親善試合ヘタフェ戦 勝利と若手の躍動
アトレティコ・マドリードはマハダオンダのセロ・デル・エスピノにて、無観客でヘタフェとの親善試合を行い、4-1で勝利を収めました。⚽
前半5分、メンドーサのシュートがポストに当たったこぼれ球をアデモラ・ルックマンが押し込み先制。さらに前半35分には、右サイドのカルロス・マルティンからの完璧なクロスをルックマンが再び決めて2-0とリードを広げました。前半41分にヘタフェのアルバロ・グティエレスに1点を返されたものの、後半10分にはアルナウ・オルティスがスピードと突破力を見せつけて追加点。そして試合終了間際の後半45分、オベド・バルガスが自ら獲得したPKを沈めて4-1で締めくくりました。
この試合では、ディエゴ・シメオネ監督が状況に応じて4-4-2、4-3-3、さらには守備時に5-4-1や5-3-2と柔軟にシステムを変更するテストを実施しました。また、前半に若手FWのミゲル・クボが見せた前線からのプレッシャーに対し、シメオネ監督が『素晴らしい、素晴らしいぞ、クボ』と大声で称賛する場面もありました。🗣️
新戦力のモルテン・ヒュルマンドは固定4000万ユーロと変動500万ユーロでスポルティングCPから加入し、この試合で先発デビューを果たしました。中盤でキャプテンのコケとともにプレーし、適応への第一歩を踏み出しています。また、W杯で足首を捻挫していたホセ・マリア・ヒメネスや、手術から3ヶ月ぶりの実戦となるジョニー・カルドーソも後半からピッチに立ち、復帰を果たしました。🛡️
一方で、パブロ・バリオスは特別メニュー調整のため出場せず、その他10人の代表選手(グリマルド、ジョレンテ、プビル、バエナ、フリアン・アルバレス、ムッソ、ナウエル・モリーナ、ジュリアーノ・シメオネ、ティアゴ・アルマダ、アレクサンダー・セルロート)とイ・ガンインはチームに合流しておらず欠場しました。
(via SPORT)
イ・ガンイン加入 記録的な商業インパクト
マテウ・アレマニー氏の主導によりPSGから約4000万ユーロで獲得したイ・ガンインですが、公式戦デビュー前にもかかわらず、ピッチ外でクラブに記録的な影響をもたらしています。📈
彼は、アトレティコ・マドリード史上、新加入選手として公式戦デビュー前に最も多くのユニフォームを売り上げた選手となりました。これは大きな反響を呼んだフリアン・アルバレス加入時をも凌ぐ記録です。この現象は母国である韓国での絶大な人気に加え、アメリカに住む約200万人の韓国系コミュニティの存在がグッズ売上を強力に後押ししているためです。加入発表時には、ソウルの象徴的な建物に彼の画像が投影されるなど、国を挙げての盛り上がりを見せました。🇰🇷
クラブは8月5日に韓国へ遠征し、マンチェスター・シティとの親善試合を予定しています。この遠征に合わせて、韓国に新たな「カサ・デル・アトレティ」をオープンさせる計画があり、オフィシャルショップの展開やファン向けイベント、シティ戦の放送などが行われる予定です。イ・ガンインという強力なアンバサダーを得たクラブは、アジアおよびアメリカ市場でのブランド力強化を推し進めています。🌏
(via SPORT)
クティ・ロメロ獲得 シメオネ監督の熱望
クラブの次なる大型補強のターゲットとして、トッテナムに所属するアルゼンチン代表CBクリスティアン・ガブリエル・クティ・ロメロが浮上しています。選手本人がトッテナムに退団を要求したことで、アトレティコ加入の可能性が高まっています。🛡️
バルセロナやインテルも関心を寄せていますが、ディエゴ・シメオネ監督が同胞である彼をディフェンスラインの理想的なリーダーとして熱望しており、マテウ・アレマニー氏が獲得に向けて全力を注いでいます。ロメロ本人もラ・リーガでのプレーを望んでいるとのことです。🇦🇷
課題は彼の高額な給与です。現在の純年俸は約700万ユーロとされており、これはフリアン・アルバレスやルックマンと同等で、ヤン・オブラクに次ぐチーム内2位の給与水準となります。クラブはすでにグリマルド、ヒュルマンド、イ・ガンインの獲得に9300万ユーロと変動1500万ユーロを費やしていますが、クラブの1億100万ユーロの増資のうち半分をチーム強化に充てる方針であるため、資金捻出の可能性は残されています。💰
もしクティ・ロメロが加入した場合、ダビド・ハンツコ、ル・ノルマン、マルク・プビルらと激しいポジション争いになり、場合によってはホセ・マリア・ヒメネスが犠牲になる可能性も指摘されています。
(via ElDesmarque)
フリアン・アルバレス バルサからのオファー拒否
アトレティコのストライカー、フリアン・アルバレスに対してFCバルセロナが強い関心を示していますが、アトレティコ側はバルサからの1億ユーロ近いオファーをすでに拒否しています。❌
選手周辺の情報によれば、アトレティコは真剣なオファーがあれば交渉に応じると約束していたようですが、クラブの態度は強硬です。フリアンの契約は2031年まで残っており、契約解除金は5億ユーロという破格の金額に設定されています。フリアン自身はバルサへの移籍を望んでいるとの報道もありますが、8月10日にはシメオネ監督のトレーニングに合流する予定となっており、今後の動向が注目されています。👀
(via SPORT)
その他の移籍市場の噂と小ネタ
ヘタフェ戦で右サイドから見事なアシストを記録したカルロス・マルティンですが、ラージョ・バジェカーノからのレンタル復帰後も来季の構想には入っておらず、現在移籍先を模索しています。また、同試合でゴールを決めたアルナウ・オルティスは昨季リザーブチームで23ゴールを挙げた逸材ですが、現在24歳であるため規定によりリザーブチームとトップチームを行き来することができず、クラブは彼の去就について慎重に議論を進めています。🔄
(via SPORT)
他クラブの若手選手への関心も報じられています。ラシン・サンタンデールのU-19欧州選手権優勝メンバーである19歳のDFホルヘ・サリナスに対し、バルセロナと並んでアトレティコも獲得に興味を示しているとのことです。
(via Mundo Deportivo)
さらに、レバンテUDの20歳の長身FWカルロス・エスピについても、ビジャレアルへの移籍が濃厚とされていますが、アトレティコも彼に注目していたクラブの一つとして名前が挙がっていました。
(via Estadio Deportivo)
最後にクラブ運営に関する小ネタとして、マドリード州のスポーツ・文化・観光担当の責任者が、ラージョ・バジェカーノのスタジアム問題に関連してコメントした際、アトレティコ・マドリードはレアル・マドリードなどと同様に、マドリード州から財政的・インフラ的な特恵支援を一切受けていないことが明言されています。🏟️
(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
プレシーズンマッチを快勝で飾ったアトレティコは、新戦力のデビューや若手の台頭など明るい話題が目白押しです。イ・ガンインの商業的な大成功に加え、シメオネ監督が熱望するクティ・ロメロの獲得交渉、フリアン・アルバレスの去就など、移籍市場でもピッチ内外で非常にアクティブな動きを見せています。