プレシーズン最新試合 昇格組ラシン・サンタンデールに快勝

アスレティック・ビルバオは水曜日にラレドでラシン・サンタンデールとのプレシーズンマッチを行い、納得のいく内容で勝利を収めた。今回対戦したラシンはトップディビジョンに昇格したばかりのチームだが、先日引き分けたエイバルに比べるとまだ連携やコンディション面で仕上がっていない印象を与えた。試合は終始アスレティックが主導権を握り、失点を許さず複数得点を奪って快勝している。パディージャは初めて90分間フル出場を果たしたものの、守備陣が安定していたため、枠内へのシュートやピンチへの対応を迫られる場面はほとんどなかった。(via Mundo Deportivo)

テルジッチ新監督の戦術 4-2-3-1が機能し攻撃的な姿勢を披露

エディン・テルジッチ新監督は、引き続き4-2-3-1のシステムを採用している。この日の試合では、非常に攻撃的なアプローチを見せ、守備の際には相手にほとんど隙を与えなかった。攻撃時には、両サイドバックのウゴ・リンコンとユーリが状況に応じて高い位置まで攻め上がり、効果的なオーバーラップから相手ディフェンスにダメージを与え、自らシュートチャンスを作り出していた。ディフェンスラインの中央ではジェライが圧倒的な守備を披露し、コンビを組んだパレデスも堅実なプレーで応えた。パレデスは試合終了までピッチに立ち、後半からはモンレアルとセンターバックのコンビを組んでいる。モンレアルは、ビビアンが筋肉の問題で欠場し、ラポルテが休暇中という状況下で、貴重な出場時間を積み重ねている。(via Mundo Deportivo)

輝きを放つ若手とカンテラーノ ヨハネコやカナーレスが躍動

中盤の底、ドブレ・ピボーテにはヘレナバレナとルイス・デ・ガラレタが先発出場し、その前方にカナーレス、両サイドにロベルト・ナバーロとベレンゲル、そして1トップにグルセタが配置された。ヘレナバレナは昨季のカステリョンへの期限付き移籍で成長を遂げたが、エルネスト・バルベルデ前監督時代の状況を振り返ると、レサマに留まらせておくべきだったかもしれないと思わせるほどの好パフォーマンスを見せた。これはカナーレスにも同じことが言える。試合では、ヘレナバレナがボールを回収して展開し、カナーレスが高難度のヒールパスでアシストを記録、これに反応したグルセタが見事に先制ゴールを決めている。右サイドに入ったロベルト・ナバーロも非常に好調で、決定機こそ逃したものの、ウイングのポジションで力強いプレーを見せた。さらに、本来ディフェンダーであるヨハネコは後半から左インテリオールとして起用され、後方のユーリやアダマのサポートを受けながら左サイドで攻撃の起点となり、センタリングやシュートを放った末に、見事チームの3点目をマークしている。途中出場したオイアン・サンセトも、持ち前の状況判断の良さを発揮してゴールを奪った。右サイドバックのヘスス・アレソ、中盤のハウレギサル、ウイングのニコ・セラーノらも後半15分からピッチに立ち、元気な姿を見せている。また、デリオとの初戦で負傷していたマロアンも無事に実戦復帰を果たした。なお、ウイングのポジションは今後ワールドカップに出場したニコ・ウィリアムズと兄のイニャキが担うことが想定されており、ポジション争いは激化している。(via Mundo Deportivo)

ベニャト・プラドスの負傷 膝のアクシデントは大事に至らず

ラシン・サンタンデール戦の後半15分から途中出場したベニャト・プラドスは、プレー中のアクシデントで左膝に手を当て、一時的にプレーへ復帰するまでに時間を要する場面があった。彼は昨シーズンの開幕直後に同じ左膝の膝蓋骨を手術し、ほぼシーズン全休を余儀なくされていたため、周囲には緊張が走った。しかし、プラドスはその後も交代することなく試合終了までプレーを続けた。クラブからの公式なメディカルレポートは出されておらず、現状では単なる打撲などの軽いアクシデントだったと解釈されている。木曜日にエディン・テルジッチ監督らの指導下で行われた芝生でのグループ練習には姿を見せなかったものの、重傷の可能性は低いとみられている。(via Mundo Deportivo)

負傷者と離脱者の状況 ジャロが復帰する一方でベスガは退団の可能性

チームのコンディションに関しては、木曜日の練習でプラドスの他にも、ユーリ、グルセタ、ガラレタ、ジェライ、ベレンゲルがグラウンドに姿を見せず、グループ練習を欠席した。一方で、過負荷によりここ数日間は別メニューでの調整が続いていた新加入のアルバロ・ジャロは、水曜日のセッションからグループ練習に復帰している。金曜日に予定されているブルゴスとのプレシーズンマッチで彼が起用されるかどうかは、テルジッチ監督の判断に委ねられている。また、筋肉系のトラブルを抱えているダニ・ビビアンは、新監督の下でまだ一度もピッチに立てていない。アンドニ・ゴロサベルも練習に合流したり外れたりを繰り返しており、完全にメニューを消化できていない状況だ。ミケル・ベスガも同様に不安定な状態が続いているが、彼は現在、新たな移籍先を探しているとみられている。(via Mundo Deportivo)

ニコ・ウィリアムズの動向 イビサ島でバカンスを満喫中

ワールドカップに出場し、スペイン代表として戦ったニコ・ウィリアムズは、現在新シーズンに向けた束の間のオフを過ごしている。彼はマルコス・ジョレンテ、フェラン・トーレス、マルク・プビル、ラミン・ヤマル、ボルハ・イグレシアスといった代表やラ・リーガの選手たちとともに、人気のリゾート地であるイビサ島へバカンスに向かい、激闘の疲れを癒やしている。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

テルジッチ新体制のアスレティック・ビルバオは、プレシーズンマッチで攻守にわたって力強いパフォーマンスを披露し、カンテラーノたちの台頭も目立っています。プラドスの膝の状態は軽傷とみられ一安心ですが、ベスガの去就や負傷者たちの復帰時期など、開幕に向けたチーム編成の最終調整に注目が集まります。