ダニ・セバジョスがベティスの練習に電撃合流!マドリード戦での再デビューに期待高まる

ファンが長年夢見た瞬間がついに現実のものとなりました。夏の移籍期限ギリギリでレアル・ベティスへの電撃復帰が完了したダニ・セバジョスが、休む間もなく動き出しています。

水曜日の早朝、彼はマドリードからのフライトでセビリアのサン・パブロ空港に降り立ちました。そのまま休むことなくルイ・デル・ソル練習場へと直行し、マヌエル・ペレグリーニ監督の指揮下で復帰後初となるトレーニングに参加しました。

練習開始前には、チームメイトたちが並んで作る「歓迎のしっぺ」の列を笑顔で通り抜け、終始リラックスした雰囲気を見せていました。ピッチ上では、ベテランのヘクター・ベジェリンが常に寄り添い、久しぶりの古巣での生活にスムーズに馴染めるようサポートする姿が印象的でした。

セバジョスは自身のSNSで、移籍決定直後の深夜に『私たちはできる限りのすべてのことを行いました。そしてついに、我が家に帰ってきました』と喜びを投稿。さらに空港に到着した際には『ずいぶん長い時間がかかってしまいましたが、ここに戻ってこられて本当に幸せです。しっかりトレーニングを重ねてコンディションを戻していかなければいけません』と語り、並々ならぬ熱意を覗かせました。

彼の背番号は、チーム内で唯一空いていた「25」に決定しています。本日の夕方19時30分からは、同じく新加入のトロイ・パロットとともに、ファン非公開で正式な入団会見が行われる予定です。

金曜日に行われるレアル・マドリード戦に向け、ペレグリーニ監督は彼を招集するかどうかをこれからの練習で判断するとのこと。セバジョス自身は夏の間ずっと自主トレを続けて身体を動かしており、かつての古巣であるマドリードとの一戦での再デビューに強い意欲を見せています。また、彼はチャンピオンズリーグの選手登録リストにもカンテラ出身枠の1人として登録される見込みです。(via ElDesmarque)

パブロ・ガルシアが涙の旅立ち。出発空港で明かした苦悩とファンへの愛のメッセージ

カンテラ出身の星であるパブロ・ガルシアが、ラシン・サンタンデールに完全移籍することが正式決定しました。ベティスが50%の権利を保持し、移籍金500万ユーロにボーナスが加わる条件での合意です。

前日の夜、自分のロッカーから私物を引き取り、母親が運転する車の助手席で涙を流しながら去っていった姿が大きな話題となりましたが、水曜日の朝、彼はセビリア空港から新たな挑戦の地へと出発しました。

空港でメディアの前に立ったパブロ・ガルシアは、まだ寂しそうな表情を浮かべつつも『昨日は様々な感情が押し寄せて、あまりよく眠れませんでした。しかし、これからはしっかりと頭を切り替えて新しいチームでの挑戦に全力を注ぐ必要があります。本当に辛い別れになりましたが、顔を上げて前に進むしかありません』と、プロとしての強い決意を述べました。

ハル・シティやオリンピアコスなど、海外クラブとの交渉が直前で決裂し、急転直下でラシンへの移籍が決まったことについて、彼は『自分の力ではどうにもできない要因が数多く重なっていました。できれば、誰もが思い描いていたような理想的な形でまとまれば良かったのですが、これが現実です。でも、ファハルドSDやハロ会長とは最後に普通にお別れの挨拶を交わすことができました』と、クラブの経営陣との関係に問題がないことを釈明しました。

愛するベティスのサポーターに対しては『ファンの皆様、これまでのすべての年月において、心から感謝を申し上げます。きっと、私たちはまたいつか会えると確信しています。それこそが私だけでなく、全員が本当に願っていることのはずです』と、再会を強く望むメッセージを残しました。クラブ公式SNSも、彼の成長の歩みを追った「緑と白の生涯」という感動的な動画を公開して、彼を称えています。(via Estadio Deportivo)

ボカ・ジュニオルスの誘惑を断固拒否!ロ・セルソがベティス残留と欧州挑戦への強い意志を示す

夏の移籍市場の最終盤、ジョバニ・ロ・セルソに対してアルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスから緊急のアプローチがあったことが明らかになりました。

ボカは、所属中の中盤の要であるトマス・アランダが負傷離脱したことを受け、緊急の補強ターゲットとしてロ・セルソに狙いを定めました。仲介人が速やかにロ・セルソ側に接触し、クラブへの移籍が可能かどうか打診を行いました。

