イニャキ・ルペレスの超・詳細インタビュー 苦難の負傷から新体制での飛躍を誓う

🏥 悪夢の負傷と予期せぬ感染症

昨夏のボーンマス戦での負傷から始まった長くて過酷な1年について、イニャキ・ルペレスが詳細に口を開いた。怪我をした瞬間は全く気づかなかったものの、翌日目を覚ますと膝が腫れており、検査の結果、外側半月板の損傷が判明したという。『手術室に入るのは簡単なことではなく、膝の状態が全く変わってしまうため、できる限り手術は避けたかった』と当時の心境を明かした。しかし、保存療法での復帰を目指したものの結果的に2度の手術を強いられることになった。

リハビリの過程はまさに茨の道であった。『1度目の手術の後は痛みもなく、リハビリ担当からも1ヶ月でチームに合流できると言われて飛ぶように順調だった。でも突然気分が悪くなり、熱が出て膝が腫れ、検査で感染がわかり再手術になった』と、予期せぬ感染症による挫折を振り返った。それでも彼は『半月板の損傷自体は最小限で日常生活には影響なかったが、プロとして戦うには少し厳しかった』と冷静に状態を分析し、前を向き続けた。

🧠 チームとの絆とメンタルコントロール

リハビリ中はジムでの別メニュー調整が続いたが、孤立を感じることはなかったという。『キャプテンや選手、スタッフのおかげで、常にチームの一員だと感じていた。週末にスタンドから試合を見るのはプレーしたくてたまらず辛かったが、可能な限り最高の態度で受け止めた』と語った。特にメンタルコーチのイバロンドの言葉が支えになったようで、『コントロールできないことではなく、自分の感情や受け止め方をコントロールするべきだという教えを守り、常にポジティブに、毎日笑顔で施設に通った』と明かした。

🏆 監督解任の悲しみとコパ・デル・レイ優勝の歓喜

昨シーズンのチームの激動についても触れている。セルヒオ前監督の解任については『とても悲しかった。彼は素晴らしい監督であり、良い人だった。僕がここにいるのは彼らのおかげだ。サイクルは終わるものであり、受け入れなければならない』と感謝と寂しさを口にした。

一方で、コパ・デル・レイ優勝という歓喜の瞬間については『自分はプレーしなかったが、チームの一員として感じた。セビリアでの経験、ドノスティアでのパレードは言葉にならない。街全体が熱狂していて美しかった』と興奮気味に語り、最下位付近から立ち直りタイトルを獲得したチームの結束力を称賛した。

🔥 新シーズンへの意気込みとプレースタイル

プレシーズンのラシン戦で45分間プレーしたことについて、『本当に嬉しかった。体力や戦術などまだ課題は多いが、チームの一員として戦えたことに感謝している』と喜びを爆発させた。自身のプレースタイルについては『自分は攻撃的なサイドバックで、前に行くのが好きだ。でも1部ではミスが許されないから守備の改善に重点を置いている。中に入ったり外に出たりする現代的なサイドバックの役割をこなしたい』と意欲を見せた。

アリツの後継者と呼ばれることに対しては、『アリツの代わりはいない。彼はクラブの歴史に名を刻んだ人物で、比べ物にならない』と敬意を表した。また、ジョンミとのポジション争いについても『彼とは昔からの知り合いで、健全な競争ができる。自分がプレーできなくても彼が助けてくれるはずだ』と語った。

🤝 オヤルサバルへの称賛と新体制への適応

ワールドカップを制したオヤルサバルについては『少し羨ましい気持ちもあるけど、彼は本当にふさわしい。ピッチでも誰よりも身を粉にして働くし、彼がいることは誇りだ』と絶賛。

新指揮官のマタラッツォ監督については『とても親しみやすい人。誰とでも話すし、練習ではしっかり要求する。みんなの様子を気にかけてくれる良い人だ』と高評価を与え、導入が検討されている3バックのシステムについても『監督がチームにとってベストだと思うことに適応するだけだ。ウイングバックなら守備の負担が減り、より自由に攻撃できるので好きだ』と柔軟な姿勢を見せた。

チームの守備の課題については『昨季は失点が多かったが、今年は守備面でも良い年になると思う。全員が失点を防ぐことにコミットしている』と自信を覗かせた。

🌱 サンセの若手への期待と自身のルーツ

サンセの若手選手たちについては『ルケンとは仲が良く、今年ステップアップできると信じている。皆がトップチームで活躍できるポテンシャルを持っている』と期待を寄せた。また、オサスナからレアル・ソシエダへの移籍という決断については『当時から正しい決断だと100%確信していた。家を出るのは辛いけど、ドノスティアはスペインで最高の街だ。クラブは最初から僕を信頼してくれて、本当に感謝している』と語り、自身の友人たちが今でもオサスナファンでありながらソシエダを応援してくれているという微笑ましいエピソードも明かした。(via Mundo Deportivo)