内のポジティブな雰囲気を強調しています。
最大の明るいニュースは、左足首の前シンドスモシス靭帯グレード2という重傷から復活したアタッカー、カルロス・アルバレスの先発復帰です。彼は卓越したテクニックと視野の広さを発揮してイバン・ロメロの2ゴールすべてをアシストし、79分に交代するまで違いを作り続けました。契約は2027年までですが、クラブは契約延長を最優先プロジェクトとして交渉を開始しています。なお、かつて彼が所属したセビージャがこの交渉を注視しています。
また、レバンテの歴史的なストーリーとして、アルノー・コネが自動契約延長の18ゴール目を嫌い、17点目を決めた後にわざと累積警告を貰って出場停止になり、さらに残りの2試合を右膝の痛みとして拒否した過去の復讐劇が語り継がれています。(via AS) (via Estadio Deportivo) (via SPORT)
バレンシアCF
伝統のオレンジトロフィーでニューカッスルに1-2で敗れました。開始4分に新戦力のフィリップ・ウグリニッチが強烈なボレーで先制するも、前半30分にホセ・ルイス・ガイアがエランガに対して危険なタックルを見舞い、一発退場を宣告されてゲームが一変。51分にディミトリエフスキのパスミスを突かれて同点、75分に逆転を許し、スタンドからはカルロス・コルベラン監督に辞任を求める声が上がりました。
また、103年の歴史を持つメスタージャがNou Mestallaへの移転で最後の1年を迎える中、スタジアムは清掃もされず放置された悲惨な状態に。Libertad VCFのメンバーは、『クラブは hipocresía(偽善)だ。ピーター・リムの目的は選手売却と土地売却だけだ』と激しい非難の声を上げました。
ピッチでは、7ヶ月の膝の大怪我から復帰したムクタル・ディアカビが後半に出場し、ファンに団結を求めました。ペペルは急造の3バック中央で守備のリーダーシップを示しました。マリオ・ドミンゲスはBチーム最多記録となる16ゴールを挙げて契約延長するも、オランダのエクセルシオール・ロッテルダムへ期限付き移籍しています。なお、チームは現在右サイドバックが皆無で、佐藤竜之介が右ウイングバックを臨時で務める事態となっています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)
アトレティコ・マドリード
チームはソウルでマンチェスター・シティとの対戦を控えて準備を進めています。カンテラーノのアルナウト・オルティスが素晴らしい得点力で注目の的となっており、ロビン・ル・ノルマンら新戦力との連係を深めています。
移籍市場では、昨年2100万ユーロで獲得したチアゴ・アルマダをRiver Plateへ2000万ユーロ(50%の権利)で売却することが決定。さらにルゲリを2000万ユーロでAston Villaへ売却することで合意しました。
主力アタッカーであるジュリアン・アルバレスに対してはバルセロナが強い熱意を示していますが、シメオネ監督は『状況は極めて明白だ。クラブは決断を下しており、私たちはジュリアンとともに進む』と残留を説得する姿勢です。また、トッテナムのDFクリスティアン・ロメロへの関心や、ソルロスのフェネルバフチェやプレミア勢への売却の噂も渦巻いています。(via Mundo Deportivo) (via AS) (via ElDesmarque) (via SPORT)
レアル・ソシエダ
ドイツ遠征のコロニア戦で1-2で敗れ、これでプレシーズン3連敗、7試合でわずか2勝とマタラッツォ監督にとっては大きな危機感です。しかし、日本代表の久保建英がW杯での負傷からついに復帰し、後半途中からプレシーズン初出場を果たしたことは大きな光明。軽快な動きでドイツ遠征における最高の出来事と報じられました。
ピッチ外では、モロッコ代表DFナイフ・アゲルドの獲得合意(400万ユーロのローン移籍金+1100万ユーロの買い取りオプション)が間近に。ただしアゲルドには過去ソシエダに在籍した際、重要な試合だけで活躍し、重要性の低い試合では交代を申し出る「自己温存(アウトレセルバ)」の疑いがロッカールームで不信感を生んだ経緯があり、マタラッツォ監督はマネジメントが求められます。
主将オヤルサバルはW杯優勝から休暇を終え、月曜日からズビエタで始動。開幕のベティス戦に強行させるか温存するか注目されます。彼とスビメンディはサン・セバスティアンの祭り「Semana Grande」で市役所から表彰を受けました。ハビ・ロペスはフェイエノールトへのローンが近づいています。セカンドチームはサラゴサに1-2で敗れました。(via SPORT) (via AS) (via ElDesmarque) (via MARCA)
