王者アーセナルをダブリンで撃破!プレシーズン最大のテストマッチで1-3の快勝
ダブリンのAviva Stadiumで行われたプレシーズンマッチにて、イングランドの強豪アーセナルを1-3で破る歴史的な快勝を収めました。バスが交通渋滞に巻き込まれて到着が遅れ、キックオフが15分遅れるというハプニングに見舞われながらも、満員の観客の前で素晴らしいパフォーマンスを披露しました。
試合は開始早々から動き、8分にパブ・フォルナルスのコーナーキックからロドリゴ・リケルメが先制点を奪います。相手キーパーのケパ・アリサバラガの目測誤りを見逃さない、リケルメの鋭い反応が光りました。26分には、偽9番として起用されているネルソン・デオッサがフォルナルスからのパスを受け、ゴールから約30メートルの位置から強烈な左足シュートを突き刺して追加点を奪いました。
その後、アーセナルのコーナーキックからピエロ・ヒンカピエに頭で押し込まれて1点を返される場面もありましたが、43分にデオッサが相手のパス回しのミスを突いてカットし、フォルナルスへラストパス。フォルナルスがこれを冷静にコントロールシュートで決め、前半のうちに1-3と突き放しました。
後半はメンバーを大幅に入れ替えながらも、アーセナルの反撃をしっかりとコントロール。マーク・ロカが過負荷のためにボーンマス戦を見据えて大事をとって欠場し、Cucho(クチョ)・エルナンデスも合流間もないため登録外となる中、後半から出場したイスコや、73分からベティスでの今夏初出場を果たしたアントニーがスタジアムを沸かせました。相手のアルテタ監督は試合後に選手たちが激怒していると明かしつつ、これが良い発火点になると前を向きましたが、ベティスにとっては大きな自信を掴むプレシーズン最大のテストマッチとなりました。(via SPORT / ElDesmarque / Estadio Deportivo / MARCA)
新鋭パブロ・ガルシアが大覚醒!3試合連続先発でアピールと去就を巡る動き
今プレシーズンでマヌエル・ペジェグリーニ監督から絶大な信頼を受け、大きな注目を集めているのが若手のパブロ・ガルシアです。これまでにプレシーズンで3試合連続で先発出場を果たし、約340分のプレータイムの中で3ゴール1アシストという驚異的な結果を残しています。昨季不足していた大胆さや迷いのない縦への突破力が今夏は遺憾なく発揮されており、ダブリンの試合でも相手ディフェンダーを翻弄する華麗な足技でスタンドを沸かせました。
守備への切り替えの早さと献身的なフリーランニングもサポーターから絶賛されており、チーム内で最も調子の良い選手の一人として評価を確立しつつあります。
その活躍から、移籍市場ではアヤックスやインテル・マイアミといった国内外の有力クラブが獲得の関心を示していますが、現時点で正式なオファーは届いていません。クラブは当初、レンタル移籍は考慮せず、700万から800万ユーロ程度の好条件での完全売却(将来の再売却益パーセンテージを含む)を優先し、本人の評価額を1000万ユーロ程度に見積もっていました。しかし、ペジェグリーニ監督が彼の才能を高く評価して重用していること、そして歴史的なシーズンを迎えるベティス側の事情もあり、現在はレンタルでの放出も選択肢に入るなど状況が変わりつつあります。本人は100パーセントベティスでのプレーに集中しており、このまま主力として開幕を迎える可能性も高まっています。(via Estadio Deportivo)
偽9番ネルソン・デオッサの衝撃!プレミアスカウトが熱視線を送る急造フォワードの無双
コロンビア代表のネルソン・デオッサが、前線の補強が急務となっていたチームに信じられない解決策を提示しています。ペジェグリーニ監督は、今夏に放出候補とみなされていたデオッサをフォワード不足から『偽9番』として起用。このコンバージョンが大成功を収め、プレシーズンにおけるチームの最多得点王として大暴れしています。
アーセナル戦でも圧倒的な存在感を放ち、強烈なロングシュートによる追加点と、前線からのハイプレスによるフォルナルスの3点目のアシストを記録。背負うプレーやスペースへのランニングなど、本物のセンターフォワード顔負けの働きを見せました。
この衝撃的な活躍を受け、ダブリンのスタジアムにはプレミアリーグのイプスウィッチ・タウンやリーズ、さらにはチャンピオンシップへと降格したウェストハム、ウォルバーハンプトンのスカウトたちが視察に訪れていました。
SNS上でもチームメイトから祝福の嵐が巻き起こり、アントニーが『本当におめでとう兄弟』と温かいメッセージを送れば、アブデも『アイイイイ、キイイイロ、ムヒホ!!!』と彼らしい独特の表現で称賛。これに対しデオッサ自身は、コロンビアのストリートスラングで「痩せて引き締まっている、仕上がっている」を意味する「cofla」(flacoのシラブルを逆にした表現)という言葉を用い、SNS上で『ますますcoflaに、ますます』と投稿。自身のコンディションの良さをアピールしました。移籍濃厚とされた市場の状況は、この活躍で完全に分からなくなっています。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)
