アンドレ・アルメイダのレーシング・サンタンデールへのローン移籍が合意!
ポルトガル人ミッドフィールダーのアンドレ・アルメイダの去就に、移籍市場の最終盤で電撃的な決着がつきました。長らくセルタ・デ・ビーゴとの交渉が続けられていましたが、バレンシアが頑なに求めていた金銭的条件とセルタ側の要求が折り合わず、交渉は完全に停滞。そこへ急浮上した同じラ・リーガのレーシング・サンタンデールとの間で、期限付き移籍が急転直下で合意に達しました。
今回の契約期間は今シーズン終了までの1年間で、買い取りオプションは含まれていません。バレンシア側は単なる無料レンタルでの放出を断固として拒否し続けていたため、レーシング・サンタンデールが約50万ユーロのレンタル料を支払うという条件で合意が結ばれました。さらに、新天地となるサンタンデール側がアルメイダの給与を全額カバーするため、バレンシアにとっては財政的にも選手登録枠の観点からも非常に大きなメリットが得られることになります。
現在26歳のアルメイダは、カルロス・コルベラン監督の今季の構想から外れており、先日のデポルティボ・ラ・コルーニャ戦でも遠征メンバーから外れていました。レーシング・サンタンデールでは、かつてバレンシアで同僚だったゴールキーパーのフレン・アギレサバラや、元バレンシアのレジェンドであるセルヒオ・カナレス、そしてファク・ゴンサレスらと再会します。中盤の定位置争いにおいては、カナレスのほか、新加入のイバン・マルティンやコロンビア代表のグスタボ・プエルタ、そして左ウィングのスターであるイニゴ・ビセンテら強力なライバルたちと競い合うことになります。(via ElDesmarque / via SPORT / via Superdeporte / via MARCA)
新加入ハーヴェイ・エリオットがメディカルチェックに合格しバルサ戦に照準!
リヴァプールからの期限付き移籍が確実視されていた23歳のハーヴェイ・エリオットが、火曜日の早朝に地元医療機関のIMEDにてメディカルチェックを無事にパスしました。正式なクラブからの公式発表はこれから行われる段階ですが、エリオットはすでにバレンシアの一員としての表情を見せてメディアの前に現れました。
メディカルチェックを終えて施設から出てきたエリオットは、待ち構えていた地元メディアの取材に対し、満面の笑みを浮かべながら『すべて順調にクリアした。体調はとても良くて、プレシーズンでも4、5試合に出場している。今週末の日曜日に控えるバルセロナ戦でピッチに立ちたいと思っているし、準備は万全だ。あとはすべて監督の決断に委ねられているよ』と語り、日曜日のデビューに向けた強い自信と意欲を明かしました。
昨シーズンはアストン・ヴィラで本来の実力を発揮できず不本意な時期を過ごしたエリオットですが、今夏はリヴァプールで実戦を想定したトレーニングを積んできました。リヴァプールでは、オササナからビクトル・ムニョスが加入したことでポジション争いが激化し、エリオットの出場機会を確保するための玉突き的なバレンシアへの移籍という背景があります。深刻な負傷禍と成績不振に苦しむチームにとって、彼の加入はこれ以上ないカンフル剤となります。コンディションに問題がなければ、今週末にメスタジャで行われるFCバルセロナ戦でいきなり招集メンバーに名を連ねることは確実視されています。(via SPORT / via Superdeporte / via ElDesmarque)
キャプテンのホセ・ルイス・ガヤが直面する異例の2試合連続ベンチ温めと契約問題の全貌!
バレンシアの絶対的な象徴でありキャプテンを務めるホセ・ルイス・ガヤが、クラブでのプロキャリアの中で経験したことのない試練に直面しています。ガヤは、先日のレアル・ベティス戦に続き、日曜日に行われたデポルティボ・ラ・コルーニャ戦でも1分もピッチに立つことなく、ベンチで試合終了のホイッスルを聞きました。
フィジカル面や怪我の問題は一切なく、コンディションは完全に万全であったにもかかわらず起用されなかった理由は、純粋なスポーツ上の判断です。カルロス・コルベラン監督は、現在のコンディションやパフォーマンスにおいて若手のヘスス・バスケスの方が上回っていると判断し、彼を左サイドバックのスターティングメンバーとして選び続けています。
2014年にトップチームデビューを飾って以来、ガヤが体調万全でありながら2試合連続で出場機会を失ったことは一度もありませんでした。これまでバレンシアでリーグ戦344試合に出場し、そのうち324試合で先発を務めてきたキャプテンにとって、ベンチのまま出番がなかった試合はこれまでの長い歴史でわずか13回しかなく、そのうちの2回が今回連続して訪れたことになります。かつてはシケイラやラト、ジャウメ・コスタといった並み居る競合相手がいながらも常に定位置を死守してきた彼も、現在31歳となり、勢いに乗る若きヘスス・バスケスの台頭に対して、ピッチの上で答えを示す必要に迫られています。
さらに、このピッチ上での冷遇は、彼の将来の契約を巡る不透明な状況とも重なっています。ガヤとバレンシアの契約は2027年まで残されていますが、クラブ側から最近提示された契約延長オファーの条件は、選手の代理人が想定していた額を大きく下回る著しく低いものだったため、代理人側は交渉の席にすらつかず、検討もしていない状況です。コルベラン監督はガヤの将来や、彼がいないバレンシアについて問われた際、『今現在、ガヤはバレンシアの選手だ。したがって、私は彼がチームにいるバレンシアの姿しか頭に描いていない』と語るに留め、具体的な言及を避けました。(via Estadio Deportivo)
移籍最終日の補強戦略とディエゴ・ロペスの登録を巡る舞台裏!
