UDラス・パルマス & CDレガネス
LALIGA Hypermotion第4節の幕開けを飾る注目の直接対決が、本日エスタディオ・デ・グラン・カナリアでキックオフされます。現在勝ち点7で2位に位置するCDレガネスと、前節ジローナ戦で5-2と大敗を喫して7位に沈むUDラス・パルマスによる激突は、ピッチの内外で非常に対照的なストーリーを描いています。
まず、電撃的な補強で世間を騒がせたレガネス側では、欧州王者の主将であるアルバロ・モラタの加入が、ピッチ上での戦闘力向上にとどまらず、クラブの商業的・デジタル的な価値を驚異的なスピードで爆発させています。モラタの加入発表からわずか72時間のうちに、クラブの公式ソーシャルメディアは主に海外からの新規フォロワーを2万人も獲得し、プロモーション動画の再生数は瞬く間に2,000万回に肉迫しました。さらに、加入後の4日間だけで、この夏全体で販売されたユニフォーム総数の25%に相当する枚数がハイスピードで売れ、新規会員(アボナード)の登録ペースは通常の1日の6倍に跳ね上がるという、2部リーグのクラブとしては前代未聞の商業的記録を打ち立てています。
クラブのビジネス責任者であるイバン・マロトは、既存のスポンサー契約内容の再交渉には応じない姿勢を明確にしつつも、公式に『この契約は既存のスポンサーたちへのクラブイメージをさらに強固にし、新しいパートナー候補の企業との道を開いてくれる。アルバロの獲得は、885キャピタル新オーナー体制下でレガネスが進めてきたクラブブランド確立のプロセスを強力に加速させた』と述べており、クラブの財政的安定性に計り知れない貢献をもたらしています。今回の試合では、GKにルカ・ジダンが構え、モラタを起点とした強力なブロック守備とカウンターでアウェイの地での勝ち点3獲得を狙います。
対するラス・パルマスは、まさに満身創痍の状態でこの一戦を迎えます。前節モンティリビで5失点を喫した守備陣は深刻な脆さを露呈しており、開幕3試合で浴びたシュート本数は実に48本に上ります。さらに悪いことに、攻撃の核であるジェセ・ロドリゲスが前節の退場処分により出場停止。追い打ちをかけるように、セルヒオ・ルイス、イバン・ハイメ、アレ・ガルシア、ビティ・ロサダ、マービン・パーク、セデーニョ、ヘレ・レコビタの合計7名の主力級が怪我で戦線離脱しており、ルーベン・デ・ラ・バレーラ監督は頭の痛い采配を迫られています。
この危機的状況で救世主として期待を集めるのが、地元で「ラス・チュンベラスのハリー・ケイン」と称される若きストライカー、ジェフテです。ジェセに代わって9番の役割を務め、モラタを擁するレガネスの堅守を打ち破る急先鋒としての重責を担います。守備陣では、右サイドバックのペッツォレージが正式なプロライセンス登録を勝ち取ったことが唯一の希望ですが、新加入で即戦力と目されていたDFオポクは膝の違和感が引かず、バレーラ監督は今節の招集外を決定しました。守備不安をいかに統制するかが、ラス・パルマスの勝敗の鍵を握るでしょう。 (via MARCA / Mundo Deportivo / SPORT)
CDテネリフェ
CDテネリフェの本拠地エリオドロ・ロドリゲス・ロペスは、現在サポーターや現地報道関係者にとって「ホラーハウス」そのものと化しています。島政府( Cabildo de Tenerife)の政治家であるロペ・アフォンソやヨランダ・モリネらは、スタジアムの改修や近代化への多額の投資実績を声高に誇っていますが、その自己満足に満ちたアピールと、サポーターやジャーナリストが毎週直面している劣悪なインフラ環境との間には、絶望的なまでの解離が存在します。
実際のスタジアム視察や試合日の検証により、ファンが強いられている惨状が次々と暴かれています。
