新体制のレアル・ソシエダ、中盤補強にバルサのマルク・カサドをリストアップ
⚽ ペジェグリーノ・マタラッツォ監督の下でコパ・デル・レイ優勝を果たし、ヨーロッパリーグ出場権を獲得するという熱狂的な後半戦を過ごしたレアル・ソシエダは、ヨーロッパの舞台への復帰に向けて本格的な戦力補強に動いています。
最重要課題の一つが中盤の底上げです。ヤンヘル・エレーラが継続的な出場機会を得られていない中、新たに加入したカルロス・ソレールやベニャト・トゥリエンテスといった選手たちが過密日程をこなすためには、的確なローテーションが必要不可欠となっています。
そこでクラブが獲得を検討しているのが、FCバルセロナで構想外となっているマルク・カサド(22歳)です。彼は激しいボール回収能力と優れたビルドアップ能力を備えていますが、ハンジ・フリック監督の構想から外れて出場機会を得られず、今夏の退団が決定的となっています。
しかし、獲得には大きな障壁があります。バルセロナはカサドの完全移籍による放出を望んでおり、要求額を2000万ユーロ(市場価値は1800万ユーロ)に設定しています。これはレアル・ソシエダの資金力からすると非常に高額な数字であり、一部の保有権のみを買い取る方式での交渉も模索されています。
カサド自身はヨーロッパの主要リーグでのプレーを希望し、サウジアラビア(アル・ヒラル等)やトルコのクラブからのオファーは拒否している状況です。レアル・ソシエダは選手の意中の移籍先トップ3に入っているとされていますが、レンタル移籍を狙うアヤックスや、レアル・ベティス、アトレティコ・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、ASモナコ、バイエル・レバークーゼンなど多数のクラブが関心を示しており、激しい争奪戦が予想されます。(via SPORT / ElDesmarque / Estadio Deportivo)
ミケル・オヤルサバル、バルセロナのストライカー補強の「プランB」として急浮上
⚽ 29歳を迎え、サッカー選手として完全に円熟期に達しているキャプテンのミケル・オヤルサバルが、ロベルト・レヴァンドフスキの穴を埋めるストライカーを探すFCバルセロナの「プランB」のターゲットとして名前が挙がっています。
バルセロナはフリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)の獲得を最優先としていますが、代替案の1つとしてオヤルサバルをリストアップしています。元サッカー選手でアナリストのアレックス・デルマスは、メディア番組内で彼のバルサへの適合性について詳細な見解を語りました。
デルマスはオヤルサバルの強みとして、バルセロナのコンビネーションプレーを深く理解しており、長短のパスを織り交ぜてすぐに対応できる点や、試合に落ち着きをもたらす「間」の感覚を持っている点を高く評価しています。また、右の偽ウイングとしても機能し、ラミン・ヤマルを休ませるためのオプションになること、そしてレアル・ソシエダのキャプテンとしてチャンピオンズリーグでの経験と落ち着きを備えていることを大きな利点に挙げました。
一方で懸念点として、試合全体を通じてプレミアリーグやチャンピオンズリーグのような高いインテンシティでプレーし続けるのには限界があることや、裏への抜け出しにおいて絶対的な脅威ではないこと、数字は残しているものの生粋の点取り屋ではないことを指摘し、彼をあくまで「プランB」として位置付けています。
ただし、オヤルサバルのここ数年のパフォーマンスはトップレベルであり、エリア内外での連携のしやすさからフリック監督の戦術にも即座にフィットすると見られています。レアル・ソシエダは主力選手の放出を簡単には容認しないクラブであり、オヤルサバルの契約解除金は7500万ユーロに設定されているため、バルセロナにとって交渉は一筋縄ではいかないと予想されます。(via SPORT)
スペイン代表W杯初戦のオヤルサバルとメリーノ、カーボベルデ選手とのユニフォーム交換秘話も
⚽ ワールドカップ2026のグループステージ初戦、カーボベルデと0-0で引き分けたスペイン代表の試合に、レアル・ソシエダの選手たちも出場しました。
先発出場したミケル・オヤルサバルですが、相手の守備ブロックに苦しみ、なんと最初の31分間ボールに一切触れることができないほど前線で完全に孤立する厳しい展開となりました。その後は少しずつプレーに関与し、先制点を奪うための絶好のチャンスを得たものの決めきれず、結果的に低調なパフォーマンスと評価されています。ゴールを決めるためには、今後の試合での巻き返しが求められます。
