セルジ・ダルデルが語るマジョルカ残留の決意と新体制への期待

セグンダ(2部)降格という厳しい現実を突きつけられたRCDマジョルカにおいて、セルジ・ダルデルがチームの再起に向けた強い決意を表明しています。マルティン・デミチェリス前監督の退任など激動の夏を過ごしたチームですが、ルイス・ガルシア新監督の就任により状況は落ち着きを取り戻しつつあります。ダルデルは1部リーグや海外からの複数のオファーを断り、マジョルカでの泥臭い戦いを選択しました。

ダルデルは現在のチーム状況について『1ヶ月前はもっと悲観的で痛みを感じていたが、今日ではよりポジティブになり、クラブやチームメイトの良い面が見えるようになった』と語り、チームが再び機能し始めていることを強調しています。

降格の責任を痛感しているダルデルは『降格が決定する前から、もしチームが落ちたとしても、よほどのことがない限りマジョルカを去らないと決めていた。1部リーグの監督から声をかけられることもあったが、今年は他のオファーを聞くつもりはなかった。自分を重要な存在として扱ってくれる環境があるのなら、ここに残るのが自分の願いだった。マジョルカでセグンダを戦うことは、自分にとって何の問題でもない』と、2020年のエスパニョール時代と同様に1年での1部復帰に全力を注ぐ覚悟を示しています。

また、デミチェリス前監督の突然の退任劇については『客観的に見れば、マジョルカに愛着がなく、チャンピオンズリーグに出場するチームから多額のオファーがあれば移籍するのは理解できる。90%の監督が同じ行動をとるだろう。しかし、そのやり方は間違っていた。我々に団結のメッセージを送り、全員に残留を説得しておきながら自分が去るのでは、その言葉に信憑性はない』と苦言を呈しました。

一方で、新たに就任したルイス・ガルシア監督に対しては全幅の信頼を寄せています。『彼が来ると聞いた時、自分たちに起こり得る最高の出来事だと思った。彼の戦術やゲーム理解は素晴らしく、常に細かく修正してくれる。エスパニョール時代と同じポジションでプレーするが、周りの選手が違うため、よりアンカーとしての役割が求められる。サム・コスタ、モヒカ、ビルヒリといった選手たちが自分のプレーの助けになるだろう。彼のような監督が、自分のプレースタイルを最大限に引き出してくれることに深く感謝している』と絶賛しています。

最後にチームメイトとファンに向けて『頭の10%でもここから離れている選手は、出て行った方がいい。我々はセグンダで最高のスカッドを持っていると確信しているが、ピッチでそれを示さなければならない。ブルゴスやセウタへの遠征は苦しい戦いになるだろう。スター気取りで走らない選手がいれば、我々は負ける。マジョルカのファンには、今季はとても美しいシーズンになると伝えたい。我々は勝つことに慣れると確信している』と力強いメッセージを送りました。 (via MARCA)

王者PSGとの「トロフェオ・シウタ・デ・パルマ」チケットが完全ソールドアウト

来週水曜日に本拠地ソン・モイシュで開催される「トロフェオ・シウタ・デ・パルマ」のパリ・サンジェルマン(PSG)戦が、信じられないほどの熱狂を生み出しています。欧州王者であるPSGをホームに迎えるこの一戦は、レアル・マドリードやバルセロナ戦に匹敵する興奮を呼び起こしており、チケットは週明けの時点で完全にソールドアウトとなりました。

マジョルカは現在セグンダに所属しながらも19,500人以上のソシオを抱えており、この試合に向けて販売された35〜50ユーロの一般チケット5,000枚以上も瞬く間に完売しました。ルイス・エンリケ監督率いるPSGは、この試合の1週間後にアストン・ビラとのUEFAスーパーカップを控えており、世界最高峰のスター選手たちを間近で見ることができる貴重な機会となっています。過去20年間でソン・モイシュを訪れた対戦相手の中でも、間違いなく最高位のプレステージを誇る親善試合です。

このビッグマッチは、2023年夏にイ・ガンインを2200万ユーロでPSGに売却した際の合意事項の一環として実現したものです。カレンダーの都合などで開催までに3年を要し、イ・ガンイン自身はすでにアトレティコ・マドリードへ移籍しているためソン・モイシュへの帰還は叶いません。しかし、PSGからビジャレアルへ移籍し、この夏マジョルカにレンタル加入したGKアルナウ・テナスにとっては、わずか数週間で古巣と顔を合わせる非常に特別な再会となります。

バジャドリードとのリーグ開幕戦を10日後に控えたマジョルカにとって、格下との親善試合を2試合消化した後のこのPSG戦は、チームの真の実力を測る最高の試金石となります。満員のソン・モイシュで、マジョルカが欧州王者を相手にどのような戦いを見せるのかに大きな注目が集まっています。 (via SPORT)

レアル・サラゴサの若手FWアドリアン・リソ獲得に向けた動向

前線の補強を急ぐマジョルカが、レアル・サラゴサに所属する若手アタッカー、アドリアン・リソの獲得に向けた動きを見せています。

レアル・サラゴサは攻撃陣の再編を図っており、第一希望としていたヘスス・デ・ミゲル(テネリフェ)の獲得が、選手の恥骨炎によるフィジカル面の不安からリスクが高いと判断され難航しています。そのため、サラゴサはアドリアン・リソやサメド・バズダールの放出を優先して進める方針を固めており、マジョルカはこの状況を注視しています。

アドリアン・リソには多くのクラブが関心を寄せていますが、ここ数日でマジョルカへの移籍の選択肢が再び熱を帯びてきました。ただし、選手本人が1部リーグ(LALIGA EA SPORTS)でのプレーを最優先に希望していることや、移籍に伴う経済的な条件がハードルとなっており、交渉は一筋縄ではいきません。他のライバルクラブも虎視眈々と状況をうかがっているため、今後の移籍市場の動向から目が離せません。 (via ElDesmarque)

CDテネリフェのレジェンド逝去、かつてマジョルカ戦でデビュー弾

CDテネリフェの歴史に名を刻む元サッカー選手、ゴンサロ・ディアス・ベイティアが89歳でこの世を去りました。ビスカヤ県セスタオ出身の彼は、アスレティック・ビルバオなどを経て1961年の夏にテネリフェへ加入しました。

彼のキャリアの中でRCDマジョルカとの深い縁を示すエピソードが残っています。テネリフェが1部リーグに初昇格した歴史的な1961-62シーズン、リーグ第4節のRCDマジョルカ戦で彼はデビューを飾り、見事にゴールを記録して3-0の勝利に大きく貢献しました。交代枠が存在しなかった時代に、圧倒的なスタミナと決定力でチームを牽引した名選手の訃報に、スペインサッカー界から多くの悼む声が寄せられています。 (via SPORT)

【本日の総括】

セグンダ降格という逆境の中、セルジ・ダルデルの力強い残留宣言とルイス・ガルシア新体制への期待がチームに明るい兆しをもたらしています。来週には欧州王者PSGをホームに迎える親善試合が超満員で行われる予定で、開幕に向けた最高のテストマッチとなります。また、移籍市場ではアドリアン・リソの獲得を狙う動きが活発化しており、戦力補強の行方にも注目です。