まず、スタジアムへのアクセス(特にサン・セバスティアン通り側のゲート)は極めて悪く、大混雑による長い入場列が発生するため、多くのサポーターがキックオフの瞬間に間に合わず、試合が始まってからようやく席に着くという異様な事態が常態化しています。さらに、バリアフリーや「インクルーシブなスタジアム」を謳いながら、車椅子利用者や歩行困難な人々が利用できるエレベーターは、プレスエリア用の1基とパルク(特別席)用の1基の合計2基しか設置されていません。これは移動に制限があるファンに対する極めて不誠実な設計であり、人道的な観点からも許容し難いレベルの怠慢です。
プレスエリアの惨状も深刻です。他スタジアムの記者席では当然のように提供される「冷たい飲料水の入った冷蔵庫」はどこにも存在せず、生中継中の記者たちであっても、喉を潤すためには作業を中断してスタンドの外まで買いに行かなければなりません。また、記者席の周辺には利用できるトイレが1つもなく、設置されている小型モニターは1982年ワールドカップの映像を彷彿とさせる、極めて画質の荒いアナログ時代の骨董品です。先日は試合前にスタジアム全体で大規模な停電が発生し、ラジオ中継用の機材が一切動作しなくなるという、放送事故寸前のトラブルまで発生しました。
サポーターが観戦するスタンドに降り立つと、 Herraduraスタンドの複数のセクターでは、常に下水の独特な異臭が充満しており、観客を辟易させています。さらにカフェテリア(カンティーナ)では、500mlのペットボトル水が空港の倍以上にあたる2.50ユーロという法外な価格で販売されています。日曜日の日中など熱中症の危険が高まる時間帯であっても、スタジアムへの私的な飲料の持ち込みは一切禁止されており、スタジアムで購入したボトルのキャップは「投擲防止」の名目のもとですべて没収されるため、ファンは高額な水を買い続けざるを得ません。現場を訪れた母親が『いつかここで熱中症による重大な事故が起きる』と抗議の声をあげるのも当然の状況です。
島政府が2022年に公約した階段のペンキ塗り替えは一度も実行されておらず、色褪せた階段はかつてUEFA主催試合を戦った数十年前の姿のままで、暗がりの中で自分の座席を探すことすら困難です。最も不衛生極まりないのがトイレの環境で、手洗い場からは「細い糸のような水」しか出ず、石鹸は常時ありません。壁のタイルは剥がれ落ちそうになっており、あるファンが昨シーズン最終戦で安全のためにあらかじめ外して床に置いておいた2枚のタイルは、それから数ヶ月が経過した2週間前のアルメリア戦でも全く同じ場所に放置されたままでした。
スタンド上部からは、 Herraduraスタンドの古い電光掲示板が屋根の構造物に遮られて半分しか見えず、何分経過したかを知るすべがありません。もう一方のサン・セバスティアン側の掲示板は電池切れのように完全に沈黙しています。2022年から毎年『来シーズンこそ新型電光掲示板を導入する』と公約を掲げてきた島政府ですが、その約束は毎年反故にされ、最新のロードマップでは2027年第1四半期にまで延期されています。テネリフェのサポーターは、この「お化け屋敷」のようなスタジアムで、高額な観戦料を支払いながら耐え難い苦痛を強いられ続けています。 (via SPORT)
FCカルタヘナ
FCカルタヘナが抱えていた、新シーズン開幕にもかかわらずチームユニフォームを発表できないという前代未聞のミステリーが、ようやく解消されました。カルタヘナはスペイン国内のプロプロリーグにおいて、唯一公式デザインをお披露目しないままプレシーズンと開幕を迎えた奇妙なクラブでしたが、その背景には、2023年から技術スポンサーを務めるイタリアのアパレルブランド「マクロン」に対する多額の債務不履行という恥ずべき問題がありました。
この金銭トラブルが7月末に完全に精算されたことで、マクロン社はカルタヘナのユニフォーム製造ラインを再稼働させ、急ピッチでデザイン作業を完了。本日エスタディオ・カルタゴノバの「FCCビジネス」エリアにおいて、念願のファーストおよびセカンドユニフォームの公式発表会が華やかに開催されました。
