ウマル・サディクのアノエタ帰還と驚異のヘディングスタッツ

ナイジェリア人ストライカーのウマル・サディクが、完全移籍を果たして以降初めて古巣アノエタに帰還する。彼は今、ソシエダのファンや関係者を大いに驚かせている。

2020年にアルメリアから2000万ユーロというクラブ史上最高額でレアル・ソシエダに加入したサディクだったが、移籍後わずか2試合目で膝の十字靭帯断裂という重傷を負った。復帰後もクラブやチームのスタイルに馴染めず、ソシエダでは57試合でわずか5ゴールと期待外れに終わっていた。

しかし、2025年1月にバレンシアへローン移籍するとプレーの喜びと得点感覚を取り戻し、2026年1月には完全移籍を果たした。バレンシアではこれまで39試合に出場し12ゴールを記録。バレンシアのように得点力不足に悩むチームにおいて、この数字は決して悪くない。

特に注目を集めているのが、最近の驚異的なヘディングでの決定力だ。直近で彼が決めた3ゴール(マジョルカ戦、ジローナ戦、アスレティック戦)はすべて頭で合わせたものだった。サン・セバスティアン時代には全く見られなかったこの空中戦の強さに、多くのレアル・ソシエダファンがSNS上で驚愕の声を上げている。

好不調の波はあるものの、彼が今季の後半戦で挙げた4ゴールは、チームに極めて重要な5ポイントをもたらしている。アノエタのファンが、かつての史上最高額のストライカーをどのように迎えるのかにも注目が集まる。

(via MARCA / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

バレンシアは今夜、残留確定とヨーロッパ進出の望みを懸けて因縁の相手ウマル・サディクと共にアノエタへ乗り込む。ガヤ、サラビアら最終ラインの主力やベルトランを負傷で欠き、さらに多くの選手が累積警告の危機にある厳しい台所事情だが、カンテラーノを含めた総力戦でこの大一番に挑む。