ヘタフェ戦での3-0快勝と暫定首位発進

開幕戦において、デポルティーボ・アラベスはヘタフェに3-0で快勝し、素晴らしいスタートを切りました。試合は前半から荒れ模様となり、合計18個のファウル、3枚のイエローカード、そして1枚のレッドカードが記録される展開となりました。前半42分にヘタフェのキコ・フェメニアがレバシュに対して危険なタックルを食らわせ、最初は退場を免れたものの、VARの介入によってレッドカードが提示され退場となりました。前半のアラベスは、右サイドでアンヘル・ペレスがヘタフェの若いダビンチを何度も突破してチャンスを創出。ヘタフェは後半開始時にダビンチを下げてエネス・ウナルを投入したものの、アラベスは右サイド(後半はザイド・ロメロが守備にあたるエリア)を効果的に突き進みました。試合が動いたのは74分、マリアーノ・ディアスの正確なクロスにセンターバックのニコ・テナグリアが頭で合わせて先制。さらにマリアーノの追加点で2-0とすると、最後はマリアーノのアシストからミケル・ロドリゲスが冷静に決めて3-0と突き放しました。暫定首位に立ったチームは、今後の戦いに向けて大きな自信を手にしています。(via Mundo Deportivo)

不遇の時期を乗り越え復活したマリアーノ・ディアス

この試合で最も輝きを放ったのは、1ゴール2アシストを記録して勝利の立役者となったマリアーノ・ディアスでした。長年の不遇の時期を過ごしてきたストライカーは、74分にテナグリアの先制ゴールをアシストすると、その後は自ら左サイドを駆け上がり、エリア手前でのこぼれ球を拾ってゴール右上の隅へと突き刺す見事な追加点をマーク。さらにその直後にはミケル・ロドリゲスへと絶妙なアシストを送り、完璧な復活劇を演じました。試合後、キケ・サンチェス・フローレス監督はマリアーノのフィジカル状態の良さを称えつつ、『マリアーノ自身、非常に暗い時期を過ごしてきたはずです。私たちが大きな無気力や停滞感を感じていたあの12節の間、彼もそんな風には過ごしたくなかったと確信しています。彼がこれからのポジティブな事柄にしがみついてくれることを願っています。もしベストバージョンの彼を擁することができれば、本来のアラベスの市場規模では、100%の彼を手にすることはできないはずです。今ここにいる彼を最大限に生かします。サッカーにおいて過去は歴史であり、未来はミステリー、現在こそが贈り物です』と語り、日々の取り組みに集中することの重要性を強調しました。(via ElDesmarque, Mundo Deportivo)

キケ・サンチェス・フローレス監督とアンヘル・ペレスの喧嘩騒動

試合後の会見において、キケ・サンチェス・フローレス監督は、ピッチ上でアンヘル・ペレスとの間に生じた「小競り合い(喧嘩)」についてメディアから質問を受けました。監督はこの件について、ユーモアを交えながら『今日、私は昨日よりも彼のことを愛しています。あの瞬間を経て、昨日よりも彼を愛しています。彼もそれを知っていますし、私はすでに彼にそう伝えました』と回答し、不仲説を一蹴するとともに、選手に対する強い信頼と親愛の情を示しました。アンヘル・ペレスは前半からヘタフェの守備陣を幾度となく翻弄しており、今回の勝利において欠かせないパフォーマンスを披露していました。(via ElDesmarque)

第2節ラージョ戦が急遽ブタルケ開催に変更される異例の事態

8月20日の木曜日21:00に予定されている第2節のラージョ・バジェカーノ対デポルティーボ・アラベスの試合について、本来の開催地であるバジェカス・スタジアムではなく、レガネスの本拠地であるブタルケ・スタジアムで開催されることが決定しました。マドリード州政府がラージョ側の求めていたスタジアム暫定使用の仮処分申請を安全や衛生、防犯上の基準から却下したためです。直前まで芝生の張り替え作業などが急ピッチで行われていましたが、州政府の決定により、アラベスはブタルケへと乗り込むことになりました。ラージョのペニャ連盟やファン団体は、バジェカス以外での主催試合への参加をボイコットする声明を発表しており、当日は観客が極めて少ない静かなスタジアムでの一戦となることが予想されます。対戦相手のラージョは、初戦でセビージャに97分にペナルティキックを決められ1-2で手痛い敗戦を喫しており、対照的に3-0の大勝で波に乗るアラベスにとっては、アウェイの地であっても連勝を狙える好機となります。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo, MARCA)

【本日の総括】

開幕戦でヘタフェを3-0で一蹴し、マリアーノ・ディアスの衝撃的な1ゴール2アシストの活躍で最高のスタートを切ったデポルティーボ・アラベス。第2節のラージョ戦は対戦相手のスタジアム安全問題により急遽ブタルケでのボイコットが懸念される中での開催となりますが、勢いに乗るアラベスにとっては開幕2連勝を飾るための極めて大きなチャンスが訪れています。