完璧なスタートダッシュ!開幕ヘタフェ戦で3対0の完勝を飾る

今シーズンのラ・リーガ開幕戦において、デポルティーボ・アラベスは本拠地でヘタフェを相手に3対0というこれ以上ない素晴らしい大勝を収めました。この一戦ではマリアーノ・ディアスが1ゴール2アシストをマークし、全得点に関与する圧倒的な主役ぶりを見せました。さらに、期待の若手ミケル・ロドリゲスも1部リーグデビューを飾り、試合を決定づけるチーム3点目のゴールを決めるなど、スタジアムを大いに沸かせました。しかしピッチ外の懸念材料として、右サイドバックのアンヘル・ペレスがベンチでキケ・サンチェス・フローレス監督と大声で激しく衝突する口論の場面も見られ、チーム内の緊張感が一時的に高まる事態も発生していました。(via ElDesmarque)

激闘の第2節!ラージョ・バジェカーノ戦は1対1の劇的ドロー

リーグ第2節は、変則的な日程の中でラージョ・バジェカーノとのアウェイゲームに臨みました。この一戦は相手の本拠地バジェカスのスタンド劣化により、レガネスのスタジアムであるブタルケを代替会場として開催されました。スタンドはラージョ会長への激しい抗議の声と奇妙な静けさに包まれる、独特な雰囲気での試合となりました。

試合は立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられました。前半には相手に何度も決定機を作られましたが、守護神アントニオ・シベラのセーブなどで耐え凌ぎました。さらに、ラージョが一度はネットを揺らしたものの、VARが3分間もの長い確認を行った結果、相手ディフェンダーのハンドが特定されてゴールは取り消されました。

後半開始早々の2分、相手のセルヒオ・カメーリョに3人のディフェンダーがかわされて先制点を献上。アラベスは一時的に意気消沈したものの、後半60分に相手GKアウグスト・バタジャが深刻な怪我で負傷し、すでに交代枠をすべて使い切っていたラージョが満身創痍となる状況に直面しました。そして後半84分、途中出場のマリアーノ・ディアスが相手ディフェンダーのアンドレイ・ラティウの痛恨のバックパスミスを突いて同点ゴールをマーク。勝ち点1をもぎ取りました。(via ElDesmarque)

「不死鳥」マリアーノ・ディアスが圧巻の開幕2戦連発ゴールで大躍進

今、ラ・リーガで最も熱い視線を浴びているのが、33歳のベテランFWマリアーノ・ディアスです。周囲から完全に戦力外としてみなされていたマリアーノですが、今シーズンが開幕すると、わずか2試合で2ゴール2アシストとチームの全4ゴールに直接絡む驚異的な「復活劇」を見せています。

開幕戦での大活躍に続き、第2節のラージョ戦でも途中出場からわずか5分間で同点弾を叩き出し、チームを敗戦の危機から救いました。わずか6日間で奪ったこの2ゴールは、彼が過去6年間で積み上げたゴール数に匹敵するという、信じがたいデータがその復活を物語っています。キケ・サンチェス・フローレス監督のもとで再び翼を広げた「不死鳥」は、現在ラ・リーガで最も脅威となるストライカーへと変貌を遂げています。

試合後、マリアーノはDAZNのインタビューに応じ、自身の熱い思いをこのように力強く語りました。

『自分を疑う人たちのことは考えていません。私はただ働き続けるだけです。批判的なコメントは気にしないようにしています。日々努力すること、それが私の仕事です。サッカーは私の好物であり、情熱です。現役を退いてスパイクを脱ぐ日まで、プレーを止めることはありません。』

過去の怪我や出場機会の欠如から完全に陰に隠れていたアタッカーが、アラベスで再び主役として輝きを放ち始めています。(via Mundo Deportivo)

超新星ミケル・ロドリゲスが1部初先発で最高峰のパフォーマンスを披露

前節で1部デビューを飾り、見事な初ゴールを決めた元レアル・ソシエダのMFミケル・ロドリゲスが、早くも確固たる地位を築きつつあります。第2節のラージョ戦では、デニス・スアレスとの激しいスタメン争いを制して初めての先発出場を飾りました。

キケ・サンチェス・フローレス監督の期待に見事に応えたミケルは、中盤で約1時間にわたり極めて質の高いプレーを披露しました。ピッチ上でのプレー強度は抜群で、キーパス1本を供給したほか、ファイナルサードで8本中7本のパスを成功させ、全体のパス成功率は驚異の93%を記録。チーム内で文句なしの最高パフォーマンスを見せ、チームの柱へと成長する可能性を強く印象付けました。(via Mundo Deportivo)

トニ・マルティネスが決定機を何度も逸しキケ監督もベンチで頭を抱える

第2節で先発出場したFWトニ・マルティネスにとっては、悔やんでも悔やみきれない悪夢のような一戦となりました。彼はこの試合でアラベスに勝利をもたらすための絶好の得点チャンスを何度も手にしていました。

前半、ゴール隅へ吸い込まれるかと思われた決定的なシュートはわずかにサイドネットの外側へと外れました。さらに、ルカス・ボジェが相手ディフェンダーを華麗にかわして折り返した完璧なアシストから、無人のゴールを前に放ったシュートは無情にもポストに直撃。ベンチのキケ・サンチェス・フローレス監督が思わず頭を抱えて絶望するシーンを誘発しました。

試合終了間際の後半88分にも、至近距離から勝負を決定づけるシュートを放ちましたが、ボールは無情にも天高く打ち上げられ、何度も訪れた千載一遇のチャンスをすべて不意にする結果となりました。(via ElDesmarque)

キケ・サンチェス・フローレス監督の「5-3-2」戦術とアンヘル・ペレスとの和解

キケ・サンチェス・フローレス監督は、開幕戦で成功を収めた5-3-2の守備的かつ鋭いカウンターシステムを第2節でも迷わず採用しました。

最も注目されたのは選手起用における指揮官の柔軟性とリーダーシップです。前節で激しい口論を展開した右ウイングバックのアンヘル・ペレスを、何事もなかったかのように再び先発としてピッチへ送り出し、揺るぎない信頼を示しました。また、中盤には調子の良いミケル・ロドリゲスをデニス・スアレスに代えてスタメン起用。さらに、開幕のヒーローであるマリアーノ・ディアスをあえてベンチスタートにし、ルカス・ボジェをトニ・マルティネスの相棒として先発させるなど、的確な人心掌握とマネジメントを施してドローに導きました。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

開幕戦でのヘタフェに対する大勝に続き、アウェイでのラージョ戦もしぶとくドローに持ち込んで無敗をキープしました。33歳マリアーノ・ディアスの奇跡的な覚醒と、若き才能ミケル・ロドリゲスの台頭、そしてキケ・サンチェス・フローレス監督の巧みな戦術と人心掌握術によって、今シーズンのデポルティーボ・アラベスは極めて魅力的なフットボールを展開しています。今後の戦いからも目が離せません。