新デザインの第1ユニフォーム(ホーム)は、伝統的な白と黒の縦縞(アルビネグラ)をベースにしながら、今年はストライプをやや細くし、その本数を増やすことでモダンな佇まいへと進化させました。首元や袖口にはホワイトに映えるワインレッドのディテールが美しく施されています。一方、第2ユニフォーム(アウェイ)はカルタヘナ市の旗にインスパイアされた「クリムゾンレッド(赤カルタヘナ)」を大胆に配し、首元や袖口にブラックとゴールドの高級感漂う縁取りがあしらわれました。グレーを基調としたサードユニフォームも含め、すべてのキットの胸にはメインスポンサーである「テレカルタヘナ」、そして「RK Inmohogares」や「Ribera」のロゴが掲げられます。
発表イベントには、アレハンドロ・アリバス会長がホスト役を務め、チームを牽引するパブロ・デ・ブラシスとナチョ・マルティネスの両キャプテンが自ら新しい戦闘服に身を包んで登壇しました。テレカルタヘナのゼネラルマネージャーであるリディア・ガルシア・ムニョスをはじめとする多くの地元企業家やメディアが参集したこの発表会は、単なるユニフォームの発表にとどまらず、アリバス会長が進める「FCCビジネス」プロジェクトの復興を印象付ける場となりました。
このFCCビジネスは、2019年の前政権時代に本拠地の南スタンドを改築して生まれたスポンサー企業同士の交流スペースですが、ここ数年のクラブの経営不振や放漫管理により、最盛期に200社あった加盟企業がわずか60社にまで激減し、クラブ売却時には消滅の危機に瀕していました。アリバス会長は『過去のすべての取り組みが悪かったわけではない』と語り、このビジネスネットワークを再び活性化させ、カルタヘナの地域経済界とクラブを強固に結びつけるための第一歩としてこの発表イベントを成功させました。新ユニフォームの誕生とともに、新生カルタヘナが力強く歩み始めています。 (via SPORT)
ADセウタFC
現在、ADセウタFCはセグンダの開幕から怒涛の3連敗(対アンドラ、対ラス・パルマス、対マジョルカ)を喫し、勝ち点0で最下位に沈む深刻な危機に瀕しています。しかし、この低迷の背景には、戦術的な要因を遥かに超えた、Ceutaという国境の街が直面している「人道・社会問題」がチームに致命的な影響を及ぼしたというショッキングな内幕が存在します。
クラブのルハイ・ハミド会長が全国ラジオのインタビューで衝撃的な事実を明かしました。セウタは今夏、移籍市場が閉まる直前の段階で、チーム強化に必要な合計15名の新戦力獲得で選手本人と「完全な合意」に達していました。しかし、街を襲った大規模な移民流入の危機が連日メディアで大きく報じられると、移籍を予定していた選手たちの家族(特に妻や子どもたち)が治安への極度の恐怖を抱き、すべての交渉が最終局面で相次いで破談になりました。
ハミド会長は、治安の良さや素晴らしい練習環境、クラブの誠実さを直接目で確かめてもらうため、選手とその家族をノーリスクで街に招待するなどの懸命なアプローチを行いましたが、その努力はすべて水の泡となりました。ハミド会長は現在の苦境について次のように吐露しています。
『すでに合意していた15名の選手が、この街への移籍を拒否した。セウタの外にいる人々にとっては、報道される情報によってこの街がまるで戒厳令下にあるかのように見えてしまうのだろう。だが、私たちは取り乱して結果主義に走るつもりはない。何よりも選手たちを外の雑音から切り離し、静かな泡の中に包んで守ることが重要だ』
この予期せぬ戦力補強の頓挫により、プレシーズンから十分な連携構築ができなかったチームは開幕から未だ勝利がなく、失意の底にいます。今週末は、同じく2部に属し、若きタレントを揃えて中位につけているセルタのフィリアル(Celta Fortuna)をホームに迎えます。会長は『この街にとってフットボールは単なるスポーツではなく、異なる4つの文化を繋ぐ共通の神殿である』と熱く語り、逆境の中でサポーターとともに最下位からの奇跡的な脱出劇を狙います。 (via Estadio Deportivo)
