トッティ2004年マドリード移籍裏話

ローマの伝説的象徴であるフランチェスコ・トッティが、2004年にレアル・マドリードへ移籍する可能性が80%まで高まっていた当時の秘話を詳しく明らかにしました。当時、ローマのセンシ会長との間に個人的な理由ではない不和が生じており、マドリード側からは提示できる限界を超える破格の条件と莫大な金額が提示されていたと振り返っています。妻のイラリ・ブラージ氏も『すべてを投げ打ってあなたについて行く。マドリードへ行くという人生の決断をしよう』と背中を押していたことを明かしました。

しかし、トッティが最終的に移籍を踏みとどまった最大の理由は、マドリードのロッカー室に存在した絶対的な階級制度と象徴の壁でした。マドリードからは要求するあらゆる条件が提示されたものの、キャプテンの座だけは絶対に不可とされました。チームには象徴であり主将であるラウール・ゴンザレスが存在し、すべての加入選手はラウールよりも低い年俸に抑えられなければならないという厳格な規律が存在していたためです。さらに、希望していた背番号10はルイス・フィーゴが着用していました。トッティは他のスター選手たちがマドリードやバルセロナ、バイエルンへ移籍していく中で、生涯ひとつのユニフォームを着続ける特別な存在でありたいという胸の内の情熱とファン・家族への愛を優先し、最終的にローマに残る決断を下したと語っています。(via SPORT)