しかし、ロ・セルソの返答は一貫して極めて明確なものでした。彼は『私はベティスに残り、このチームでチャンピオンズリーグを戦い抜いたい』と答え、名門からのオファーをその場ですぐに拒絶しました。アルゼンチンリーグの市場はまだ開いているものの、ベティスに対するロ・セルソの揺るぎない忠誠心に疑いの余地はありません。(via Estadio Deportivo)

市場閉幕後も放出は継続中?フィダルゴとイケル・ロサダの他国移籍を諦めないクラブの思惑

スペイン国内の移籍市場は火曜日の深夜に閉幕しましたが、ベティスの中盤は依然として25名の登録選手と多くの若手を抱え、深刻な人員過多状態が続いています。

チャンピオンズリーグを戦うための厳しい人件費制限(サラリーリミット)を調整するため、クラブは市場がまだ開いている他国クラブへの放出に今も一縷の望みを託しています。

その筆頭候補となっているのがアルバロ・フィダルゴです。彼はセルタ・デ・ビーゴから「買い取りオプション付きのレンタル、または200万ユーロでの完全移籍」という具体的なオファーを受け取っていたものの、提示された条件に納得がいわず移籍を拒否しました。しかしクラブ側は、9月11日まで市場が開いているメキシコリーグ(かつて彼が英雄として君臨した古巣クラブ・アメリカなど)での引き取り手を探して今も代理人を通じて交渉を続けています。

同様に、イケル・ロサダについても他国市場での売却やレンタルが検討されています。オランダのAZアルクマール、ポーランドのヤギエロニア、さらにはギリシャ、ポルトガル、トルコ、サウジアラビアなどのリーグはまだ市場が開いており、ベティスは選手にとって魅力的なオファーがないか、各クラブとの交渉を進めています。(via Estadio Deportivo)

残留を掴み取ったデオッサ。練習場でチームメイトに決意のスピーチを披露

この夏、絶え間なく移籍の噂にさらされ、ロシアの名門スパルタク・モスクワから届いた1200万ユーロという破格のオファーに対しても残留の意思を頑なに貫き通したネルソン・デオッサ。

移籍市場が閉まった水曜日の朝、彼はルイ・デル・ソル練習場でのトレーニング前に開かれたチームミーティングで、マイクをとってチームメイトたちの前でスピーチを行いました。

チームに残留し、ベティスの選手として全力で新しいシーズンに臨む決意を熱く語った彼に対し、選手一同からは大きな拍手が送られました。セバジョスと同様に歓迎の「しっぺ」を笑顔で受け、ベティスの一員として戦う団結力はより一層強固なものとなっています。(via SPORT)

レバンテ戦での大敗から守備再建へ。怪我人の最新情報とマドリード戦への備え

前節のレバンテ戦で5-2という衝撃的な大敗を喫したベティス。特にディフェンスラインの崩壊やセットプレーでの守備ミスが大きな問題となっており、マーク・バルトラやナタンは相手フォワードに完全に裏を突かれ、アイトール・ルイバルやトレイ・パロットがコーナーキックで競り負けるなど、悲惨な失点パターンが浮き彫りになりました。

守備の立て直しを図るべく、今週のトレーニングはマヌエル・ペレグリーニ監督主導で守備戦術の徹底的な確認に多くの時間が費やされています。

明るい材料として、火曜日の練習を脇腹の痛みにより欠場していたディフェンダーのアンヘル・オルティスが、水曜日の朝にはチームの練習に完全復帰しました。怪我は軽微な股関節の違和感だったようで、問題なくプレーできるコンディションであることを示しました。

一方で、エースのアイトール・ルイバルは個別の練習メニューで調整を行っており、キーパーのディエゴ・コンデもコンディション調整中。金曜日のレアル・マドリード戦に向けて、チーム全体で急ピッチな調整が進んでいます。(via SPORT)

ゴンサロ・ペティットがカディスでの初インタビューで告白。ギリギリまで続いた残留への葛藤

移籍市場の最終日にカディスへの期限付き移籍(買い取りオプションなしの1年レンタル)が正式に登録されたウルグアイの期待の新星、ゴンサロ・ペティット。

彼はカディスでの初インタビューで、ベティス残留に向けて繰り広げられたギリギリの葛藤を詳細に語りました。

ペティットはベティスでプレシーズンをこなし、チームに残って戦うつもりでしたが、クラブの外国人枠(EU外枠)の空き状況と、他選手の売却交渉がどうなるかに去就が完全に左右されていました。ベティスのスタッフからは『他の選手の動きが決まるまで、とにかく市場の最後まで我慢して待ってほしい』と要請され、長時間の待機を強いられていたことを告白しました。