CEサバデル & コルドバCF
来週月曜日、ノバ・クレウ・アルタで行われるCEサバデルとコルドバCFの一戦は、歴史的かつセンチメンタルな物語に彩られたエモーショナルなゲームとなります。このサバデルの本拠地ノバ・クレウ・アルタは、来る9月15日に建設開始からちょうど60周年を迎えるという極めて深い歴史を持つスタジアムです。
歴史的なデータを紐解くと、コルドバにとってこのアルレキナード(サバデルの愛称)の聖地は、過去14回のアウェイ戦でわずか1勝(15年前にパコ・ヘメス監督が率いた3-0の勝利)しか挙げていないという、極めて過酷な鬼門として立ちはだかってきました。プロリーグである2部での過去8回の対決でも、引き分けが4度と最も多く、サバデルが3勝を挙げて優位を保っています。
しかし、コルドバのサポーターにとって、ノバ・クレウ・アルタという名は、クラブの歴史の中で最も美しくドラマチックな「奇跡の1部昇格ロード」を想起させる、特別なノスタルジーを孕んだ場所でもあります。今から12年前の2014年3月22日、コルドバはノバ・クレウ・アルタでサバデルに3-2で敗れました。コルドバは前半17分にミゲル・アンヘル・ニエトのゴールで先制し、試合を支配しながらも、後半の自滅によって1-3と逆転されるという痛烈な教訓を得ました。
しかし、アルベルト・「チャピ」・フェレール監督は、このノバ・クレウ・アルタでの敗戦からアプローチを完全に変え、チームの意識を劇的に変革させました。そして、この日を境に、コルドバは驚異的なアウェイ無敗の快進撃を開始します。次の遠征先であるスポルティング・ヒホンをペドロの2ゴールで1-2と破り、続くエルクレス戦(0-1勝)、バルセロナB戦(0-1勝、この当時のバルサBにはアダマ・トラオレ、デニス・スアレス、アレックス・グリマルド、ムニル、サンドロなどの若きスターが在籍し、ウリ・ダビラが値千金の決勝ゴールを挙げてプレーオフ圏内に滑り込みました)、テネリフェ戦(0-1勝)、レクレアティーボ・ウエルバ戦(1-1分)と、アウェイでの戦闘力を極限まで高めていきました。
その圧倒的なアウェイ無敗街道の果てに、コルドバは2014年6月22日、奇跡の1部昇格という不滅の栄光を掴み取ることになります。今回の対戦は、実に12年の時を経て、コルドバがあの美しく険しい奇跡の旅路の「出発点」となった因縁のノバ・クレウ・アルタへと帰還する、非常に意味深い一戦となるのです。 (via SPORT)
RCDマジョルカ
1年での1部復帰を至上命題としながら、セグンダという「悪党たちのリーグ(La Liga de los malos)」を戦うことになったRCDマジョルカ。そのピッチ内外における迷走は目を覆うばかりであり、現地メディアからはクラブを所有する「アメリカ人オーナー陣」に対する手厳しい糾弾の声が止みません。
地元の痛烈なコラムでは、アメリカ人オーナーたちが『まるでNBAやNFLのように、降格という概念のないプロスポーツビジネスとフットボールを完全に混同し、自分たちの投資をまるでお気楽なジョークのように捉えている』と容赦なく切り捨てられています。クラブが2部降格という未曾有の惨劇を引き起こしたにもかかわらず、経営陣であるディアスやオルテルスといった「戦犯」たちは誰一人として責任を取ることもなく、むしろ権力を維持し続けているフロントの機能不全に対してファンの不満は頂点に達しています。
さらにサポーターを怒らせているのは、マジョルカを2部に沈めた張本人であるマルティン・デミチェリス前監督の無礼な去り際です。デミチェリスは自ら執拗にマジョルカの監督ポストを懇願して就任したにもかかわらず、クラブが降格すると、まるで挨拶すら拒むように「フランス風に(a la francesa、無言で逃げ去るように)」島を去っていきました。現地ではこの姿勢に対し『これが経営陣の言う「格式あるクラブ」のマネジメントなのか』と皮肉られています。
