フラン・ガルシアが激白したマドリー退団の真相とイスコへのリスペクト
マドリーからベティスへ今夏移籍した27歳のサイドバック、フラン・ガルシアが、退団交渉の裏舞台と移籍を決意した理由を赤裸々に明かしました。
ベティスは400万ユーロを支払ってガルシアの所有権の50%を獲得しましたが、マドリーは彼の未来をコントロールすべく、優先交渉権である先買権を執拗に要求し、将来の移籍金の50%を手にする権利を保持しています。マドリーで100試合以上に出場したガルシアですが、昨シーズンにクラブがアルバロ・カレラスを獲得し、さらにククレジャも補強したことで、サイドバックが4人体制になり、5000万ユーロや6000万ユーロを投じた新戦力が優先されることを悟ったと振り返りました。ガルシアは『自分は4人のサイドバックがいる中で十分に競争できるのか、そして5000万ユーロや6000万ユーロも支払われた選手たちが優先されるのは当然だと理解した』と、当時の複雑な心境を明かしています。
新天地ベティスでは、かつてマドリーのトップチーム練習や自身のデビューシーズンで一緒だったイスコから、いつでも力になると温かいメッセージを受け取ったと語り、イスコとロドリゴの2人を『これまでで最も衝撃を受けた選手たち』と絶賛。イスコについて『コンディションさえ良ければ、間違いなくスペイン最高のMFの一人。毎日体調を気遣っているが、軟骨の問題を日々上手く管理しながらどんどん良くなっている』と語っています。また、マドリーからベティスへ復帰したダニ・セバジョスの加入を大歓迎し、彼の加入がチャンピオンズリーグを戦う上でプラスアルファの力になると喜んでいます。
アンチェロッティ監督とペレグリーニ監督の指導法については、共に選手たちをのびのびとプレーさせ、ロッカールームの異なるエゴを管理する手腕が非常に似ていると指摘。また、サイドバックとしては珍しい背番号11を選んだ理由について、ベティスのレジェンドであるラファエル・ゴルディージョがかつて身につけていたためであり、彼のような素晴らしい手本を目指したいと語り、いつかはゴルディージョのように背番号3をつける機会があることを望んでいます。さらに、将来的にスペイン代表でククレジャと再び共闘することを夢見ています。
(via Estadio Deportivo)
メンディCL除外と19歳神童マルティネスの規定によるA登録の裏舞台
レアル・マドリードが発表したチャンピオンズリーグの登録メンバーで、負傷中のフェラン・メンディがリストAから電撃除外され、ラシング・サンタンデールから加入したばかりの19歳、セルジオ・マルティネスが代わりに登録された一件には、UEFAの厳格な登録規定が関係していました。
8月31日に約300万ユーロで移籍したマルティネスは、年齢やクラブ在籍期間の要件を満たさないため、育成選手を対象とした「リストB」での登録が不可能です。このため、クラブはメンディをリストAから外し、その枠にマルティネスを登録する以外の選択肢がありませんでした。一方で、カスティージャでの育成を前提としていた神童は、すでにファーストチームの練習に合流し、ベティス戦の招集メンバーに入るなど、凄まじいスピードでキャリアの階段を上っています。
その他の若手では、チアゴ・ピタルチがリストAの25名枠から外れてリストBに回り、他にもヘスス・フォルテア、ジョアン・マルティネス、マリオ・リバス、ホルヘ・セステロ、ディエゴ・ビジャルバ、ガブリエル・バレロ、ダニエル・ヤニェスのカンテラーノ7名がリストBに登録されました。一方で、アレキス・シリアはマルティネスと同様の理由でリストBの要件を満たせず、今回の登録から除外されています。マドリーは来週火曜日のインテル戦から新方式のCLをスタートさせますが、昨シーズンからの出場停止処分を引きずるカマヴィンガ、アルダ・ギュレル、ベルナルド・シウバの3選手を欠いた状態での厳しい滑り出しとなります。
(via Estadio Deportivo)
アセンシオ性的ビデオ裁判和解の全貌と前日に発覚していた飲酒有罪の衝撃