また、負傷を抱えた状態ながらもミケル・メリーノは71分から19分間プレーしましたが、試合の流れを変えるような目立った貢献はできませんでした。
試合後、ピッチ外でちょっとしたエピソードがありました。カーボベルデ代表のDFロベルト・ロペスは、普段は相手選手とユニフォーム交換をしないという自身のルールを破って、マッチアップしたオヤルサバルのユニフォームを貰おうとしたそうです。ロペスは当時の心境を『ルールを破ってみようと思ったんだ。ミケル・オヤルサバルとユニフォームを交換しようとしたんだけど、ディフェンスのチームメイトが僕より先に彼にたどり着いた。その後、これは縁がなかったんだ、僕のスタイルじゃないんだと考えた。公平に言って、このカーボベルデのユニフォームは僕にとって初めてのワールドカップのユニフォームだ。キルナマナ(故郷)に持ち帰るよ。交換しなくてよかった』と語り、結果的に自国の歴史的なユニフォームを手元に残すことになりました。(via ElDesmarque / SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)
ミケル・メリーノがスペイン代表の現状とラミン・ヤマルの戦術的影響力について語る
⚽ カーボベルデ戦のフラストレーションの溜まる引き分けを受け、ミケル・メリーノが記者会見に応じました。初戦での躓きにもかかわらず、メリーノはチームへの自信を失っておらず、次戦のサウジアラビア戦に向けて強い決意を口にしました。
現在のチーム状況や批判的な声について彼は『個人的にはメッセージを送るタイプではない。最高のメッセージは、次の試合で圧倒的な勝利を収めて状況を好転させることだ。簡単な時には家族の絆を語るのは容易いが、困難な時にこそその家族の絆が輝く。この数時間でチームの強い団結と、良い結果を出したいという熱意を目にした。メッセージは次の試合で発信しなければならない』と力強く語りました。
さらに『スコットランド戦でも似たようなことがあった。周囲が少し騒がしくなるという経験はしている。自分たちが良いチームだと分かった上で、正しいことをしている。今最も重要なのは冷静さであり、ポジティブでなかった結果でパニックにならないことだ』と冷静な姿勢を強調しています。
また、同僚のラミン・ヤマルについては『彼は間違いなく特別な選手だ。突破力があり、バランスを崩す力がある。ピッチにいた選手とは異なるプロフィールの持ち主だ。それが相手の戦術的な動きも変える。相手は違う戦い方をし始め、彼のサイドに選手を集めるようになった。そのアンバランスが、他の選手に別のスペースや時間を与える。一つのプロフィールが、試合の構造や戦術を変えるんだ。彼のようなレベルの選手なら、いつでもどんな試合にも影響を与えることができる』と絶賛し、一人の選手がピッチ全体に与える戦術的な影響力の大きさを詳しく解説しました。(via ElDesmarque)
前監督セルヒオ・フランシスコがブルゴスCFの監督に就任、ソシエダ時代の教え子獲得を熱望
⚽ 今シーズン序盤の成績不振により、ジョキン・アペリバイ会長らにとって苦渋の決断ながらレアル・ソシエダの監督を解任されたセルヒオ・フランシスコが、新たにブルゴスCFのトップチーム監督に就任しました。契約期間は2026-27シーズンまでの1年で、目標達成による契約延長オプションが付いています。
就任して数時間しか経っていませんが、彼はすでに夏の移籍市場での最初の獲得希望をクラブに伝えています。それが、かつてスビエタ(レアル・ソシエダの下部組織)で彼が厚い信頼を寄せていたDFペル・ロドリゲス(24歳)です。
ペル・ロドリゲスは昨冬にソシエダBからクルトゥラル・レオネサへ移籍しており、現在はフリーの身となっています。二人は公式戦60試合以上を共に戦った間柄であり、セルヒオ・フランシスコ監督はプロの舞台で彼に新たなチャンスを与えようとしています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
マタラッツォ新体制でELへ挑むチームはバルサのカサド獲得に動くも、高額な移籍金と激しい争奪戦が予想されます。一方、キャプテンのオヤルサバルはバルサのストライカー候補に浮上。W杯に臨んだオヤルサバルとメリーノは初戦で苦戦を強いられましたが、メリーノは会見で次戦への強い決意とヤマルの影響力を語りました。また、前監督セルヒオ・フランシスコは新天地ブルゴスでかつての教え子ペル・ロドリゲスの獲得を熱望しています。