セビージャFC
レバークーゼンとのプレシーズン最終戦に1-2で逆転負け。前半16分にカンテラーノのミゲル・シエラが豪快に先制しましたが、後半のメンバー交代で守備が下がり、シックに2失点。
ホセ・イグナシオ・ナバロSDは信じられない大解体を進行中。すでにニュランド、グデリ、バティスタ・メンディ、ソウ(ジェノアへ売却)など7名が退団。Tanguy NianzouやRafa Mir(アリスへローン)の放出で給与枠を空けました。現在最優先ターゲットはIKシリウスの22歳FWロビー・ユア(Robbie Ure)で、900万〜1000万ユーロでの最終合意を急いでいます。
また、Sporting CPからギオルギ・コチョラシュヴィリを約500万ユーロの買い取り義務付きローンで獲得合意、さらにフランクフルトのチュニジア代表MFエルイェス・スヒリとも交渉中。高給取りのジョアン・ジョルダンもポルトガル1部への移籍合意へ向けて前進しています。カストリンの契約延長交渉の難航に伴い、オサスナやヘタフェ、レバンテがフリーでの獲得を狙っています。パトリク・メルカードの違約金300万ユーロ問題では、インデペンディエンテ・デル・バジェ側が契約破棄ならFIFAへ提訴する姿勢を示しています。(via ElDesmarque) (via MARCA) (via Estadio Deportivo)
レアル・ベティス
ボーンマスとの親善試合を2-2のドロー。猛暑のため開始時刻が遅れたピッチ上は前半終了間主に大荒れ。ネルソン・デオサが相手の度重なるファウルに苛立って pelotazo(ボールをぶつける)行為を見せ、これに割って入ったアントニーが相手選手と一発退場。
後半、10人での戦いとなり、イスコ、フォーナルズ、クチョ・エルナンデスが投入され、クチョが電撃復帰ゴールで1-1に。その後ジュニア・フィルポの痛恨のパスミスにより1-2とされると、フィルポへ大ブーイング。しかし最後はフォーナルズが執念で同点弾を叩き込んで2-2。
クチョは15ゴールの目標を語り、デオサの Vasco da Gamaへの移籍交渉が破談し残留を志望。カリムエンド獲得はノッティンガムが3500万ユーロを要求したため棚上げ。セバージョスは双子の誕生とともにベティス愛をインスタに投稿するも、ロ・チェルソの残留宣言などにより給与枠がなく身動きが取れない状態。グレミオのガブリエル・メク獲得は、バルサへのArthur売却時の税金トラブル(差し押さえリスク)からグレミオがスペイン側への売却を拒絶しています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via ElDesmarque)
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
ジェノア戦に1-0で快勝し、無敗でイタリア遠征を終えてスパーニョロ杯を獲得。エダフチュリの高速ドリブルからケビン・サンチェスが決勝ゴール。アンヘリーニョが左サイドバックとしてデビューを飾り、膝の怪我からの長いリハビリを終えたダビド・メジャが感動の復帰。フィオレンティーナ戦もヌソンゴ・ビルの劇的間接フリーキック弾で1-1で引き分けました。
ソリアーノSDはアンカーとセンターバックの補強を狙っており、ラファ・マリンのナポリからのローンをアプローチ中。
しかしピッチ外では、深夜のジェノア市街でウルトラ「リアソール・ブルース」が地元サポーターと鉄パイプ等で大乱闘。クラブは『いかなる暴力も断固非難。永久追放を含む厳しい罰則を適用する』と毅然とした非難声明。スタジアム安全基準を満たすための「マラトン・インフェリオール」スタンドのアクセス制限強化に対してもウルトラと対立。Bチームはアストルガと2-2で引き分けています。(via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via ElDesmarque) (via SPORT)
RCDエスパニョール
コヴェントリーとの最終戦で3-1で敗戦。前半37分にエドゥ・エスポシトのクロスからロベルト・フェルナンデスがアクロバティックな escorpión(スコーピオン)ボレーを叩き込んで先制。ダニ・ハルケの17回目の命日であるこの日、選手たちはゴールをハルケの21番に捧げました。