イスコが語る地獄からの生還と過去の過ち!地獄の苦しみから救ってくれたベティスへの感謝
アーセナル戦で後半の45分間をプレーしたイスコ・アラルコンが、これまでの自身のキャリアと現在直面している過酷なリハビリテーションについて驚くべき告白を行いました。ドキュメンタリー番組の公開を前にしたインタビューにて、重傷からの復帰過程において『またプレーできるのだろうか』という深い不安と恐怖を抱えながら、果てしない暗闇を彷徨っていた時期があったことを吐露しました。
驚くべきことに、イスコは現在も痛みを抑えるための厳しい薬物治療を続けながらピッチに立っています。すでにコルチコイド(副腎皮質ホルモン)の治療サイクルは終えたものの、試合に出場する際は常に強力な鎮痛剤を服用してプレーしており、『軟骨を完全に再生する医療技術は現在存在しないため、復帰が100パーセント成功するかは誰にも分からない』という綱渡りの状態でトレーニングと実戦に挑んでいます。
また、過去のリアル・マドリード時代やセビージャでのモンチスポーツディレクターとの衝突による退団を振り返り、『当時は周囲の誰かれ構わず敵視し、自分を被害者だと思い込んでいたが、実際にはそうでなかった』と反省。セラピー(心理療法)の助けを借りることで『自分が変わるために何をすべきか、なぜもっと戦わなかったのか』という自己批判と客観的視点を得ることができ、精神的な壁を乗り越えたと明かしました。ペジェグリーニ監督との再会が、この偉大な才能をヘリオポリスで再び蘇らせる最大の引き金となったことは間違いありません。(via Estadio Deportivo)
フォルナルスが見せた元所属サポーターへの熱い挨拶と『ハンマー』ジェスチャー
アーセナル戦でベティスの3点目を記録し、かつ先制点のアシストも担当するなど、卓越したクオリティを見せつけたパブ・フォルナルスが、ゴール直後に非常に象徴的なセレブレーションを行いました。
前半終盤に冷静なコントロールシュートでケパの牙城を破ったフォルナルスは、満員のダブリンのスタンドを埋めるアーセナルのサポーター、そして彼とかつて熾烈なロンドンダービーを戦い、今も彼の心にある古巣ウェストハムのファンに向けて、両腕を交差させてハンマーを形作るおなじみの『ハンマー・ジェスチャー』を披露しました。
ウェストハムで複数年を過ごし、ロンドンでの戦いを熟知している彼ならではの、ユーモアと熱狂を交えたライバルへの明確なメッセージとなりました。昨季ヘリオポリスに加入して以来、圧倒的な存在感を放ち続け、代表復帰も視野に入れている彼の好調ぶりは、今シーズンもチームを牽引する最大の武器となっています。(via Mundo Deportivo)
ルイス・エンリケのブラジル帰還交渉でベティスに多額の棚ぼたマネーが舞い込む
かつてベティスで活躍し、多額の売却益をもたらしたブラジル人ウインガーのルイス・エンリケが、ブラジルのフラメンゴへの移籍を目前に控えています。フラメンゴはゼニトとの間で、移籍金3000万ユーロの固定に500万ユーロのインセンティブを加えた総額3500万ユーロという巨額の取引で基本合意に達しました。
この移籍に伴い、ベティスには一切の所有権や売却パーセンテージを残していないにもかかわらず、約23万7500ユーロの資金が棚ぼた式に舞い込むことになります。
これは、若手選手の育成に貢献したクラブを保護するためにFIFAが定めた『連帯貢献金制度(mecanismo de solidaridad)』によるものです。ベティスは2022年夏にフルミネンセからルイス・エンリケを800万ユーロ固定+460万ユーロ変動で獲得し、1年半後に1600万ユーロ固定+400万ユーロ変動(インセンティブは全額達成)の計2000万ユーロでゼニトへ売却し、すでに多額のキャピタルゲインを得ていました。
さらに、ボタフォゴからゼニトへの移籍時にも26万1250ユーロを受け取っており、今回のフラメンゴ移籍と合わせると、移籍後の連帯貢献金だけで合計約50万ユーロがベティスの金庫に入ることになります。12歳から23歳までの規定期間のうち、ベティスが彼を19ヶ月間籍に置いていたことが、今回の貴重な補強資金の獲得へと繋がりました。(via Estadio Deportivo)
モロッコ代表アムラバトとの個人合意!市場最終盤を見据えたクラブのしたたかな交渉戦略
ペジェグリーニ監督が中盤の強度を高めるために最も熱望しているモロッコ代表のピヴォー、ソフィアン・アムラバトの獲得交渉が裏で大きく動いています。フェネルバフチェ側は表向き、移籍金として2000万ユーロの巨額を要求しており、この高額な移籍金およびアムラバトのプレミアリーグ水準の超高給がベティスにとっての大きな障壁となっていました。
しかし、内部ではクラブ側もアムラバト自身も移籍の実現に向けて強気の姿勢を崩していません。トルコ側の報道によると、アムラバトはベティスが提示した将来的な契約条件にすでに同意しており、何としてもヘリオポリスのユニフォームを着るという強い意思を持っています。
