期待の超新星ベイティアがファーストチームで大アピール!指揮官マタラッツォの若手抜擢
厳しい補強事情と守備の課題を抱えるチームにおいて、プレシーズンで最もセンセーショナルなアピールを続けているのが、Bチームであるサンセに所属する2004年生まれの若いディフェンダー、ルケン・ベイティアです。エルゴイバル出身の若いディフェンダーは、これまでにチームが戦ったプレシーズンマッチ4試合すべてに45分ずつ出場し、安定したパフォーマンスで首脳陣から高い評価を得ています。
ベイティアはこれまでにアストン・ヴィラ戦やトゥールーズ戦などのハイレベルな実戦を経験。アストン・ヴィラ戦の2失点目では自身の寄せがわずかに遅れて相手のリバウンドから失点に繋がってしまうという苦い経験も味わいましたが、そこで崩れることなく、後半にピッチへ送り出された若手中心のベイビー・レアルと呼ばれるメンバーとともに、見事なプレーを見せてチームを勝利へと導きました。
ベイティアは自身のストロングポイントについて『自分は守備ラインを統率し、チームを引っ張るリーダーシップに優れた選手だ。ビルドアップなどのボールを動かす能力にも自信があり、1対1やエリア内での強固な対人守備を好んでいる』と、強い自信をのぞかせています。
ペレグリーノ・マタラッツォ監督は、彼を本来の右センターバックではなく、あえて左センターバックのポジションでもテストしています。これは、同じく若手有望株であるヨン・マルティンの相棒として左を任せられるかを見極めるキャストオーディションの一環です。指揮官はベイティアに対して『若い選手たちには、ミスは必ず起こるものだから恐れることなく大胆に挑戦してほしい。そして戦術的なプレッシングを正しく理解し、チャンスを自分のものにするために全力を注いでほしい』と要求しています。
昨シーズンのプリメーラで最多失点を記録した守備陣の再構築(その一方で、攻撃的なプレースタイルにより最多得点級の記録も残しましたが)は急務であり、指揮官は3バックへの移行などの新たな戦術的バリエーションも視野に入れています。
ベイティアは自身のDNAを『一球のボールに対しても必死に食らいつき、ピッチの上で絶対に諦めないこと』と表現し、『自分の最大の夢は、ファーストチームにしっかりと残り続け、この大好きなラ・レアルのピッチでプレーすることだ』と、熱い決意を語りました。昨季の最終節エスパニョール戦で勝ち取ったファーストチームデビューの数分間という輝かしい財産を胸に、この若いディフェンダーが今夏のサプライズとして定着する可能性が日増しに高まっています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
ゲデスの緊急手術にともなう離脱や、いまだ新戦力の補強がゼロであることへの焦りなど、開幕を前にいくつかの懸念を抱えるレアル・ソシエダ。しかし、全体練習を完全にこなしている久保建英の順調な仕上がりや、ルケン・ベイティアといった若いタレントがファーストチームのプレシーズンでリーダーシップを発揮していることは大きな光明です。本命アゲルドの獲得交渉の行方やオヤルサバルの合流を含め、目前に迫るドイツ遠征で新シーズンに向けた土台をどう強固にするかが注目されます。