最新メンバー&怪我人情報!カセレスの電撃先発と復帰パンダの「90分制限」

この重要なヘタフェ戦に向け、セルタの最新のスカッド事情と対戦相手の動向が明らかになっています。

まず、前線には心強いニュースがあります。ヒラメ筋(sóleo)の負傷により戦列を離れていたフォワードのボルハ・イグレシアス(愛称:パンダ)が怪我を克服し、今回の招集メンバーに復帰しました。しかし、クラウディオ・ヒラルデス監督は彼の状態について慎重な姿勢を崩しておらず、会見で『彼はまだ90分間フルでプレーできる状態にはありません』と述べています。これにより、ワールドカップ王者でもある経験豊富なストライカーが、スタメンとしてスタートを切るのか、あるいは後半の勝負どころでジョーカーとして投入されるのか、監督の起用判断が注目されています。もし彼が先発に名を連ねる場合、イアゴ・アスパス、そしてウーゴ・アルバレスと並んで3トップを形成する見込みです。

また、ディフェンスラインには大きな期待が集まっています。今夏の移籍市場の最終盤にメキシコのクラブ・アメリカから加入したウルグアイ代表DFセバスティアン・カセレスは、チーム合流後にわずか2回しか練習を行っていませんが、すでに非常に高いフィットネスレベルとリズムを維持しています。ヒラルデス監督は、彼にいきなりセルタの守備陣を統率する役割を与える可能性があり、その場合は新加入のマルコス・アロンソ、そして成長著しいハビ・ロドリゲスと3バックを形成することが予想されています。

一方で、中盤では主力のアレックス・フェバスが負傷からの回復が間に合わず、今回の遠征を欠場することが確定しました。さらに、下部組織出身のアンドレス・アンタニョンと、若手のファイェの2名については、怪我ではなく監督の戦術的判断によって招集メンバーから外されています。このフェバスの欠場に伴い、中盤の底(ダブルボランチ)はミゲル・ロマンとイライクス・モリバのコンビが先発として出場する可能性が極めて濃厚です。

対戦相手であるヘタフェ側も、台所事情はかなり深刻です。ボルダーラス監督は会見で、『会長の意見に完全に同意するが、私たちのスカッドは非常に手薄な状態になってしまった』と、移籍市場の最終結果に対する不満と危機感を露わにしています。市場閉幕間際にネマニャ・グデリとイヴァン・アゾンを獲得したものの、同時にフアン・ベロカルとイヴァン・ネユがチームを去ったため、選手層の枚数自体は全く増えませんでした。

ヘタフェは現在、主力のアブデル・アブカルが出場可能か微妙な状態であるほか、クリスタントゥス・ウチェとファンミ・ヒメネスの2名が怪我により確実に欠場します。ただし、マリオ・マルティンとアンドレス・ガルシアの2名は負傷から回復して復帰する見込みで、新戦力のグデリは中盤でフランチョとスタメンの座を争っています。

予想スタメンは以下の通りです。

ヘタフェ予想:

GK ダビド・ソリア

DF グデリ、ロメロ、ジェネ、モヒカ

MF フェメニア、マンガラ、フランチョ、テラッツ

FW サトリアーノ、エネス・ウナル

セルタ予想:

GK ラドゥ

DF ジョエル・ラゴ、マルコス・アロンソ、ハビ・ロドリゲス

MF カレイラ、モリバ、ロマン、ハビ・ガラン

FW ウーゴ・アルバレス、アスパス、パブロ・デュラン

両指揮官がどのようなチェス盤をコリセウムで描くのか、今夜の采配から目が離せません。 (via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

ヨーロッパリーグとの並行スケジュールによる超過日程で、早くも勝ち点2の窮地に立たされているセルタ。今夜、鬼門コリセウムにて、昨季から無得点が続く天敵ヘタフェと対峙します。歴史的な得点力不足を解消すべく、復帰したボルハ・イグレシアスと新戦力カセレスが、ボルダラスの強固な守壁をいかに打ち破るかが勝利への唯一の鍵となります。