ロン・グーレイCEOの欧州復帰計画が完全破綻!9月3日木曜日13時からパテルナで釈明記者会見へ

2025年7月に就任したフットボールCEOのロン・グーレイ氏は、同年10月に「4回の移籍市場を経てチームを再び欧州の舞台へ復帰させる」というロードマップを掲げていました。2027年夏のヌエボ・メスタージャ開場に向けて強力なスカッドを完成させるという約束でしたが、3回目の移籍市場となった今夏の悲惨な結果により、その計画は事実上崩壊しました。グーレイ氏は過去に『バレンシアをかつての栄光へと戻したい。それは日々の取り組みによって勝ち取るべき価値だ。ヌエボ・メスタージャの開場は目前に迫っており、開場時に素晴らしいスカッドを用意したい。そのために我々には4回の移籍ウィンドウがある。簡単ではないが必ず達成する。すべての選手が欧州の舞台でプレーしたいと願っている』と壮大に語り、就任時の記者会見でも『私はこのクラブを本来あるべき場所へ戻すためにここにいる。残留争いをするために来たのではない』と言い切っていました。

しかし現実には、ピーター・リム氏やキアット・リム社長による投資削減方針を覆すことは一切できず、今夏の補強費はわずか900万ユーロに制限されました。就任1年目の冬にはウマル・サディクの獲得などで一時的にチームを活性化させたものの、今夏は主力を売却した一方で目立った戦力アップができず、開幕からホームで勝ち点を失うなど再び残留争いの影が忍び寄っています。移籍最終日の夜、グーレイCEOは無言でオフィスを去りましたが、ファンから大批判を浴びるこの不甲斐ない移籍市場について、9月3日木曜日の13時からパテルナで急遽釈明記者会見を開き、メディアからの厳しい質問に応じる予定です。

(via Superdeporte)

ハーヴェイ・エリオットが意気込み十分の入団会見!今季の個人目標に10から20ゴール・アシストを明言

正式に新加入したイングランド代表MFハーヴェイ・エリオットが記者会見に臨み、バレンシアへの移籍について『キャリアにおける大きな一歩であり、自分自身への大きな挑戦だ』と強い決意を表明しました。

バレンシアを本来あるべき欧州の舞台へ戻すことへの意欲を口にしつつ、自身の具体的なシーズン目標を問われると、プレッシャーを恐れることなく『ゴールとアシストを合わせて10から20の間という高い数字を自分自身に課したい。ぜひともそれを達成したい』と堂々と目標数値を明言しました。さらにバレンシアのレジェンドであるデビッド・シルバやダビド・ビジャを引き合いに出し、『バレンシアはヨーロッパでもビッグクラブとして見られている』ともコメント。また、元守護神のギオルギ・ママルダシュヴィリに事前に相談したエピソードを明かし、『彼にはただバカンスでバレンシアに行きたいとだけ伝えて、おすすめの場所を教えてもらったんだ。その時はまさか自分が本当にバレンシアの一員としてここに来るなんて思ってもみなかった』と笑顔で振り返りました。現在はバレンシアの強烈な太陽と暑さに適応する挑戦の真っ最中であり、カルロス・コルベラン監督と事前に電話で話し、求められる役割を共有したことも明かしました。日曜日のバルセロナ戦でのデビューに向け、闘志をみなぎらせています。

(via Estadio Deportivo)

補強投資額はラ・リーガ14位の危険水域!他クラブに大きく差をつけられた冷酷な現実

今夏の移籍市場が閉幕し、バレンシアの補強総額がわずか900万ユーロ(アルナウ・マルティネスの500万ユーロと佐藤龍之介の400万ユーロの移籍金)であったことが確定しました。これはラ・リーガ全20クラブの中で14位、つまり下位7チームに入る「危険水域(ゾーン・ロハ)」の規模に沈んでいます。

レアル・マドリード(2億2500万ユーロ)、バルセロナ(1億8400万ユーロ)、アトレティコ・マドリード(1億2300万ユーロ)の3強が他を圧倒し、全体の約70%の投資を占めているのは言うまでもありませんが、バレンシアの深刻さは中堅・下位クラブにも完全に投資額で置いて行かれている点にあります。今季のチャンピオンズリーグに挑むベティス(3050万ユーロ)やビジャレアル(1650万ユーロ)は遠く及ばず、デポルティーボ(2600万ユーロ)、エルチェ(2320万ユーロ)、レーシング・サンタンデール(2050万ユーロ)、さらにはヘタフェ(1950万ユーロ)やセビージャ(1550万ユーロ)などの半分にも満たない惨状です。言葉だけの「競争力のあるプロジェクト」が、冷酷なデータによって完全に否定されています。