結局、残留の余地がないと判明した瞬間、代理人からカディス移籍の打診を受け『カディスは本当に魅力的な街であり、素晴らしい熱狂的なサポーターを持つ偉大なクラブです。以前に敵としてあのスタジアム(ヌエボ・ミランディージャ)でプレーしたとき、もっとも素晴らしい雰囲気だと感じました。今度はその声援を味方として受けられるのが本当に幸せです』と喜びを明かしました。

また自身のプレースタイルについては『子供の頃からルイス・スアレスが憧れであり、彼の動きをずっと手本にしてきました。彼に少しでも近づけるように、カディスで点を取りまくりたいです』と、偉大な大先輩を目標に掲げての活躍を誓いました。(via Estadio Deportivo)

移籍市場の総決算。裏で動いていたアブデやナタンへのメガオファー、驚きの中盤売却劇の全貌

今回の夏の移籍市場で、ベティスのフットボールディレクターであるマヌ・ファハルドは、トータルで17回もの大きなオペレーションを完了させました。

獲得に約3000万ユーロを投じる一方で、放出からは合計3330万ユーロの収入を得て、見事な収支バランスを実現させています。

その裏側では、いくつかのメガクラブからの水面下の動きもありました。特にウインガーのエズ・アブデに対してはプレミアリーグのクラブから熱心な接触がありましたが、ベティスは一貫して『6000万ユーロの契約解除金を満額で支払う以外は絶対に放出しない』という姿勢を頑なに貫き、チームに残留させました。

ディフェンダーのナタンについても、代理人のアンドレ・クリーがマンチェスター・シティやバルセロナから具体的なアプローチがあったことを認めましたが、こちらもクラブが放出を断固拒否しました。また、中盤のアントニー・ドス・サントスにも好条件のオファーが届いていましたが、ベティスは彼を「非売品」に指定して残留を確定させています。

売却劇では、セルジ・アルティミラのスポルティングCPへの移籍が、1800万ユーロにボーナスが加わる高額な金額で合意。また、Bチームのノベル・メンディについても、ラージョ・バジェカーノが買い取りオプションを行使した後にハル・シティへ売却されたことで、ベティスにはその分配金として820万ユーロが転がり込むという素晴らしい利益を生み出しました。

その他にもマテオ・フローレスのアロウカFCへの140万ユーロでの売却、さらにチミ・アビラのインデペンディエンテ完全移籍、アドリアン・サン・ミゲルの現役引退、ソフィアン・アムラバトのアヤックスへのレンタル移籍など、数多くの人員整理に成功しています。(via Estadio Deportivo)

バルサの逸材カサド獲得が破綻した裏事情。デポルティーボへの期限付き移籍が確実に

ペレグリーニ監督が最後まで熱望し続けた「ピボーテ(守備的MF)」の補強。その最優先候補の1人として浮き彫りになっていたのが、バルセロナの若き才能マルク・カサドでした。

ベティスは、最終日まで彼を期限付き移籍(レンタル)で獲得するべく、バルセロナの幹部と直接的な交渉を続けていました。

選手本人もベティスのプロジェクトに非常に魅力を感じており、チャンピオンズリーグでプレーできる環境であるベティスでプレーしたいという強い希望を持っていました。

しかし、バルセロナ側は今夏、財政的な事情もありカサドをレンタルではなく「完全移籍での売却」にすることを一貫して優先していました。ベティスには完全移籍で彼を買い取るだけの資金的な余裕(サラリー上限枠)が残っておらず、この交渉は最終的に不成立となりました。

カサドはその後、完全移籍を目指してエヴァートンやバイエル・レバークーゼン、ベシクタシュなどからも関心を寄せられていましたが、結局、最終段階でセグンダから昇格したデポルティーボ・ラ・コルーニャへのレンタル移籍が決定的となりました。ベティスにとっては非常に惜しいターゲットの逃失となってしまいました。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ダニ・セバジョスの電撃合流に湧くベティスですが、パブロ・ガルシアとの涙の別れや、未だに残る人員過多問題、そしてレバンテ戦の敗戦で見えた守備の再構築など、ピッチ内外で激動の1日を過ごしています。今週末に控える王者レアル・マドリード戦で、新生ベティスがどのような戦いを見せるかに注目が集まります。