性的ビデオの無断拡散事件で裁判にかけられていたカンテラ出身のDFラウル・アセンシオを含む4選手ですが、刑事的な判決は劇的な和解による免訴という結末を迎えました。ラス・パルマスの裁判所にビデオ中継で出席した被害者の女性2名が、アセンシオやフェラン・ルイス、フアン・ロドリゲス、アンドレス・ガルシアら4名の被告を『許す』と公式に表明したことで、刑事的な処罰は回避されることとなりました。
しかし、この司法的な決着の裏で、アセンシオのプライベートにおける信じがたい不祥事が次々と明らかになり、クラブの内外で激しい批判の嵐が吹き荒れています。特に衝撃を与えたのが、裁判のまさに前日に発覚した飲酒運転での有罪判決です。アセンシオはグラン・カナリア島での検問時、呼気中アルコール濃度が基準値の4倍近くに達する0.90 mg/lを検出し、道路安全法違反で現行犯逮捕されていました。彼は8月19日に同地で簡易裁判を受け、14,400ユーロの罰金と、8ヶ月間の運転免許取り消し処分をすでに受け入れて有罪が確定しています。
この事態を受け、ジャーナリストのスサナ・グアッシュは『マドリーでファーストチームに這い上がり、スタメンを勝ち取ることがどれほど過酷なことか。それをこのように自ら台無しにするなど到底許されない。彼は壊れたおもちゃになりつつあり、そうなるための愚行を数多く積み重ねている。頭を失っているとしか思えない』と、ラジオ番組で極めて厳しく批判しました。
また、モウリーニョ監督もこの一連の騒動に激怒しており、記者会見で厳しい表情を崩さず、公式に最後通告とも言える猛烈な警告を発しました。監督は『誰しもミスは犯すものだが、不祥事をいくつも積み重ねるというのは全く別の話だ。レアル・マドリードの選手であるならば、24時間、週7日、365日いつでもマドリーの選手としての自覚を持たなければならない。ピッチの外での身勝手な行動も、この侵すべからざるクラブの威信とプレステージを大きく傷つける。私はこの状況に一切満足していない』と激昂し、規律を乱すアセンシオに対してプロとしての厳格な姿勢を求めました。
(via Mundo Deportivo)
スペインメディアで大激論が勃発したモウリーニョ変貌の真偽と冷ややかな視線
かつての獰猛で攻撃的な姿勢から一転し、ベテランらしい落ち着きと温和な表情を見せるようになったモウリーニョ監督の「劇的な変貌」をめぐり、スペインの主要メディアは大激論を交わしています。
主要ラジオ番組「La Tribu」では、多くのジャーナリストがこの変貌を前向きに捉えています。アマリオ・モラターリャは『かつての第1期とは違い、今のマドリーでゲリラ戦が機能しないことをモウリーニョは完全に理解している。会長からの絶大な信頼があり、すでにロッカールームでの権威は十分。だからこそ、この選手たちを家族のように団結させ、競わせることが最善の道だと分かっている。今のマドリーが必要としていたのは、まさにこの穏やかなモウリーニョだ』と大絶賛。また、フェラン・マルティネスも『第1期はアンチ・グアルディオラとして戦うために雇われたが、今回はプロジェクトを壊すためではなく、もっと成熟している。父親というよりも、まるでおじいちゃんのようにチームを穏やかに見守り、今の状況を心から楽しんでいるようだ』と語り、その変化を歓迎しています。ロベルト・ゴメスにいたっては『現在マドリーで最も気に入っているのはモウリーニョだ。役員たちがメディアに姿を見せない中、週に何回も会見に現れてすべての質問に答え、クラブの真の公式スポークスマンとして機能し、言葉によって圧倒的な安定感をもたらしている』と最大級の賛辞を贈りました。
しかし、この穏やかな状況に、冷ややかな視線を送る者も少なくありません。カデナ・セールの番組に出演したジャーナリストのフリオ・プリードは『私は現在のモウリーニョを全く信じていない。彼は決められたシナリオに従って演じているだけであり、一度チームの歯車が狂い、メディアから激しい批判を浴びるようになれば、その仮面は一瞬で吹き飛ぶだろう。今は審判を信頼しているなどと言っているが、マドリーに不利な誤審が2回続けば、すぐに審判への攻撃を開始するはずだ』と断言。番組司会者のマヌ・カレーニョも『信じていない人々の列に私も並ぶ』と同調し、成績悪化時のモウリーニョの暴走は時間の問題であると警鐘を鳴らしました。
