1部リーグデビュー28周年 聖地ベルナベウでの第一歩から始まった黄色い潜水艦の驚異的な躍進劇

1998年8月31日の月曜日、ビジャレアルCFはクラブの歴史において記念すべき一歩を踏み出しました。それは、聖地サンティアゴ・ベルナベウという最高の舞台でのプリメーラ・ディビシオン(1部リーグ)デビューでした。

当時のチームを率いていたのはホセ・アントニオ・イルレギ監督。対するレアル・マドリードはフース・ヒディンク監督が指揮を執るスター軍団でした。結果は4ー1でレアル・マドリードに軍配が上がりましたが、ビジャレアルは開始わずか3分で歴史にその名を刻むことになります。ヒカ・クライオベアヌがヘディングシュートを突き刺し、クラブ史上初となる1部リーグでのゴールを記録。ベルナベウを一瞬にして沈黙させました。

その後、前半34分にラウル・ゴンサレスが同点ゴールを決め、試合は1ー1でハーフタイムを迎えます。しかし、後半開始直後に大きな転換期が訪れました。後半49分にビジャレアルのモイセスが退場処分となると、レアル・マドリードはすぐさま数的不優位に陥ったビジャレアルを襲います。後半50分にミヤトヴィッチが2ー1となる勝ち越しゴールを決め、その9分後の後半59分にはサヴィオが追加点を奪いました。さらに後半67分、ラウルがこの日自身2点目となるゴールを決め、4ー1で試合は終了しました。

この歴史的なデビュー戦でビジャレアルが送り出した先発メンバーは以下の通りです。

GK:パロップ

DF:パスクアル、セレール、ロベルト、アレギ

MF:ヘラルド、アントニオ・ディアス、アルベルダ、アルファロ

FW:モイセス、クライオベアヌ

また、試合の途中からはアンヘル・ルイス、アルベルト・サアベドラ、ガルシア・サンフアンの3選手も交代出場し、歴史的なピッチを踏みました。

当時、最も楽観的なファンや関係者であっても、ここからの数十年間でクラブが遂げる驚異的な急成長を予感することはできなかったでしょう。ビジャレアルは1部リーグに昇格してからの27シーズンのうち、実に19シーズンで欧州カップ戦への出場権を手にしています。

今季、2026/27シーズンはクラブ史上6回目となるチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージに挑みます。さらにこれまでにヨーロッパリーグ(旧UEFAカップ含む)には12回も出場しており、2021年には悲願の初優勝を果たしてヨーロッパの頂点に立ちました。また、2022/23シーズンにはカンファレンスリーグでも熱戦を繰り広げました。

現在、欧州の舞台で確固たる地位を築いている黄色い潜水艦ですが、その偉大な航海のすべては、28年前のベルナベウで放たれたあのヘディングシュートから始まったのです。(via SPORT)

【本日の総括】

ビジャレアルCFの1部リーグデビュー28周年を記念し、当時のベルナベウでの劇的なデビュー戦の様子を振り返りました。今や欧州の常連となったクラブの原点をたどる、ファン必見の歴史的エピソードです。