後半ヌニェスら新戦力の活躍があり優勢に進めるも、残り20分間で守備が崩壊し3失点。マノロ・ゴンサレス監督は、開幕レバンテ戦に向けてカンテラーノのカラトラバやハビ・エルナンデスを中盤に先発させ、支配的なフットボールを目指す戦術をテストしました。BチームはコヴェントリーBに4-0で大勝を収めました。(via Esport3) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)
ヘタフェCF
モナコ戦で右膝に悪質なタックルを受けた新星ミッドフィールダー、ウチェが精密検査で右膝複数箇所の靭帯および半月板を断裂し、今シーズン絶望となる最悪の悲劇に見舞われました。クラブは規定に基づき、彼の給料枠を利用して新戦力の獲得を目指します。
プレシーズン最終戦はトッテナムと非公開で1-1。Bチームのリスコが先制しましたが、ギャラガーに同点ゴールを許しました。トッテナム新戦力ファン・ヘッケは試合後、『通常の公式戦なら2人か3人は一発退場になっていたはずだ。フレンドリーマッチにあのような荒さは不必要』とヘタフェのラフなプレースタイルを痛烈に批判。オレアル・マンガラがリヨンから期限付き移籍で加入しています。(via ElDesmarque) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)
RCDマジョルカ
SVエルバースベルクと1-1。10分にSoumahoroが退場して10人となり、Pablo Torreが下げられて激怒する場面も。
ヤン・ヴィルヒリが1200万ユーロのバイアウトによって Brujasへ完全移籍することが決定し、ファンは『残りたくないなら去れ』と理解を示しました。モルラネスは2031年まで契約を延長。サラゴサの21歳FWリソ(Liso)に250万ユーロのオファーを提示しており、さらに Josep Cerdàがアンドラから加入。セグンダで1年での1部復帰を狙います。(via SPORT) (via Mundo Deportivo)
ビジャレアルCF
プレシーズン最終戦でトルコの名門ガラタサライを1-2で破る大金星。ニコラ・ペペが開始 1分でPKを獲得し、アヨゼが沈めて先制。しかしオシムヘンに同点弾を許し、ピッチ上ではモウリーニョとオシムヘンの乱闘も発生。41分にフォイスの突破から最後はミカウタゼが決めて勝利。新監督イニゴ・ペレスのもとで攻撃的なスタイルを構築。パペ・ゲイェやアコマシュらも好印象。ウィリー・カンブワラの獲得を Osasunaと並行して打診しています。(via SPORT) (via MARCA) (via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)
ジローナFC
タラゴナと1-1。アレックス・モレノのアシストからアベル・アビ・ルイスが長い無得点のトンネルを抜けゴールを決める。しかし後半に追いつかれ、プレシーズンは7試合でわずか1勝。新シーズンに向けて不安の残る結果となっています。(via SPORT)
セグンダ・その他のチーム
ラス・パルマスはトロフェオ・カランサでCádizを1-3で破り優勝。 Taisei Miyashiro、Manu Fuster、Jefté Betancor(ハリー・ケイン・オブ・ラス・チュンベラス)が得点を記録。新戦力のジョバンニ・ボンファンティが買い取りオプション付きで加入。
コルドバCFはマラガのダニ・サンチェス獲得を画策、カンテラーノのイスマ・ルイスは『私たちは誰に対しても劣っていない』と意気込み。
カサヘナ(FC Cartagena)は、過酷な10年間のBelmonte体制の負債を解消するため、ラ・マンガ・クラブの豪華練習場を去ることを決定。
UDイビサは、 derbi de las Festes de la Terra でSDイビサを1-0で下し、 Ander Yoldiが決勝点。
レアル・オビエドは Le Havreに3-2で勝利、エスタニス・ペドロラが加入。
Zamora CFは CD Coriaと1-1のドロー。コチャラシュヴィリがGetafeを出し抜いてセビージャへの加入に近づいています。(via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ラ・リーガの各クラブは開幕戦に向けたプレシーズン最終戦をこなし、ビジャレアルのガラタサライ撃破やソシエダ久保建英の負傷復帰、イシ・パラソンの出場停止執行停止といった明るいニュースがある一方で、ヘタフェのウチェの今季絶望、エスパニョールの終盤の崩壊、デポルサポーターの乱闘騒ぎなど、激動のピッチ内外のドラマが交錯した非常に熱い一日となりました。