(via MARCA)
ベティス戦のジンクス打破へ!主力出場停止を見据えたモウリーニョのスタメン策
今夜21時、ラ・カルトゥハで行われるベティス戦は、レアル・マドリードにとって大きな試練の場となります。
マドリーは現在勝ち点9で2位につけており、バルセロナにプレッシャーを与えるためにも勝利が必須ですが、対戦相手のベティスにはアウェーで極めて相性が悪く、2021年以来、敵地での直接対決で勝利を収めていません。特に昨シーズン、ベティスのアウェー戦で土壇場に追いつかれて引き分けたことが、バルセロナにリーグタイトルを明け渡す決定打となった苦い記憶があります。
この難関に挑むモウリーニョ監督ですが、来週火曜日のインテルとのCL開幕戦を見据えたスタメンプランを画策しています。CLでは昨シーズンのレッドカードにより、カマヴィンガ、アルダ・ギュレル、ベルナルド・シウバの3選手が出場停止となります。そのため、CLで使えないアルダ・ギュレルとベルナルド・シウバを今夜のベティス戦で先発に復帰させ、主力を温存する奇策をとる可能性が濃厚です。予想されるスタメンは、GKクルトゥワ、DFはドゥムフリース、コナテ、ハイセン、ククレジャ、中盤にバルベルデ、ベルナルド・シウバ、2列目にアルダ・ギュレル、ベリンガム、ヴィニシウス、そして最前線にエムバペを配置する強力な布陣です。
また、今夏に加入したばかりの19歳神童セルジオ・マルティネスもベンチ入りが確実視されています。モウリーニョ監督は『明日のプランは彼をベンチに置くこと。ファーストチームとまだ2日間しか練習していないが、彼には素晴らしいポテンシャルがあり、ラシングでの2部リーグの経験もある。トップのクオリティや強度を彼自身が感じていく必要があるが、ここにいること自体が一歩前進だ』と言及。かつて子供時代にSNSのアイコンをアンチェロッティ監督の優勝祝い写真にし、自己紹介欄にモドリッチの名を記していた憧れの少年が、今やそのヒーローたちと同じベンチに座る夢の瞬間を迎えようとしています。
(via ElDesmarque)
対立候補リケルメ陣営が今も活動継続!ペレス会長の「監督スケープゴート法則」を暴露
7月7日のレアル・マドリード会長選挙において、現職のフロレンティーノ・ペレス会長が21,741票を獲得して再選を果たしてから約2ヶ月が経ちましたが、対立候補として11,814票の支持を集めたエンリケ・リケルメ率いる陣営は、決して解散していません。彼らは2030年の次期会長選を見据え、現在もクラブの日々の動きを厳しく監視しながら活動を継続しています。
リケルメ陣営は、ペレス会長がタイトルを2シーズン連続で逃した際に取る行動パターンを徹底的に調査した分析レポートを発表しました。そのデータによると、ペレス会長はチームが低迷した際、すべての非を監督に押し付けてスケープゴートにする一貫した傾向があると指摘しています。
今年6月、タイトルを失った責任を負わせる形でカルロ・アンチェロッティの続投を突如見送り、シャビ・アロンソを解任したこと、さらに今年1月に3年契約という長期政権を約束して就任させたばかりのアルバロ・アルベロアすら即座に解任したペレスの手法を、リケルメ陣営は激しく批判。過去にペレスが切り捨ててきたカルロス・ケイロス、ホセ・アントニオ・カマーチョ、ルシェンブルゴ、マリアノ・ガルシア・レモン、そしてマヌエル・ペレグリーニらのケースと全く同じであり、クラブの構造的な問題を無視して監督を首にすることで自身の保身を図っていると痛烈に暴露しました。リケルメ陣営は、2030年の選挙でこの体制を打破するため、今後も監視の目を光らせていく意向を明らかにしています。
(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
今夜のベティス戦を前に、レアル・マドリードはピッチ内外で非常に大きな動きを見せています。退団したフラン・ガルシアの激白、アセンシオの不祥事に対するモウリーニョの怒りの鉄槌、さらに次期会長選を見据えた政治的な動きまで、白い巨人は一瞬たりとも目が離せません。