移籍市場の最終日、バレンシアのスポーツ部門は時間との戦いを強いられています。アンドレ・アルメイダの退団が成立したことで、バレンシアは貴重な選手登録枠を2つ空けることに成功しました。これにより、かつてアルメイダが背負う予定だった背番号10番と、同じく空いていた17番の2つの空き番号が生まれました。
この枠の確保により、新加入のハーヴェイ・エリオットを無事に登録するための予算と枠が整っただけでなく、バレンシアが抱えていたディエゴ・ロペスの登録枠問題も解消へと向かいました。大怪我を負っているディエゴ・ロペスは、復帰が1月になる見込みであるため、もし他の選手の放出が進まなければ、新規加入選手を登録するために一時的にリーグのメンバー登録から外される危機に瀕していましたが、アルメイダの退団がこの問題を未然に解決しました。
バレンシアのこれからの補強の最優先事項は、ハムストリングを痛めて最低2ヶ月の長期離脱を余儀なくされたウマル・サディクの代役となるストライカーの確保、および崩壊した守備陣を立て直すための実力派センターバックの獲得です。ストライカーの獲得候補としては、カメルーン人のエッタ・エヨンがリストアップされています。一方で、メキシコのティグレスから獲得に関心を持たれていると噂されていたアルノー・ダンジューマについては、彼の保有権利の50%を宿敵ビジャレアルが持っている複雑な契約事情もあり、今回の市場でバレンシアを去る可能性は極めて低くなっています。また、余剰戦力とみなされているダニ・ラバの売却も最終日まで模索されていますが、具体的な引き取り先が見つかる兆しはありません。(via ElDesmarque / via Superdeporte / via MARCA)
元レジェンドのハビエル・カムニャスが暴露する2009年バレンシアとの幻の大型契約!
かつてラ・リーガを沸かせたアタッカーであるハビエル・カムニャスがポッドキャスト『Los Fulanos』に出演し、2009年夏の移籍市場でバレンシアと交わしていた、今だからこそ明かせる衝撃的な裏話を暴露しました。
当時、レクレアティーボ・ウエルバで10ゴールを記録し、リーグの旋風となっていたカムニャスは、当時のバレンシアを率いていたウナイ・エメリ監督から非常に高く評価され、バレンシアと4年間の大型ミリオン契約でプレ合意に達していました。当時のバレンシアは財政難を解消するためにダビド・ビジャかダビド・シルバのどちらかを売却する予定で、その移籍金をもとにカムニャスをチームに迎える手はずを整えていました。
しかし、当時のバレンシアが抱えていた負債は5億4700万ユーロという天文学的な数字に達しており、クラブ存続のために9240万ユーロの増資に踏み切る最中、ビセンテ・ソリアーノ会長が突然の辞任を発表。その直後に新会長に就任したマヌエル・ジョレンテが、クラブの財政再建を理由にそれまでの計画をすべて覆しました。カムニャスによれば、新会長のジョレンテは就任するやいなや『選手は誰一人として売却しないし、新しい選手も絶対に獲得しない。契約などすべて破棄だ』と言い放ち、すでに合意していた4年間の大型契約を容赦なく白紙に戻したのです。
バレンシアは結局、大黒柱のビジャとシルバをその夏は残留させ(ビジャはチェルシーからの4500万ユーロのオファーを断ったものの、翌年にバルセロナへ4000万ユーロで移籍)、ラウル・アルビオルを売却することで急場をしのぎました。一瞬にしてバレンシア、そしてチャンピオンズリーグでのプレー機会を奪われたカムニャスですが、マジョルカやエスパニョール、レーシング・サンタンデールからも誘いがある中で、最終的には移籍金約150万ユーロ未満でオササナへ移籍。契約条件は他クラブより低かったものの、オササナの確実な支払い能力とクラブ側の熱意を信頼して決断したと語り、『オササナへの移籍は自分のキャリアにとって大正解だった』と、今でも誇らしげに振り返りました。(via Superdeporte)
【本日の総括】
移籍市場の最終日にバレンシアは大きな動きを見せました。アンドレ・アルメイダのサンタンデール移籍により、ハーヴェイ・エリオットの登録スペースと貴重な資金を捻出。さらなるアタッカーやディフェンダーの獲得に向けて最後の調整を続けています。その一方で、長年チームを支えたキャプテンのホセ・ルイス・ガヤを巡る冷遇と契約交渉の停滞、さらには元レジェンドの過去の暴露話など、ピッチ外での不安定なクラブマネジメントが改めて浮き彫りとなる一日となりました。