マジョルカは今季、開幕戦でセウタにこそ辛勝したものの、続くグラナダ戦で無残な完敗を喫し、早くも「2部の厳しい現実」という容赦のない砂漠の旅を突きつけられています。一部の経営陣は、現在の降格を単なる一時的なトラブルであるかのように現実逃避していますが、フットボール界はそう甘くありません。もしこの失敗を直視せず、身の程を知らない驕りを捨てなければ、1部への返り咲きを果たすまでに「10年の砂漠の旅」という長い暗黒期を強いられることになると警鐘が鳴らされています。 (via SPORT)
アルバセテ・バロンピエ & CDカステリョン
アルバセテ・バロンピエのアルベルト・ゴンサレス監督が、今週末、彼にとってプロリーグでの指揮権を確立した極めて思い出深く、そして常に大激論を巻き起こしてきた宿命の地、SkyFiカスタリアに凱旋します。ゴンサレス監督にとって、次節の対戦相手であるCDカステリョンは、キャリアで最も多くの試合(合計6試合)を戦いながらも『一度として敗北を喫したことがない(無敗)』という、この上なく相性の良い「カステリョン天敵」としての驚異的な神話を維持しています。
この無敗神話の歴史を振り返ると、最初の2戦はPrimera Federación(3部)のリナレス・デポルティーボ時代(2021-22シーズン)に遡ります。最初の対戦は1-1の引き分け、2戦目はアウェイで3-0と完勝を収め、カステリョンに指揮官としての実力を見せつけました。
その後、ゴンサレス監督がアルバセテの指揮官に就任してからの4試合は、いずれも審判の判定を巡り、現地で血を洗うような大論争(polémica)を巻き起こした因縁の戦いばかりでした。かつてカスタリアで行われた試合では、カステリョンのマーク・アサニッチが放ったゴールがミリ単位のオフサイド判定で取り消されたほか、VARの介入がありながら、アサニッチへのペナルティエリア内での引っ張りとハンドという明らかな2度のファウルがPKと判定されず、カステリョン側の怒りが大爆発しました。
さらに別のカスタリアでの直接対決でも、アルバセテ側の Lucas Alcázar へのファウルが見逃され、直後にカステリョンのロナウド・ポンペウが2枚目のイエローカードで不可解な退場処分を受けるなど、常にゴンサレス監督率いるアルバセテに「有利な笛」が吹かれてきた歴史があります。直近のカルロス・ベルモンテでの試合は大きなトラブルもなく1-1の引き分けに終わりましたが、カステリョンのサポーターにとっては、カスタリアでのゴンサレス監督の凱旋は、積年の恨みを晴らすための極めて熱い復讐の舞台となります。ゴンサレス監督は、カスタリアの猛烈なプレッシャーを跳ね除け、自らの無敗記録を「7」に伸ばしてアルバセテに勝利をもたらすべく、不敵な笑みを浮かべて敵地に乗り込みます。 (via SPORT)
【本日の総括】
本日のLALIGA Hypermotionは、ピッチ内の激闘を大きく左右する「ピッチ外のインフラと社会情勢」が勢力図に甚大な影響を与えていることが浮き彫りとなりました。
レガネスはモラタの電撃加入によって商業価値を爆発させ、アウェイの地でもその勢いを持ち込もうとする一方、対戦相手のラス・パルマスは深刻な守備崩壊と7名の怪我人という満身創痍の状態で「ハリー・ケイン」と称されるジェフテに命運を託すという極端なコントラストを見せています。
また、街の移民流入危機という過酷な現実によって獲得寸前の15選手に拒絶されたセウタの悲痛な3連敗、そしてマクロン社への未払い債務を解決してようやく伝統のストライプに袖を通すカルタヘナの新体制など、資金力と地政学的リスクがクラブの死活問題に直結しています。テネリフェの「ホラーハウス」と化した老朽スタジアムへの不満や、マジョルカの降格の現実から逃避する米国人オーナーへの辛辣な批判、さらにアルバセテのアルベルト・ゴンサレス監督による「カステリョン戦無敗神話」の継続劇など、混迷極まる2部リーグの激しい戦いは、さらなるカオスへと突入しています。
