古巣エル・サダール帰還に挑むブライアン・サラゴサ:恩師マノロ監督の『コンディション調整』要求と25歳の覚悟

今夏のエスパニョールにおいて大きな期待を集める新戦力ブライアン・サラゴサが、水曜日に25歳の誕生日を迎えた。近年は相次ぐ環境の変化や相次ぐ怪我に見舞われてきたマラガ出身のアタッカーにとって、青と白のユニフォームを纏う今季は、ピッチ上で再び自身の価値を証明するための極めて重要なシーズンとなる。

先週末のセビージャ戦でRCDEスタジアムのサポーターの前でお披露目(15分間のプレー)を果たしたサラゴサにとって、次節は特別な舞台となる。敵地エル・サダールでのオサスナ戦だ。

サラゴサにとってパンプローナの地は格別の記憶が宿る場所だ。2024/25シーズン、バイエルン・ミュンヘンからの期限付き移籍(バイエルンがグラナダに1,300万ユーロを支払って獲得したため買い取りオプションなし)でオサスナに加入した彼は、公式戦28試合(ラ・リーガ27試合、コパ・デル・レイ1試合)に出場し、1ゴール6アシストを記録。数字以上の強烈なインパクトを残し、スペイン代表復帰への足がかりをつくった。

中でも語り草となっているのが、2025年3月2日にエル・サダールで行われたバルセロナ戦だ。サラゴサは立ち上がりにいきなり1ゴール1アシストを叩き出し、4-2という歴史的勝利の立役者となった。グラナダ時代にもバルセロナ相手に2ゴールを奪っており、大一番での勝負強さを存分に見せつけた。

その後、セルビア戦やスイス戦で代表のピッチに立ち、2025年3月にもデ・ラ・フエンテ監督から招集を受けたものの、右足第5中足骨骨折(約2ヶ月の離脱)や右太ももの筋肉トラブルに苦しみ、最終的にユーロ2024のメンバーからは落選した。

オサスナを去る際、サラゴサは深い愛着と感謝の念を込めて次のように綴っていた。

『このようなクラブの一員となれたことを誇りに思います。誰もが我が家のように温かく迎え入れてくれました。エル・サダールでの毎試合は、皆さんがくれた愛に応えようとする挑戦の機会でした』

今回、サラゴサは「復活を目指すレンタル選手」としてではなく、エスパニョールの主力を担う大物補強としてエル・サダールへ帰還する。しかし、指揮官のマノロ・ゴンザレス監督は、彼の溢れる才能を認めつつも、コンディション面において厳格な姿勢を崩していない。指揮官は彼に向けて次のように直言し、早期のコンディション引き上げを求めている。

『彼はコンディションを上げる必要がある』

セビージャ戦で見せた15分間の試運転を経て、かつて脚光を浴びた思い出のピッチで最高のパフォーマンスを披露できるか、25歳になったドリブラーの真価が問われている。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ラ・リーガから公式発表された最新のサラリーキャップにより、エスパニョールの今季上限は約6,179万ユーロ(リーグ12位)であることが確定しました。モンチSDの下で7名の補強と15名の放出を敢行しつつ、冬の市場への資金的余力を残したクラブ経営の堅実さが浮き彫りとなっています。また、25歳を迎えたブライアン・サラゴサにはマノロ監督からコンディション調整の厳命が下されており、古巣オサスナ戦での爆発に向けた期待が高まっています。