下部組織の至宝イケル・ルケを巡るデポルティーボらラ・リーガ8クラブの争奪戦

アトレティコの下部組織が誇る最大の真珠の一人である21歳のウインガー、イケル・ルケの去就を巡り、ラ・リーガのクラブ間で激しい争奪戦が展開されている。ルケは昨シーズンの終盤にファーストチームで衝撃的なラ・リーガデビューを飾り、敵地メスタージャでのバレンシア戦で初ゴールを記録するなど、傑出したクオリティを証明。アトレティコとは2028年6月までの契約を結んでおり、違約金は4000万ユーロ(あるいは400万ユーロ)に設定されてクラブにしっかりと保護されている。現在はファーストチームのプレシーズン合宿に参加してシメオネ監督の評価を受けている。

シメオネ監督はルケを来季ファーストチームの戦力として留めるかどうかを近く決断する。もし出場機会の確保のために他クラブへの貸し出し(レンタル移籍)が決定した場合、獲得を狙うクラブが列をなしている。特にデポルティーボ・ラ・コルーニャのスポーツディレクターであるフェルナンド・ソリアーノが彼の獲得に熱心であり、交渉のポジションを確保している。また、ラージョ・バジェカーノやセビージャFC(保有権の50%をアトレティコが維持する形で、かつてセビージャがフリオ・ディアスの取引で行ったような形式での交渉)など、ラ・リーガの計8クラブがルケの状況について問い合わせを行っており、移籍市場の最終盤に向けて彼の獲得競争はさらにヒートアップする見込みである。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

アトレティコ・マドリードは、すでに約1億ユーロを投じた補強を完了したものの、ディフェンスリーダーであるCutiロメロやフリーの大物FWヴラホヴィッチの獲得を果たすため、ルッジェーリ、モリーナ、アルマダ、ソルロートといった主力の大量売却という極めて困難な財政ドミノパズルを解く必要に迫られている。来週に予定されているフリアン・アルバレスとシメオネ監督の直接会談、そしてカンテラの至宝イケル・ルケの争奪戦など、ピッチ外の動向から一瞬たりとも目が離せない。