フェネルバフチェ側もアムラバトの残留が現実的ではないことを理解しており、最終的には価格を引き下げて完全移籍、あるいは新たな期限付き移籍(ローン)を容認せざるを得ない状況に追い込まれつつあります。ベティス側はあえてこの交渉を急がず、市場が閉まる直前の8月後半まで引き延ばすことで、フェネルバフチェ側の譲歩を引き出し、最も経済的な条件でアムラバトを確保するという狡猾なロードマップを描いています。アムラバト自身はすでにコンディションを完全に仕上げ、ピッチでの戦闘準備を整えています。(via Estadio Deportivo)
カタールで躍動するロドリ・サンチェスが語る恩師ペジェグリーニへの敬意とリーガ復帰の夢
2年前にベティスを離れ、カタールのアル・アラビで絶対的な主力として君臨するロドリ・サンチェスが、クラブでの2030年までの契約更新に際し、ヘリオポリスへの変わらぬ愛情を語りました。ロドリはカタールでの順調な生活と、自身をプロデビューさせてくれたペジェグリーニ監督への深い感謝を口にし、今でもベティスの全試合を熱心に追っていることを告白しました。
同時に、将来的なプランとして、現在の長期契約を満了した後は必ずスペイン、そしてリーガの舞台に戻って3〜5年間プレーしたいという強い意向を表明しました。
また、カタールサッカー連盟が彼の帰化を画策し、将来的なカタール代表入りを打診しているという噂についても言及。22歳および23歳のアマチュア世代でスペイン代表での出場経験があるため、FIFAルールの変更が実現すれば、カタール代表として国際大会に出場する大きなチャンスを掴むことができるかもしれないと、自身の可能性について前向きに語っています。(via Mundo Deportivo)
驚異のソシオ更新率97.3パーセント!ソシオの情熱とボーンマス戦に向けた La Cartuja 動員作戦
新シーズンに向けてベティスのサポーターたちの熱狂は留まるところを知りません。クラブが発表したところによると、7月15日に締め切られたシーズンチケット(ソシオ)の更新率は驚異の97.3パーセントに達し、合計55,474人が更新手続きを完了しました。これに伴い、クラブはソシオ登録上限数を57,000から57,650へと引き上げ、空いた2,176席の枠を待機リストの熱心なファンに提供することを決定しました。
この熱気をそのまま維持するため、8月8日土曜日に行われるプレシーズン唯一の本拠地マッチ、ボーンマス戦に向けて大規模な動員プロモーションが展開されています。
すでにチケットは25,000枚以上が販売されていますが、La Cartuja を満員に近づけるため、ソシオ更新者は発券手数料1.5ユーロのみ、さらに同伴者や『Soy Bético』会員は一律5ユーロ(+手数料1.5ユーロ)で全エリアのチケットを購入できる破格の優待を実施しています。ペジェグリーニ率いる新生チームの凱旋を最高の雰囲気で迎えるための準備が整っています。(via Estadio Deportivo)
ゲームキャプテンを務めたベラーリンの誇りとアーセナル退団時の葛藤
アーセナル戦でゲームキャプテンを務めたエクトル・ベラーリンが、10年間在籍した古巣とキャプテンとして戦えたことについて、試合後に多大な喜びを語りました。今回のキャプテン就任は、マーク・バルトラがベラーリンのアーセナルでのキャリアを尊重し、キャプテンマークを譲ってくれたことで実現した美しいエピソードです。
試合後、ベラーリンはアーセナルのミケル・アルテタ監督と温かい抱擁を交わし、自身のフットボール観に対するアルテタの影響力を大絶賛しました。ベラーリンは『現在の自分のフットボールの80パーセントはミケルの頭脳から生まれたものだ』と語り、スペースの活用やポジショニング、仲間を助けるための戦術眼など、アルテタから授かった知見が自分のキャリア寿命を大幅に伸ばしてくれたと深い感謝を示しました。
また、The Guardianのインタビューでは、2021年に長年住み慣れたアーセナルを離れる決断をした際の深い恐怖についても赤裸々に振り返りました。『10年間過ごした我が家を離れるのは本当に怖かったし、痛みを伴うものだった。しかし、その限界を感じていたまさにその瞬間、私のルーツに近いベティスが最も必要なタイミングで現れて私を救ってくれた』と語り、ヘリオポリスの緑と白のユニフォームに袖を通すことがいかに自分のキャリアを再生させるための運命的な出来事であったかを強調しました。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ダブリンでプレミア王者アーセナルを1-3で破り、最高のプレシーズンを送るレアル・ベティス。新加入選手やカンテラーノの躍進に加え、復活を果たしたイスコの存在感がチームの仕上がりを裏付けています。アムラバト獲得に向けた動きやルイス・エンリケのフラメンゴ移籍に伴う臨時収入など、ピッチ外でもポジティブなニュースが目白押しであり、驚異の更新率97.3パーセントを叩き出した熱狂的なサポーターと共に、歴史的なチャンピオンズリーグ挑戦シーズンへ向けて視界は極めて良好です。