開幕2連勝の強さの秘密:「戦力は落ちたが、より優れたチームになった」と地元記者が分析
ラージョに2-1、ビルバオに3-1と勝利し、5年ぶりにリーグ開幕2連勝(勝点6、得失点差プラス3で首位タイ並走)という最高のスタートを切ったセビージャですが、地元メディアの番組では、現在のチーム状況について深い分析が行われました。
討論の中で、アレハンドロ・サエス記者は『今年のセビージャは、昨年よりも個々の選手のネームバリューや質自体は落ちている(戦力は低下した)』と断言しています。しかし、その上で、なぜこれほど強固なチームとして結果を残せているのかを以下のように熱弁しました。
『それは、チームとしての鍛え方が昨年より遥かに優れており、現有の選手に最も適したガルシア・プラサという監督がいるからだ。そしてすべての段階において非常に現実的なアプローチがとられている。監督だけでなく、SDのホセ・イグナシオ・ナバロも非常に身の丈に合った仕事をしている。ナバロはアシスタント時代に、実際に泥臭い実務のすべてを裏で一人で引き受けていた現場叩き上げの男だ。限界を理解した上で競争力を高めており、カンテラから若手がどんどん這い上がってきている。以前は何百万ユーロもの過去の高額な契約にしがみつくベテランのスターたちがピッチを歩いているような状況だったが、今は違う。戦力的には劣っていても、全員がハードワークし、より一体感のある素晴らしい集団(チーム)に仕上がっている』
ロペテギ時代以来となるロケットスタートの興奮の裏には、派手さはないものの、現実的かつ綿密に再構築された新しいクラブ哲学と規律が息づいているようです。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
今夏の終わりが迫る中、グデリの感動的な別れに始まり、ペドロサの移籍決定、若手オソへの破格オファー、バルガスの膠着と新ストライカー・ラトコフへの交渉など、セビージャのピッチ外は目まぐるしく変化しています。一方で、ピッチ内ではイグレシアスの復帰により「負傷者ゼロ」という最高の状態でアトレティコ戦に挑める状況が整いました。サポーターが指摘するように、今のセビージャは個人のネームバリューではなく、「鍛え抜かれた組織力」で戦う本物の集団へと生まれ変わりつつあります。この勢いのまま、週末の要塞サンチェス・ピスフアンでアトレティコを迎え撃つ準備は万全です。