(via SPORT)

宿敵レバンテのSDが会見で暴露!最終日にエヨンへの問い合わせがあったが本人がバレンシアを即座に拒否した

宿敵レバンテのスポーツディレクターであるエクトル・ロダス氏が記者会見を行い、移籍市場最終日のバレンシアとの交渉の真実を暴露しました。

サディクの長期離脱を受けてパニック補強に走ったバレンシアが、最終盤にレバンテのストライカー、エッタ・エヨンに急接近した件について、ロダス氏は『バレンシアから彼の状況について問い合わせの電話があったのは事実だ。しかし、彼は他からのすべての提案と同様に、バレンシアからの話も断った。クラブとしては財政的な理由から売却したかったが、選手自身がレバンテに残って自身の価値を示すという決断を下したため、その決定を尊重せざるを得なかった』とコメント。結局、バレンシアはマルビン・ドゥクシュの獲得に失敗したのち、大慌てでエヨンにアプローチしたものの、選手本人の頑なな拒否姿勢と時間切れにより、何も得られずに終わりました。

(via Superdeporte)

アカデミーに頼もしい実力派が加入!クルトゥラル・レオネサからMFアドリアン・ルイスを完全移籍で獲得

トップチームの補強が困難を極め、最終日も事実上の補強ゼロに終わった一方で、アカデミー部門(VCFメスタージャ)には着実な補強が行われました。バレンシアは、クルトゥラル・レオネサから22歳のセントラルMFアドリアン・ルイスを完全移籍で獲得したことを公式発表しました。

アドリアン・ルイスは昨シーズン、1部RFEF(スペイン3部相当)のマルベージャCFにレンタル移籍し、リーグ戦30試合に出場してピッチ中央で確かな存在感を示した実績のある実力派です。まずはBチームであるVCFメスタージャの主軸としての稼働が予定されていますが、現在のトップチームの怪我人の多さを考慮すれば、カルロス・コルベラン監督にアピールして早期にトップチームに引き上げられる可能性も大いにあります。

(via Superdeporte)

移籍市場閉幕後も諦めない!クラブはサディクの代役として無所属のフリーエージェント選手の獲得を検討

移籍ウィンドウが閉じ、不満が噴出しているバレンシアですが、クラブのスポーツディレクター陣はまだ完全に動きを止めたわけではありません。現在、クラブは無所属(フリー)となっている選手の獲得調査を行っています。

これは、エース候補だったウマル・サディクが全治2ヶ月以上の重傷を負い、その代役ストライカーを誰も確保できなかったという最悪の状況を少しでも解消するための緊急手段です。ドゥクシュやエヨンの獲得失敗により、カルロス・コルベラン監督が起用できるストライカーは極めて少ない状態です。クラブは、現在の財務制限の中で登録可能で、即戦力となる「フリーの9番(センターフォワード)」を見つけ出すため、代理人や仲介人との接触を進めています。

(via Superdeporte)

日曜激突のバルセロナ最新動向!フリック監督熱望の19歳MFが急遽登録&ガビの復帰プロセスも前進

日曜日にメスタージャでバレンシアを迎え撃つ首位バルセロナの最新ニュースです。バルセロナは、ジローナへの移籍(150万ユーロでの保有権半分売却)がほぼ決定していた19歳のカンテラMFブライアン・ファリニャスについて、ハンジ・フリック監督の強い希望で交渉をストップさせ、背番号4でのファーストチーム登録を正式に完了させました。フリック監督は練習での彼のパフォーマンスを絶賛しており、メスタージャでの試合でデビューさせる可能性もあります。

また、開幕戦で右足を負傷して心配されていたガビについても、木曜日から全体練習の一部に合流することが決まりました。バルセロナは焦ってリスクを冒すつもりはないものの、回復は順調そのもので、メスタージャへの遠征メンバーに含まれる可能性が上がっています。

(via SPORT)

【本日の総括】

移籍市場が閉まり、投資額は危険水域のラ・リーガ14位という厳しい現実が浮き彫りとなりました。ロン・グーレイCEOの計画が破綻する中で、本日行われる釈明記者会見に大きな注目が集まります。また、新戦力エリオットの熱い決意やフリー市場での「9番」物色の動きなど、わずかな希望を抱きつつ、日曜日の王者バルセロナ戦に挑みます。