長寿エキスパートが提唱!本当に長生きする人はジムに行かず無意識に動く環境で生活している

人類が古来より追い求めてきた「健康で長生きするための秘訣」について、長寿研究の第一人者であるダン・ビュエトナーが、ポッドキャスト番組「Zoe」に出演し、現代の行き過ぎたフィットネス文化に強烈な一撃を加える興味深い理論を展開した。

多くの現代人が、寿命を延ばすためにジムに通い、重いウエイトを持ち上げ、過酷な有酸素運動を義務のように行っている。しかしビュエトナーは、世界で最も長生きしている人々の生活には、そのような人工的な運動習慣は存在しないと指摘する。

『世界最高齢の長寿者たちは、健康のために意識して特別な運動を始めたりはしない。彼らはただ、日々を自然に生きているだけだ。長寿とは、無理に追いかけて手に入れるものではなく、自然な生活の副産物として得られるのが最も望ましい。長期的な健康を見据えるなら、行うべきは自分の日常生活を取り巻く「環境そのものを変えること」だ』と持論を述べた。

彼が提唱する最大の鍵は、人間の脳が意識的な決断を下さずとも、自然と最良の選択(運動)をしてしまうような環境に身を置くことにある。

『長生きする人々は、移動そのものが歩くことを前提とした街に暮らし、家の裏には手入れが必要な農園や庭があり、文明の利器による便利な機械に頼らない生活を送っている。彼らは「運動しなければ」というストレスを一切感じることなく、庭仕事をしたり、歩いて買い物に行ったりするだけで、結果として毎日1万から1万2000歩に相当する距離を自然と歩き回っているのだ。ただ義務感からジムに行くのをやめ、もっと歩き、小さな畑や庭の手入れを生活に取り入れることこそが、最も効果的な寿命の延ばし方だ』と、自然なライフスタイルの重要性を訴えた。

(via MARCA)